見出し画像

デジモンアドベンチャーメモリアルストーリー「空へ」ネタバレあらすじ&感想

渋谷PARCO6Fリミテッドベース期間限定POP UP THEATER「デジモンショップ」(2019/11/22〜2020/1/9)にて鑑賞

個人の記憶を元にした記事ですのでここに書かれている内容には一部誤解や解釈違いが混じる可能性があるので予めご注意下さい

以下に本編のネタバレを含みます


▽▽▽本文ここから▽▽▽

会場はお店とドアで区切られた4、5m四方程度の空間に椅子をいくつか置いたもの

入れ替え制で入場者が着席後に係員が動画の再生を開始するシステム

録音、撮影は禁止との注意表記

冒頭にラストエボリューション絆の予告編(既報のものと同じ)

遠景 2020 お台場のテロップ

自宅で着物姿で生け花をする空

カレンダーに生花展の日程が印されている

雑誌に載っている母の記事を眺めるも何やら思い詰めた様子

携帯端末に仲間からメッセージアプリで渋谷にデジタルゲート出現の兆候があるとの知らせが入る

それを一度見るものの再び生け花と向き合う空

ピヨモンが返信をしなくて良いのか尋ねる

邪魔しないでほしい、今はこれをやらないといけないという空

カットが変わり状況が終了した知らせが仲間たちから流れてくる(戦闘があった?)

ここでも悩んだ表情を見せるが返信をしない空

とそこへミミから動画通話の着信が入る

グループトークでもほとんどコメントがつかないため心配だったという

空は開催の迫った母の生花展に自分も作品を出すことが決まったことを告げ、そのために付き合いから疎遠になっていることを詫びる

ミミは自分はほとんど海外にいて参加出来てないからお互い様であるとフォローする

以下ミミと空の会話でそれぞれの置かれている状況が説明される

ミミは自前で"かわいい"を広めるためのティーカップなどの通販サイトの立ち上げ作業をしている(背景で箱詰め作業をするパルモン)

そのウェブ構築は光子郎も関わっており(ほとんど任せているようだ)、光子郎が社長業をやりながらパートナーデジモンを得た人間たちのコミュニティも統括しておりハイスペックであると評される(画面ではオフィスか会議室らしき場所で資料の説明をする光子郎の姿)

世界中でパートナーデジモンのいる人間は3万人になるらしい(その資料のクローズアップ)

あれから10年が経って来年タケルとヒカリが20歳で成人することに感慨する会話中の2人(どこかのお店の中のタケルとヒカリ)

丈は医学部で忙しい(手術室のようなところで実習中の丈)

ヤマトはやりたいことが重なってきた(図書館で調べ事をするヤマト その手には航空宇宙の本)

太一さんはよくわからない(一人どこかの町中を歩く太一)

(投稿者注※大輔、賢、京、伊織、その他知り合ったはずの子どもたちがいるはずですがここの会話では出てきませんが仕様です)

自分たちが選ばれたのは運命だけど宿命ではない、したいことをしても良いはずだろうと持論を述べるミミ

空はその言葉に慰められる

通話の後、弱気な空を見て花を持ってくるピヨモン

花は気持ちを表すもの、この花を見て空に元気になってほしいと話すピヨモン

空は家元の娘や選ばれし子どもではない普通の女の子になりたいという本心を吐露する

ピヨモン「空が広いのは自由に飛ぶため」

BGM:SEVENのアレンジバージョン

───後日、生花展当日

空の生け花が展示されている

作品タイトルは「友」

それはまるでそれぞれの選ばれし子どもたちの活躍を思わせるかのように様々な色や形の花が思い切って使われていた

空はピヨモンに告げる

私はもう戦いに参加しない

暗転してスタッフテロップ

上映は終了しましたの文字

△△△本文ここまで△△△


以下雑感など

短編ということでしたが動画も割ってありますし戦闘こそ無いものの既に予告編や本編一部先行公開で明かされている映像とクオリティ的に差は無いように感じました。

設定的な面でいえばデジヴァイスがスマホ型になってある程度使いこなされていることと

何らかの原因で時々選ばれし子どもたちの出動が必要な事態があること

しかしそれは自主性に委ねられているという辺りが読み取れました。

またパートナーデジモンの数が全世界で3万人を超えたという台詞があったのでこれに関する描写も本来ならば十分な尺が必要に感じる部分ですがこのフィルムの主題ではないため深くは描かれませんでした。

無印メンバーは声こそないものの全員が成長した姿で画面に登場。今後の本編に向けて胸が高鳴ります。

カレンダーの日付が何日だったのか忘れてしまったので他の方の補完に期待します。

うまいなと思ったのがタイトルで
単に武之内空に向けたメッセージなので「空へ」なのかと思っていたらそれ以上の意味が含まれていたことには素直に関心しました。

これが映画の前日譚なら本編も期待して良いのかなと思う反面、鑑賞するための手段が限定的すぎるのは非常に気になりました。

特定の店舗で期間も限られ、なおかつ買い物をしないと入場すら出来ないというのは世界にいるデジモンファン達からしたら臍を噛む思いでしょう。
逆の立場だったとしたら身が切られるような思いです。クラウドファンディングも国境の壁がありましたし。

国内の私であっても日程の調整と交通費+規定のグッズ代というコストが必要でした。
しかもこれが後何本かあるというのはあまり考えたくありません(特に日程について)。

この1章については後日webで公開予定とのことなのでポイントだけ溜めておいて2章や3章が箱にかかる時に使えば良かったかなーと思わないでもないですが(ポイントカードがあって税込5,000円以上で1回見られる)
まあ先行して見られる分だけ内容に思いを馳せる時間が作れるので良しとします。

まとめると中身は良いものだけど見るのが難しいかなーっていう感じです。
渋谷パルコに行くことができて5,000円分の買い物にためらいが無ければ見ないのはもったいないでしょう。


思い出せる範囲で質疑を受け付けますのでコメントお待ちしてます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?