見出し画像

観後感想「幸せへのまわり道(A Beautiful Day in the Neighborhood)」

 2019年トムハンクス主演で描かれたアメリカの子供向けテレビ番組のMCとそれを取材した記者との物語です

 聖職者がいるとすればこの方なんだろうと思える様な人柄 話し方、人との接し方、物の人の見方、それぞれが優しさに包まれてて、本質を見抜く力 慈愛に満ち溢れたそれは、観るものの心を温かくしてくれます

 レストランで「1分間だけ、あなたを愛してくれた、守ってくれた、高めてくれた人のことを考えて下さい」 そこから1分間スクリーンから音が消え、レストランにいた人々も目を閉じ、瞑想に耽る そんなシーンがあります 自分も同じ様に色々と思い出してみます 母、父、兄弟、友人、先生 それぞれの温かい思い出が心を温かくしてくれました

 トムハンクスが当人が乗り移ったかの様な演技、脚本に込められた心情が一つ一つ丁寧に描かれているそんな映画でした
 心がしんどくなった時、是非みんなに観て欲しいと思える映画です
 観ている間に幾度となく涙が溢れました

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?