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俺のスマホ

昔からケータイが大好きだった。いろいろ買った。時には年に3台3キャリア分買ったこともある。当時のガラケーには夢があった。各社が工夫を凝らし、家電量販店のケータイ売り場へ行くのが日課になっていた。
途中でBlackberryの存在を知り、すぐに手を入れた。画期的だった。小さいqwertyキーボードが付いていて、メールの返信が楽だったのでずっと使っていた。

Blackberry

Blackberryのキーボードが少しずつキーボタンが取れ始めたころ、iPhoneに手を出した。キーボードが付いていない、なんかヌルっとしたそいつは最初は全く馴染まなかった。あのソフトウェアキーボードが上手く打てなかったのだ。日本語用の12キーと英文用のqwertyを切り替えられるのに慣れたころにはiPhoneは神器となった。
途中Androidも色々買った。なかでもGoogle純正のNEXUS 5Xは動かなくなった今でも残している。背面の指紋認証がとても使いやすかった。
一方iPhoneの指紋認証は、前面下部にあってなんか押しにくかった。顔認証が出てくるとその便利さに驚いた。コロナ過でマスクをするようになって、コンビニでいちいちマスクをずらさなければいけなかったが、すぐにマスクをしていても認証されるようにアップデートされた。最後に買ったiPhoneは12miniだった。普通のサイズのiPhoneがだんだん大きくなって持ちにくくなったのでminiを選んだ。

iPhone12miniとiPhone12

一般的には大画面を選ぶ傾向が強かったように思うが、大きい分重くて落として壊すリスクも大きいのではと考えていた。今でも時々普通のサイズのiPhoneを触らせてもらうが、隅々まで指が届かなくてどうしても両手持ちになってしまう。それが個人的には許せないのだ。

BALMUDA phoneの登場

バルミューダからスマホが出る。そんなニュースが飛び交い、気になって色々調べたら大きさの割にとても高額で、iOSほどの安定感のないAndroid機種なので躊躇っていた。発売日(2021年11月26日)から1年が過ぎようとしているころ、知り合いに誘われてケータイ売り場に行ったらバルミューダフォンが一括1円と書いてある!なんじゃ、そりゃ!まさかの投げ売りかっ!!
思わず店員さんに「買うっ」と言ってしまった。すると白が1台だけありますとの返事。白はイヤなのじゃー。俺は黒いのが欲しいんじゃー。
がっかりして帰宅して、ネットで探したら新品未使用が3万円以下でゴロゴロ売っている。気が付いたらポチっていた。

BALMUDA phoneの使用感

ネットでは遅いとか電池が持たないとか散々な言われようだったが、少しチューニングしただけで遅くもないし電池も2日分くらい持つ。カメラも撮影方法によっては充分鑑賞に堪える。これ1台にしても良かったのだが、もともと仕事で通話をしながらカレンダーを見て日程調整をすることが多いので、過去にも2台持ちはなんだかやってみたが続かなかった。でもあると便利なのでiPhone12miniは手放さなかったのだが・・・。

どうせならもっと大きいiPhoneにしようかな

そんな迷いがふつふつと湧いてきてしまった。俺は迷ったら考えずに行動してしまう。ソッコーでショップに駆け込んだら、なんともかわいいねーちゃんが応対してくれた。 
「あのね、もっと大きいのが欲しいんや」
「iPhoneは高いのでこれなんかどーですかー」
と言って出してきたのがRedmi note10 jeだった。予想外だった。確かにデカい。とても片手じゃ持てん。ねーちゃんが必死で説明している。あんまりよー分からん。けどかわいいねーちゃんやなー。
「んで、これにするといくら払えばいいの?」
「はい、2001円です」
ほえっ?そんなに安いの??えーーー、どうしよーかなーーー。
「んじゃ、それで」
あー、言ってしまった。もっと悩めば良かったかなー。
3時間ほどねーちゃんと話して帰宅したら、後悔の波が押し寄せてきた。俺って確かバルミューダは通話やLINEみたいな連絡用で、iPhoneは写真とSNSに使おうと思ってた気がする・・・。

Redmiのカメラは・・・

何枚も何枚も撮影したけどiPhoneに勝てない。気がする。やっぱりiPhoneの写真が懐かしい。中古でもいいからiPhone買うか。ネットで調べるとiPhoneの中古ってそれなりに高いのね。さずがに迷うわー。
迷い迷って3日目、Redmiのカメラをイジっていると、プロというモードを発見した。早速撮影したけどボケたのしか撮れない。ネットで設定とかを調べて撮影したら、あらーーーー、iPhoneよりキレイなんじゃねって感じの写真がゴロゴロ撮れる。こりゃーいーぞ!しばらくはこれ使ってみよう。

教訓・・・よーく考えて行動しよう

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