よく考えて特徴を知ることで結果は変わる
今回は【洗剤】のことを少し趣向を変えて書こうと思います。
みなさんご存知のように、世の中には洗剤と言われるものが、多く存在しています。ドラッグストアにいけば、その品揃えの多さを実感出来ますよね。でも多すぎると逆に選べなくなってしまうんですけど。。
とはいえ沢山の洗剤メーカーさんが、良いものを作ろうと日々研究を重ね、熟考された【洗剤】を作っています。
各社が作る【洗剤】は製造技術の向上で品質も上がり、また下水処理技術の向上で環境への負荷も小さくなり、それぞれが良いものになってきていると思います。
だから今でも良く見かける「石鹸がよくて、合成洗剤がダメ」とかの論争は、少し個人的にはズレている様に見えます。もちろん環境に良い製品を作るということは重要なことです。
※ちなみに私はどちらも使っています。石鹸の洗い上がりの風合いも好きですし、合成洗剤の使いやすさや汎用性もとても便利です。
なのでこれからは、洗剤の製品改良や処理する環境整備などを進めながら、使う人たちに向けて、各企業が【特徴】 をしっかりと伝えていくことが大切だと思っています。
なぜかというと「洗浄力がとても高く、繊維に優しく、肌刺激も無く、環境にも優しく、おまけに価格も安い」なんてことは、今の製造技術では無理ですから。
こんなことが出来るのなら、既にどこかの大企業が率先して作っているでしょうしね。
だからこそ洗剤を使う人たちが、その【特徴】をしっかりと知り、汚れ具合、洗う素材、生活スタイルに合わせてお洗濯をすることが良いと思います。
どれが良く、どれが悪いという0と100の話ではなく。
例えば・・・
【例】
石鹸は生分解が早く環境に良いとされていますが、ウールのセーターを石鹸で洗うことは絶対にNGです。
ウールの繊維は髪の毛のキューティクルと同じタンパク質から出来ていますので、アルカリ性の石鹸は使えません。この場合は中性〜弱酸性の合成洗剤が繊維を傷めずに洗えます。
こんな風にシーンにより、上手に使い分けてもらう事で必ずお洗濯がレベルアップするので、やはり特徴を知ることが重要だと思います。
twitterを見ていたらタイムラインに流れてきた洗濯家 中村祐一さんのこの動画を見つけました。
特徴を知らずに使うと、石鹸も洗濯マグちゃんも良いところを打ち消してしまう、とても良い例だと思いました。
ちなみにクリーニング屋さんも、使用する洗剤は1つだけではなく、汚れ具合、衣類の素材などによって洗剤やビルダー(助剤)を使い分け、さらに温度管理や溶剤管理などをしながら、みなさんの衣類を洗っています。
それぞれの洗剤の長所と短所を理解し、上手に使い分けて洗濯を楽しんでもらえたら何よりです。
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オリジナルの洗剤はここで扱っています↓
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