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洗い方 〜機能性アウター編〜

今日はテーマは『洗い方 〜機能性アウター編〜』

この洗剤は、コーティングに不要な洗浄成分を残しにくい「すすぎ性の良さ」があります 。さらに 、抗菌・ 防臭効果によって嫌な臭いを防ぎますので、汗を沢山かきやすいナイロン系等のトレーニングウェアのアウターにもオススメです。ここに洗い方やポイントを上げますので、是非参考にしてみてください。

とは言え、実は先日アップしたダウンジャケットの洗い方と大体一緒なんですが・・・気を付けなければいけないポイントがありますので、そこはご注意を。

そもそも機能性アウターとは?

機能性アウターとはアウトドアウェアやトレーニングウェアなどに代表される撥水加工を施されたアウター類を指しています。この撥水性能は、生地の表面を薄い皮膜や撥水基でコーティングすることで生まれます 。(ここでは主にフッ素系の撥水のお話をします)

 このコーティングは摩擦や汚れ、また洗濯時に余分な成分が残留することで、本来のパフォーマンス(撥水・透湿等)を存分に発揮することが出来なくなってしまいます。

【1】洗う前の準備

※ダウンジャケットと同じです。
時間の無い方はサラッと読み飛ばしてください

まずはダウンジャケットと同じく、ファー・革などは洗えませんので着脱可能な付属類は外しましょう。それとファスナーなどを開けたままにしておきますと、洗いの際に摩擦や引っ掛けによって生地を傷つける要因となりますので、必ず閉じること。

汚れがひどい部分(襟元・袖元など)がある時には、洗う前に洗剤を直接塗布し生地を傷めないようブラシ等で軽く擦ると効果的です。
*色落ちに注意してまずは目立たない場所で試すのが◎

ダウンと同じすぎて申し訳ない気持ちになりますが次へ。。

【2】洗い

※ダウンジャケットとほぼ同じです。
時間の無い方はサっと読み飛ばしてください。

常温~40度くらいの水に洗剤を良く溶かしてから、手洗いで(押し洗いが推奨です)または洗濯機(ドライコース、手洗いコースなどの弱い洗い)でサイズに合ったネット使って洗ってください。揉み洗いや洗濯機の一般コースで洗うと、生地同士が擦れてしまいコーティング効果が弱くなってしまいます。

※洗濯機を使う場合は、水に浸かる状態にしてください。始めに水に浸かる状態にしないと、洗いの際中に浮いてきてしまい、しっかり洗えません。

【3】すすぎ

※ここが気を付けるポイントです。
読み飛ばしてきた方もここでストップ!

洗い同様にすすぎも優しく押しすすぎです。洗濯機は(ドライコース、手洗いコースなどの弱いすすぎ)。注意する点は、すすぎの水が綺麗になるまでしっかりとたっぷりの水ですすぎをすること。

それと重要なのは漂白剤や柔軟剤を使わないことです。
※蛍光増白剤入りの洗剤などもNG

一般的に洗剤は汚れを衣類から取るという引き算(ー)、反対に柔軟剤は衣類に成分を残すという足し算(+)の考え方で作られています。

機能性アウターには表面に撥水する加工が施されてるので、柔軟剤は漂白剤を使用すると、撥水加工された表面に余分な成分が残ってしまい、撥水パフォーマンスを十分に発揮する事ができなくなってしまいます。邪魔になるってイメージでしょうか。

普段柔軟剤を使う方は多いと思いますし、柔軟剤の香りが好きと言う方もいると思いますが、ここでは我慢しましょう。我慢です。

【4】脱水

※ダウンジャケットとほぼ同じです。
時間の無い方は華麗に読み飛ばしてください

脱水はタオルで挟みながら押して水気を切ります。洗濯機の場合は出来るだけ短時間(30秒程度)にしておくのが◎です。無理に絞ったり、洗濯機による長時間の脱水は、生地同士の擦れや過剰なシワになる可能性があるのでNGです。

【5】乾燥 

※ダウンジャケットと大方同じです。
時間の無い方はスイっと読み飛ばしてください。

脱水が終わったら、全体の形を整えながら肩が出ない太めのハンガーを使って風通りのよい場所で陰干しをします。以上。

保管する場合も畳んでおくよりも、ハンガーにかけて保管することが◎です。コーティングを傷つけないためにも、なるべく生地への負担が少ないハンガーでの保管を心がけましょう。

【撥水効果が落ちた時は】

※ダウンジャケットとは違います!
時間の無い方もサラッと読み飛ばさないでください。
そんなの知ってるって方は、最後の♡ボタンを押してくれたら嬉しいです。

撥水効果が弱くなってきた時は、表面に付着している撥水基というものが倒れている状態です。この状態になると水がすぐに染みてきてしまいますが、この撥水基は熱によって復活します◎
※この撥水基のことは次にアップします。

なので、アイロン(当て布してください)やドライヤーまた乾燥機などを使えば、家庭でも簡単に撥水効果を戻せるので、是非試してみてください。
※その前に必ず衣類の品質表示をチェック!

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