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3月21日のニュースへのつぶやき

【テーマ】脱炭素化に国民である私たちって何をすればいいの??
【記事】脱炭素へ「取り組む」91.9% 2050年実質ゼロ目標で関心
【URL】https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE189TX0Y1A310C2000000/
【要約】
 内閣府は19日、「気候変動に関する世論調査」の結果を公表した。脱炭素社会の実現に向けて「取り組みたい」との回答が91.9%にのぼった。政府は2050年までに温暖化ガスの排出量を実質ゼロにする目標を掲げており、世論の関心は高まっている。

新たに取り組んでみたい行動:最多は「地球温暖化への対策に取り組む企業の商品の購入など」の30.1%。「電気自動車(EV)などエコカーの選択など」の24.1%、「省エネ効果の高い家電製品を購入」の22.2%が続いた。

地球温暖化の影響を感じるきっかけ:「夏の暑さ」が89.8%、「雨の降り方の激しさ」が81.6%。3位の「桜の開花時期など」の38.5%を大きく引き離す。

温暖化がもたらす影響で問題だと思うこと:「農作物の品質や収穫量の低下、漁獲量の減少」が83.8%、「洪水、高潮・高波などによる気象災害の増加」が79.5%、「豪雨や暴風による停電や交通まひなどインフラ・ライフラインに被害」が73.9%だった。

政府に期待すること:「洪水、高潮・高波などへの防災対策」が68.3%、「農作物の品質や収穫量、漁獲量への対策」が64.1%、「情報提供」が52.9%だった。

 環境政策が専門の井上直己准教授は世論の関心の高さについて「首相がグリーン化を経済成長に位置づけたのが大きい。国民が温暖化対策を前向きに捉えやすくなった」と指摘する。


【記事に対する自分の主張/考察/見解】
 脱炭素社会を目標に掲げる現代の社会で、国民である私たちが
・自分たちの生活をより豊かにする
・脱炭素社会の実現に向けて協力する
ためにどのようにしていくべきかについて考察する。

私は今回、
・政府が主導している「COOL CHOICE」という施策を活用する
・脱炭素化に向けて、取り組んでいる企業に投資する
という2つの案を提案する。

<政府が主導する「COOL CHOICE」とは>
 政府は、2030年度に温室効果ガスの排出を2013年度比で26%削減する目標を掲げている。この目標達成のためには、家庭・業務部門においては約4割という大幅削減が必要であり、政府は、脱炭素社会づくりに貢献する「製品への買換え」、「サービスの利用」、「ライフスタイルの選択」など地球温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動「COOL CHOICE」を推進している。具体的には、エコカーを用いることによる節税対策、省エネによる光熱費削減可能なZEHマンションの普及等、環境対策に向けて様々な施策の施行が進んでいる。このような政府の施策を利用し、家電の取り替えや、引っ越し、車の選択等を行うことによって経済的メリットが得られる上に環境対策にも貢献可能になる。だからこそ、このような施策をきちんと認識し活用することが重要であると考える。

<脱炭素化に向けて、取り組んでいる企業に投資する>
 現在、様々な領域で脱炭素かに向けたサービスの開発が行われている。また、政府は「グリーンボンド」をはじめ、金融機関にも環境事業への投資を呼びかけている。このように脱炭素化に向けて動いている企業は政府や投資家からの支援を受けやすく、資金調達がしやすい。すなわちこのような企業は研究開発を進めやすい環境に身を置いており、大きく成長することが見込まれる。だからこそ、私たちもこのような企業に今のうちから投資をすることによって長期的には大きなリターンが得られると考える。

 今回は、脱炭素を目標に掲げる現代において国民である私たち「自分たちの生活」と「社会」をより良くするためにどのようにしていくべきかについて2点提案した。これから先も、脱炭素化に向けて政府や企業の動きも活発になると考える。このような施策を認識及び上手く活用することによって自分にとっても社会にとってもベターな選択機会を増やしていきたいものである。



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