王冠

1位という結果にこだわる

1. 理想の自分「たくさんの人に尊敬される大人になる」
2. 将来の夢「ユニコーン企業またはそれに匹敵する事業を創出する」
3. NCGの一員としての抱負「1位という結果にこだわる」

1. 理想の自分「たくさんの人に尊敬される大人になる」
 私はこれまでの人生において、人に尊敬されることに大きな幸せを感じてきた。小中学校の部活では、大会で好成績を上げる度に友達や家族から褒められる度に必死に練習してよかったと思えた。また、部活の引退試合にて、エースでキャプテンという重役を務め、チームを先導してきたことについて後輩に尊敬の念を伝えられたときは非常に嬉しかった。高校受験では市内で一番偏差値の高い高校を受験し、合格したことについて友達や身内からの褒められた気持ちよさは今でも鮮明に覚えている。最近では、飲食店で運営責任者として働く私の働き方を目指す者が現れ始めていることに幸せを感じ、更なる自己成長及びスタッフへの指導教育に力を入れている。このように、私は人に認められることで大きい幸福感を得る。それでは、人に尊敬されるためにはどんな要素が必要なのであろうか。私はこれまでの経験より二つの要素があると考えた。それは「人と違うことを成し遂げること」と「人に愛されること」である。小中学校の野球部での活動において私は「キャプテンでエース」というチームで唯一の役割を背負い、練習や試合に励んだ。また、高校受験では「市内で一番偏差値の高い高校」を受験し、飲食店では「運営責任者」という役職で仕事に努めている。これらからわかるように、上記した経験では私は人と違う責務を背負っていたり、人と違うことを成し遂げている。また、私に尊敬の念を抱いてくれたのは身内や友人、仲のよい後輩であることから、共通して私に好意を抱いていることが分かる。このように、私がこれまで尊敬されてきた経験の中には「人と違うことを成し遂げること」と「人に愛される」という2要素が必ず存在している。以上より、私は幸せな人生を過ごすためには「人と違うことを成し遂げ」、たくさんの人にポジティブな影響を与えることによって「人に愛される」存在になり、「たくさんの人に尊敬されるような大人」になることが重要である。そしてこれが将来の理想の自分像であると考える。次章ではこのような大人になるために実現したい夢について紹介する。

2. 将来の夢「ユニコーン企業またはそれに匹敵するような事業を創出する」
 私の夢は35歳までに「ユニコーン企業またはそれに匹敵するような事業を創出する」ことである。(ユニコーン企業とは「創業10年以内」「評価額10億ドル以上」「未上場」「テクノロジー企業」という4要素を兼ね備えた企業を指す。)この夢を実現することは、自分の中で二つの意味を持つ。
一つ目は「人と違うことを成し遂げる」という意味である。日本では1年に10〜22万人が起業すると言われているにもかかわらず、現在1社しか存在しない。このように、ユニコーン企業を作り出す事は非常に希少性が高く、困難なミッションである。
 二つ目は「たくさんの人にポジティブな影響を与えている」という意味である。「人に愛される」ためには相手にポジティブな影響を与えることが重要である。相手に相談に乗ってもらったり、作業を手伝ってもらったり、サプライズで誕生日パーティを開いてくれた相手に対して愛情が湧くことから想像できよう。ユニコーン企業の条件には「評価額10億ドル」という要素が存在する。つまり、ユニコーン企業を作り出すことは、世界に10億ドル分の価値を提供し、「人に愛される」ために重要なポジティブな影響を与えていることを意味するのである。
 つまり、「ユニコーン企業またはそれに匹敵するような事業を創出する」という夢を実現することは自分が理想像になれたことを意味する。

3. NCGの一員としての抱負「1位という結果にこだわる」
 私は入社してから3年間は「1位という結果にこだわる」働き方をしようと決意している。私の夢である「ユニコーン企業またはそれに匹敵するような事業を創出する」ためには、十分な「人」「モノ」「金」「情報」が必要である。「人」とは顧客や仲間との広くて深い人間関係や組織の力を最大限に引き出すリーダーシップが含まれる。「モノ」とは課題解決するための道具(技術や資源)、「金」とは個人のブランド力と定義する。また、「情報」とは自社や外部環境に関する知識と問題解決力や営業力といったスキルが含まれる。10年前に電話やメールといった機能しかもっていなかった携帯電話が現在では様々なアプリやインターネットまで使用可能になったスマートフォンに変化するように技術の発展が著しく変化が大きい現代社会において十分な「モノ」を蓄積するのは難しい。そのため、入社してからはそれ以外の「人」「金」「情報」を蓄積することが重要であると考える。「一位という結果にこだわる」ことはこれらを十分に蓄積することができるだろう。「一位という結果にこだわる」ことによって得られる自分自身の力と外部環境に与える影響について述べる。まずは一位を取ることで得られる自分自身の力について述べる。一位という結果を取るためには十分な知識とスキルが必要である。例えば、営業成績で一位を取るためには、自社の情報だけでなく社会のニーズや競合などの外部環境を十分に理解した上で戦略を立てることが重要である。また、顧客との会話を通して相手のニーズを正確に捉え、それを解決するための打ち手を考えだす力(問題解決力)や提案を魅力的に見せつける力(営業力)をつけなければならない。また、マネージャーとして組織の成績で1位を取るためには自分だけでなく組織の力を強くすることが重要であるためリーダーシップを磨くことこそ重要である。このように何事にも「一位」という結果をとることはその過程でたくさんの知識やスキルを身につけることを意味するのである。次に、「一位」という結果が外部環境に与える影響についてメルカリと楽天を比較より考察する。図1にメルカリとラクマの様々な要素についての比較を示す。図1より、2社はほぼ同様なサービスをしているにも関わらずシェア率が1位と2位という差によって、流通総額やユーザー数、レビュー数など様々な点でメルカリがラクマを圧倒している。この図より、1位であることがネットワークの幅広さや情報量に多大な影響をもたらしていることが分かる。つまり、「一位」という結果を残すことは広くて深いネットワークと大きい信用を獲得できると共に情報が集まりやすい環境を創出することに繋がるのである。このように「一位という結果にこだわる」ことで夢の実現に必要な要素を十分に蓄積することが出来ると考える。以上より、私はNCGの一員として「一位という結果にこだわる」ことで、自らの夢を実現したい。

メルカリとラクマの比較_写真

図1 メルカリとラクマの比較

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