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3月7日のニュースへのつぶやき

【テーマ】今の施策だけで本当に大丈夫かな・・・
【記事】緊急事態宣言の延長「今までの対策徹底」 経財相
【URL】https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFS04BQ30U1A300C2000000/
【要約】
 西村康稔経済財政・再生相は4日の記者会見で、新型コロナウイルスの緊急事態宣言延長を巡り「今までの対策を徹底する」と語った。
延長期間:2週間程度
解除の目安:感染状況を示す6指標が最も深刻な「ステージ4」から脱却すること
 政府は1日に関西圏、中部圏、福岡の6府県を先行解除した。西村氏は6府県で無症状感染者を把握するためのモニタリング検査を始めると明らかにした。


【記事に対する自分の主張/考察/見解】
 私は延長期間までに政府の目指すステージ4までいけるか懐疑的である。
 施策の内容が、「今までの対策を徹底する」という点である。
 2つ視点より実現できないと考える。
 1点目が、今の施策による感染者数の抑制の限界値に達しているのではないかと感じるためである。参考文献1に感染状況を示す6指標を示されている。東京都の感染状況モニタリング項目から見てわかるように、各項目の数値が直近1〜2週間でほぼ横ばいになっていることがわかる。このような事実より、おそらく今の各数値が現在の施策の限界値であると考えられる。そのため、現在の施策を徹底したところで今の数値よりも小さくすることは難しいと感じる。
 2点目は、施策が抽象的すぎるためである。まず、今回の緊急事態宣言も一般の国民目線からすると自分が政治に対して無関心かつ無知な部分は恐縮であるが、営業時間の短縮と不要不急の外出を控えるような発信が増えたことしか感じていない。他の施策があるとしたら、国民にまで浸透していないのが現実である。にも関わらず、今回の施策の内容は「今までの対策を徹底する」である。どのような施策をどのように国民に認知させ、行動の変化を促すのかがまるで明示されていない。営業時間の短縮と不要不急の外出を控えるという発信以外に施策があるとすれば、他の施策はなぜ社会に浸透していないかの問題の明確化及び改善案がない点より、国民の生活はおそらく現状と変化なく、「今までの対策の徹底」からは程遠い行動が行われると考える。
 上記の理由より、私は延長期間までに政府の目指すステージ4までいけるか懐疑的である。「今までの対策を徹底する」ために政府の施策を国民にどのように認識させ、行動の変化促していくのか注目したい。

参考文献1:https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data-widget/#mokuji2

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