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3月20日のニュースへのつぶやき

【テーマ】女性の政治家を増やすためにはどんなことをしていくべき??
【記事】政治分野のクオータ制、女性36%が賛成 日本財団調査
【URL】https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFS2632B0W1A220C2000000/?unlock=1
【要約】
 女性がもっと政治に参画できるよう後押しする必要性が指摘されている。クオータ制やパリテ(同数)の導入について、賛成と答えた女性は36%と反対(14%)を大きく上回ったことが日本財団の調査でわかった。
 クオータ制は118カ国・地域で導入されている(20年2月時点)。一方、日本では17年衆院選の女性当選者が全体の1割にとどまる。
→ 国の男女平等度を示すジェンダー・ギャップ指数で日本が153カ国中、121位と低迷しているのは政治分野での遅れが大きい。
 政府は、国会議員の女性候補を25年までに35%にする目標を掲げる。だが、私生活との両立を懸念し、政治家を志す女性は多くない。

【記事に対する自分の主張/考察/見解】
 女性政治家を増やすための施策について考察する。私は
・政治家を目指す女性を増やすこと
・女性が参入しやすい構造への改革
が重要であると考える。

<政治家を目指す女性を増やすこと>
 この記事にもあるように、女性政治家が少ない原因の一つとして、政治家を志す女性が少ない点にあると考える。要因として、考えられるのは
・男性社会が根付いており抵抗がある(女性の方が少ない)
・仕事が大変そうであり、私生活都の両立が難しそう
・政治への関心がそもそも薄い点
が考えられる(参考文献1)。これらを負の要因を解消するために、女性でも働きやすい環境の創出(女性政治家の比率アップ、業務内容の見直し等)やロールモデルの創出による政治家という職業への関心を高めることが重要であると考える。

<女性が参入しやすい構造への改革>
 記事にもあるように、現在女性政治家の割合はとても小さく、性別という観点のみに焦点を当てるとマイノリティである。そのため、人脈が男性よりも作りにくい、男性の生活スタイルにあった労働環境、世間ではジェンダーバイアスがある(政治は男性がするものである)といった障壁があり、そもそも女性が参入しにくい社会構造が存在する(参考文献2)。このように政治家という職業のにおける男性向けの構造を女性に考慮した構造へと変化させていくことが重要であると考える。

 このように、女性政治家を増やすための施策として「政治家を目指す女性を増やすこと」と「女性が参入しやすい構造への改革」が重要であると考える。女性の社会進出が進んでいる現代において、社会の仕組みを構築する役割である政治家という職業の女性の割合を高めることは重要である。これまでのように、男性だけでなく、女性視点の意見を政治に反映させることによってより多くの人が生きやすい社会になっていくことを期待する。


参考文献1:https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/pr/2020/20201216-51853.html
参考文献2:https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2020/09/pdf/089-097.pdf
 

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