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3月2日のニュースへのつぶやき

【テーマ】最長1年半の手続きが半年以内に!!
【記事】SNS中傷の投稿者、開示裁判を簡素化 法案を閣議決定
【URL】https://www.nikkei.com/article/DGXZQODF261UK0W1A220C2000000/
【要約】
 政府は26日、SNSで中傷を受けた被害者の迅速な救済に向け、法改正案の国会提出を閣議決定した。
内容:投稿者の情報を1回の裁判手続きで開示できる制度の創設
効果:最長1年半ほどかかった手続きを半年以内に短縮可能
 また、投稿者の権利を守るため、SNS事業者とプロバイダーには投稿者への意見の照会も義務づける。

【記事に対する自分の主張/考察/見解】
このような施策に賛成である。なぜなら、
・被害者側の訴訟の工数が減り、裁判を起こすための障壁が小さくなること
・それに伴い、摘発数が向上することによって投稿者に倫理観を付与することが期待できる点
 記事にもあったように、こちらの案が施行されると訴訟の工数が大きく減少する。
今まで:被害者はまずインターネット上の住所である投稿者のIPアドレスを開示させる裁判を起こし、その上でプロバイダーに氏名や住所などの開示を求める。
今回の案:SNS事業者に対する開示命令を申し立てる
 このように工数が減ることによって、控訴の期間を大幅に減少でき、裁判を起こすための障壁が小さくなる。
 また、障壁が小さくなるに伴い、おそらく控訴の件数も向上する。有罪判決の件数の向上が世の中に普及することによって倫理観のない投稿をした時に訴えられてしまうという認識を持つことになる。すなわち、インターネット上での倫理観を高めることができると考える。
 以上の理由より、私はこのような政府の施策に賛成である。テクノロジーの発展により様々なインターネットを通じたサービスが普及する一方で、整備が行き届いていない箇所が多く存在する。今回の事例のように、一つずつ効果の大きいものから整備をすることによって、社会に悪影響をもたらす要素を排除することを期待する。

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