バディファイト 10th ANNIVERSARY

バディファイトの10th ANNIVERSARY カードセットが発売されましたね(遅い)、今さらながら久しぶりにブログみたいなので書いてみたいかもな~なんて気分になりながらも、以前に使っていたブログが太古の昔にサービスごと消滅してしまっており、どうしたものかと途方にくれながら使い方もあまり分からないまま比較的気軽そうなnoteを利用してみました。いつの間にかツイッターはXになっているし、AIだなんだと知らないサービスは色々増えてるし、10年経っても相変わらずITいまいちおじさんの自分には厳しい世の中です。

それでも、なんとか奇跡的にバディファイトの10周年カードセット販売の情報を知り、四苦八苦しながらブシロードストアに登録したりなんやして、今までの感謝と復活への祈りと孫との開封分などを折り込みつつ8個フル購入。そんなこんなでバディファイトの10th ANNIVERSARY カードセットが我が家にも届きました。発注してから届くまでに期間が空いていたのと、届く頃にはゴールデンウィーク連休前の業務に追われて疲弊しており、嫁さんに内緒で注文していたのに届く日忘れかけてるというプレミをやらかしていました。家に帰ってきた時には玄関入ったところに44000円の納品書と、郵送用の箱から取り出された品が嫁さんの手によりキレイに並べられていました。恐ろしくもありがたいことですね。

子どもの前では何も言わないけれど、瞳の奥の暗殺者が襲いかかってきそうな嫁さんの微笑にライフを削られつつも、せっかくなので息子に「バディファイトの10周年セット届いたぞ~」と声をかけ、あぁ~忘れてた~何セット買ったんだっけ?という息子の質問に嫁さんから顔を背けて「2セットだな(8セットだな)」と返答しつつ、息子とカードセットを開封する流れに。

かなり久しぶりだし実際商品届いたらどんな反応するのかな?と疑問に思っていましたが、「なんか凄いな~開ける前に写真撮っとこうかな」、「2セット開けるのもったいないからとりあえず1セットだけ開けよう!」といった感じで思っていたより盛り上がっていたし喜んでいました。良かったね。
ただ、やはり時が流れカードゲームで遊ぶ機会もほぼなくなってしまっていた息子にとって、もはや新カードの効果や何がどうなってどれくらい強いのか・・・などといったことはほとんど理解できないようで、他にも色々と忘れてしまっているようでした。しかし、それでも感じることはあったようで・・・

攻撃30000と打撃2上がる?攻撃が無効かされない?なんで?強くない?何を倒すつもりなの?っていうかテキストめっちゃ長くなってない?

これ防御力まで上がるじゃん・・・んっ?このターンと次のターン?みんな当たり前のようにカード引くな~

4つから選んで?どんだけ選ばせんの?こんなカードだったっけ?

えっ?なんでコストなしで使えるの?星砕きタダ?

コストこんな軽かったっけ?カード引きすぎでしょ!

いや、さすがにテキスト長すぎでしょ!読み上げきれなくない?

お互いのアタックフェイズ?ヤバい!これヤバい!

ブレイブバーンじゃん!

カレーにシチューでライフ30払ったら10枚ドロー!10枚ゲージ!

といった感じで理解の追いつかない強化などに戸惑い、驚きの声などを漏らしながらも楽しそうに開封してました。しばらく新カードを眺めてあーでもないこーでもない言いつつ、じゃあちょっと遊んでみるか~という流れにはなったものの、いざ遊ぼうと思ってみると難しい。
久しぶり過ぎてカードやデッキが整理できておらず、どんな感じで遊べばちょうどいい感じでファイトできるかが悩ましい。

結局、サービス終了が報じられたくらいの頃にまとめておいたスタートデッキや初期デッキセットに新カードを入れて遊ぶことに。初期デッキセットとはバディファイトの1年目、ちょっとおまけでドラゴンアインとヒーローワールドを含んだ、パックで言えばギガ・フューチャーくらいまでの範囲で公式ホームページのデッキレシピなどを参考に作成していたセット。

1年目のデッキに10周年目のカードを入れてファイトする・・・どのデッキ同士で遊ぶか迷うこともなく、なんとなく公平な感じで、どことなく風情もありそうだったのでまずは古のスタートデッキ同士で対戦することに。

10年越しに強ドラVSフォージングブラッドで息子とどちらが強いか決着をつける・・・なんだか熱いですね。息子も「このデッキ懐かしい!まだあったんだ!」と喜んではいましたが、開封するのはなんかもったいないからそのままとっておきたい言うので「それでは、こちらがライジングフレアをドラムに差し替えた強ドラと、フォージングブラッドを開封したデッキです」といった感じで、初期デッキセットから開封された状態のデッキを取り出して遊ぶごとに。確かに今となってはなんとなくパッケージを開けていいのかどうか悩ましいよね・・・もし孫と自分、息子と孫が遊ぶ時がきたら、その時はワイワイしながら開封してみたいですね。

10周年カードセットの方も、この日は息子が「今日はとりあえず1セットだけ開ける」というので、デッキ枚数は50枚、スタートデッキに新カードを2枚制限で使用みたいな感じでファイト。迷いなく即効でデンジャーを選択し、わりと楽しそうにデッキを調整する息子。
自分は「さすがにドラムリバイバル1枚もらうよ・・・」と言いつつドラゴンデッキを調整していざファイト。

最初からなんとなく分かってはいましたが、デンジャー側の死中Reと全NO神Reが強すぎてあっという間にボッコボコ。それでもファイト中は「血流呼気、死中Re、死中のコンボヤバすぎるだろ」とかギャーギャー言いながら、ファイト終わった後も「そっち強過ぎだからこっちバッツ1枚くれ」、「じゃあこっちはミライパレット1枚もらう」、「いや、ケルベロスいるのにパレットはとりすぎだろ!」とか不毛な言い争いをしながらも楽しく遊べました。

スタートデッキで遊んだ後も、他の初期デッキでデュエルズィーガーVSデスタリカ、アスモダイVS忍者、色々と組み合わせを変えながら遊んでみました。新カードが絡むと理不尽な展開にもなりますが、新カード2枚制限というのが少しだけバランスに貢献?しており、懐かしさと新しさを味わいながらワイワイと楽しむことができた気がします。

バディファイトで遊び始めてからおよそ10年。バディファイトのサービスが終了し、2021年の5月の最後のあそバディカップで息子と対戦を終えてからも早3年。遊び始めた頃は4歳だった息子も、牙王くんを超える年齢となり中学生になってしまいました。

年頃的に自分と息子にもそれなりの距離感ができつつ、息子と一緒に遊んだり、ワイワイしたりするようなことも少なくなっていました。まあ、自分が中学生くらいの頃も親と遊ぶことなんてほとんど無くなってましたしね。
けれど、こうしてバディファイトの記念セットが発売され、ギャーギャー言いながら開封してファイトして、ワイワイ楽しく遊べたことは嬉しく思います。10周年という節目に10th ANNIVERSARY カードセットを企画し販売してくれ、イベントや大会を開き運営してくれたブシロードさん、スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。

イベントの大会も当初予定していた定員を超える参加募集があったようで驚きました。そして、定員を増やし会場にスペースを増やし対応してくれたブシロードさん。ネットで「バディファイト!オープンフラッグ!」と会場を震わすような声が響いている大会時の動画を目にしましたが、バディファイトは本当に愛されているカードゲームなんだなぁ・・・と改めて感動しました。

ブシロードの木谷社長がバディファイトにけっこう前向きなコメントをしていてくれたりと、今後にも期待できそうな感じですよね。
10周年という節目にこうして記念セットを発売したり、イベントや大会にバディファイトを含めてくれただけでありがたいことではありますが、やはり、またバディファイトが復活するような未来があれば最高ですね。

個人的には、来年は10周年と似たような11周年セットに加え、それだけでファイトして遊べる構築済み3デッキがセットになった記念セットみたいなのも追加販売。その後、12周年くらいのタイミングで復活とかどうかな~なんて思いますね。なぜ12年のタイミングで復活論を唱えるのか・・・

バディファイトの牙王くんの年齢が「12」歳・・・誕生月は1月。そして、バディファイトに不思議と関りのある要素「時計」・・・2014年1月から放映を開始したアニメバディファイト11話で登場した魔法を覚えているでしょうか・・・そう・・・「大魔法 マイ・グランファーザークロック」自分のターンが終わった後、もう一度自分のターンになるという奇跡のカード。時を超えて今回の10周年記念大会でもこのカードが使われたデッキが上位にくい込み結果を残していたようです。

アニメの劇中で牙王くんは天野鈴先輩に「あなたのターンは来なくてよ?」と絶望的な宣告をうけるのですが、諦めることなく戦い勝利を掴みます。ちなみに、この1話前のバディファイト「10」話はバディファイトを卒業しようとしていたノボルくんが、再び闘志を取り戻すお話だったりします。

そして、バディファイト最後の構築デッキとなった「ジ・エンド・ゼロ」に収録されていたのは「タイムドラゴン」というテーマ。「時計」をモチーフとした4枚のフラッグが裏返り「真なる時の神 ジ・エンドルーラー・ドラゴン」が登場するというギミックには驚かされましたね。このタイムドラゴンも今回の10周年記念大会で結果を残していたようです。10周年記念大会に2つの時計が上位に入賞している・・・何か運命的なものを感じてしまいますね。

タイムドラゴンの登場からおよそ1年後、2014年からおよそ6年後、バディファイトは2020年に商品展開が終了となりました。ある意味、時計という要素は始まりと終わりに関わっていたと言えるのではないでしょうか。時計の文字盤は、頂点を「12」として右回りに1から11の数字が並んでおり、時計が右回りなのは日時計が関わっているとのこと。日時計とは太陽とその影の動きを使って時刻を把握するもの。「12」というのは太陽の動きにも関係した数字と言えそうです。

これらの要素を繋ぎ合わせてみると、バディファイト12周年となるその時、バディファイトという太陽は時計の針をひと周りし、太陽番長の牙王くんと同じ年齢となり、また新たに時を刻み始めることを暗示しているのではないでしょうか・・・信じる信じないはあなた次第です・・・とまあ、心躍る陰謀論(笑)
最後に謎の妄想を並べ立ててしまいましたが、バディファイトの復活は心から祈っています。また、バディファイトを愛する人たちが復活したバディファイトで遊べる未来に期待しています。個人的には、バディファイトで遊んでいた人達が自分のお子さんと、復活したイベントで親子ファイトかなんかで遊ぶ暖かい光景を目にしてみたいですね!
好き勝手言ってしまいましたが、バディファイト10周年改めておめでとうございます。自分も息子もまた楽しい時を過ごすことができ感謝しています!ありがとうございました!

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