カサデオリーバ day12 / 作画塗装、カッティングシート
カッティングシートをいよいよ貼り付け!
難しい作業でしたが、4人体制で取り組み、想像以上のスピードで完成しました!
ここで、1回防護幕を外して、昨日を直にみてみることに。
意外に、レンガに掠れた状態の黒い線が、雰囲気を出してていい。
鉄平くんの判断で、特に上部のように、輪郭がくっきりしていて内側が掠れてる状態に仕上げることに!
オーナーの村松さんにその場で聞いて「おまかせします」というお返事が!!
周りの色彩がきっちり塗れてるからこそ、生まれたアイディア、生きてくる効果。
毎回どんな現場でも、描いてる最中に見つかる発見、生まれるアイディアはたくさんあります。
それを出来るだけ制作の事前に見通して計画を立てることが、全てにおいて重要なディレクション能力ですが、それでもいつも、新しいことは現場で見つかります。
そうなった時の現場対応力や判断力も大事で、チームワークをキープしたままにみんなに情報共有してうまく対応できるようにしたいし、できないなら無理しないことも。
何を進めて、何を保つか。
でも作品は作ってみないと分からないことがあるのも事実で、だからこそ面白い。
今回は、タイルと窓という普通の壁画にとって難点が、逆に作品の個性として生かされました!!