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5分ビジネス〈頑張らない働き方〉

山口大貴です。
今回は書籍で、ピョートル・フェリクス・グジバチ著の『頑張らない働き方』から、Google式の働き方をご紹介いたします。

【頑張らない働き方】

頑張らないと聞いて何を思い浮かべますか?
これは、頑張らずしてダラダラ過ごす働き方ではなく、いかに効率よく、必要なことだけするかという所になります。

まずGoogleでは、
『目標設定を10倍で設定しろ』
という、目標設定の仕方があるみたいです。

これをする事により、努力の量や気力、頑張る、頑張らないとかではなく、そもそもの視点を変え,必要な事に全てを投じる必要があります。

最初に一つやる事として
『todoリストを捨て、やらないことリストを作る』
これは、マネジメントで有名なピータードラッガーも推奨してます。

そして、頑張るの反対は頭を整理するという事にもつながります。

ここからは頑張らない生き方を、3つの下記カテゴリーに分けてご紹介します。

①仕事
②人間関係
③生活

①仕事
↪︎1人でやらない
↪︎同じ事をずっとやらない
↪︎会議に出ない

〈1人でやらない〉
これは人に任せるという事です。
よく聞く事かと思いますが、特に優秀な人が苦手とする事になります。
人に任せる判断基準としては、
『自分じゃないとできないか?』
とします。
また、これを続ければ自ずとチームが出来上がります。
そこにもメリットがありますよね。

〈同じ事をずっとやらない〉
仕事というのは最初は意味がある事が多いです。
『インパクト✖️学び』
これを意識しましょう。
自分の人生やキャリアにとってインパクトのある仕事かどうか?
学びはあるのか?
これを常に頭に置いておきましょう。どちらもあって初めて有意義な仕事と言えます。
これを意識すると、自ずと仕事を変えるようになります。
それは、仕事というものはやり続けると学ぶことが無くなってくるからです。

〈会議に出ない〉
これにも判断基準があります。
それは、
・agenda(議題)があるか?
・7人以下の人数か?

この2つを意識しましょう。
この2つの質問の内、どちらかでもノーという回答であれば、スルーするか任せてしまいましょう。

②人間関係
↪︎返信しない
↪︎会わない

〈返信しない〉
これは、全てを無視しろというわけではなく、自分にとって必要じゃないものは無視しようという事です。
基本的に『必要なモノ1割/不要なモノ9割』です。
極端に言えば、なにかの誘いなども、ノーである場合は返す必要がなく、既読無視がノーの役割を果たしてくれます。

〈会わない〉
こちらは
『会う人間を自分で決める』
という事です。
相手からの誘いである場合は、基本的にストレスにもなるし、向こう側にメリットがある場合になります。
人には5段階の層があります。

1)変革層⇨時代を変える人
 急いで会いに行き、質問攻めにする
2)実践層⇨実際に行動してもがいている人
 話す価値は大いに有り
3)変えたい層⇨何かしたいけれど行動できない人
 会わなくてよし
4)気付いた層⇨気づいたけど諦めた人
 会わなくてよし
5)茹でガエル層⇨危機に気付いていない人
 会わなくてよし

上記の4番以下の人と会っても生産性はなく、会う必要はビジネス面では無いです。
説得をする必要もありません。

③生活面
↪︎本を読み切らない
↪︎スマホを鞄に入れない
↪︎大すぎる夢をもつプレッシャーを持たない

〈本を読み切らない〉
本を全て読み切って得られるのは達成感しかなく、本当に欲しかったのは必要な知識だったはずです。
目次を読み、読みたい箇所だけ読めばいいのです。

〈スマホを鞄に入れない〉
例えば、話し中にスマホをさわれない雰囲気があるかと思います。
そんな時も、空気に飲まれず返信をしたり、相手の言った事を調べたりしてもいいのです。
しかし、これは相手の話を聞かなくていいというわけではありません。
相手の言った事を調べたりして、あくまでも自然にいましょう。

〈大すぎる夢をもつプレッシャーを持たない〉
これは、最近の人によくありがちです。
夢に、大小は関係ありません。
そこで、自分にとってのミッションを持ちましょう。
小さくても構いません。
『自分のミッション✖️行動』
上記が雪だるましきにふくらみ、いずれ夢になります。
そして、ミッションに関連性がない事を出来る限り捨てましょう。

ここまでが頑張らない働き方になります。
また、これを実行すれば様々な人から怒られます。
しかし、怒られたから何でしょうか?
そこを深く考えすぎず、自分に集中する。
そして、その先の社会や仲間に貢献できる自分になる事を常に意識する事が重要かと思います。

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