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キルケゴールかハイデガーか

キルケゴールはうん・・・、ハイデガーはまあうん、これは居合わせた青年がその友人に向けて言った。「死に至る病」を講義で扱ったという。でも、なぜキルケゴールとハイデガーを比較したのか不思議だった。そのあと特に話は広がらなかったので何も分からない。全くヘーゲルの名は挙がらなかった。ここでふとキルケゴールの「不安の概念」に思考が移動した。またひとつ歳を重ねて、不自由(A-)→自由(B-)→不自由(A)→自由(B)→不自由(A')→自由(B')→・・・ と、この繰り返しが死ぬまで何往復するのかと、何周目なのかと。
水滴で机が水浸しだ、

散歩のためだけに東北へ来た。かっこいいですね〜、と言われた。確かにかっこいいと思う。カッコいい。粋だと思う。イキってるとも言えると思う。

「普通であるということは舗装された道路みたいなもので歩きやすいが、花は咲かない」
ゴッホってやっぱ天才ですよね、とこれはとなりのおじさん。私はひまわりを描いた昔の人、死後に評価を得た人、そんな認識しかない。

ラジオでは釜石の男が六本木のディスコを諦めて歌舞伎のディスコで踊る話。友人が都内に住んでおり、合流して向かったという。帰り際に友人から、次は服を買いに行こうと。ーーー服は盛岡もしくは仙台でも良いのか。東京の服でないと、六本木のディスコには入れないのか。そうではない、私(友人)と買いに行くことが必須と言う。その彼もまた釜石の出だーーー

トンネルの出入り口と橋の上は凍結しやすい。急ブレーキを踏むべからず。


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