ゼロから振り返るアークナイツ 第4回
ご挨拶
ドクターの皆様、こんにちは。
ゼロから振り返るアークナイツ、第4回目は前回で第零章と第一章からなる物語に区切りが付きましたので、今回は登場人物に焦点を当てて、人物ファイルや敵図鑑等を参照しながら物語をまとめるという形で振り返っていきます。
なお、振り返りは混乱を防ぐため、現実世界の時間軸で既に判明している事には敢えて触れずに、ゲーム内の時間軸に沿って判明した事実を基に行なっていきます。
(この点は全ての稿に共通します。)
①登場人物
★ロドスアイランド(Rhodes-Island)
・ドクター
記憶喪失。ウルサス帝国チェルノボーグ市にある棺桶で眠りについていた。
鉱石病の研究者で、戦闘指揮能力に長けている。
・アーミヤ(術師オペレーター)
ロドスの最高執行権を有する公表リーダー。
レム・ビリトン出身のコータス/キメラ。コータスのモデルはウサギだと思われる。キメラ(合成獣)となっているのはアーミヤのみであり、この点は重要な意味を持つと考えられる。
感染者。
・PRTS(Primitive Rhodes-Island Terminal Service)
ロドスの様々な情報にアクセスすることができるAIのようなシステム。
Primitiveとは英語で、ラテン語のPrimitus(最初に)に由来します。日本語だと「原始的な」等と訳されることが多い語ですが、テラの世界観の中でも比較的高度な技術が使われているであろうPRTSにこの語が用いられているのはとても興味深い点です。
・ドーベルマン(前衛オペレーター)
ボリバルの元軍人であり、ロドスの教官の一人。
ボリバル出身のペッロー。ペッローのモデルはイヌだと思われる。
感染者。
・Ace
エリートオペレーター。
正式名称はロドスアイランド製薬会社(Rhodes-Island Pharmaceutical Inc.)。
現実世界において、ギリシャのエーゲ海に同名の島が存在する。
ロゴはチェスのルークに似た形。
★使徒(Followers)
・ニアール(重装オペレーター)
本名マーガレット・ニアール。カジミエーシュの元騎士(耀騎士)。
現在は感染者援助団体「使徒」の一員。
カジミエーシュ出身のクランタ。クランタのモデルはウマだと思われる。
感染者(推定)。
「使徒」とは本来、キリスト教における概念で、キリストに従う(Follow)者という意味を持ちます。
ロゴは剣に巻きつくヘビの形。現実世界にこれによく似たとても有名なロゴがありますね。そう、WHO(世界保健機関)のロゴです。あれは、ギリシャ神話における医神であるアスクレピオスが所持していた杖がモチーフとなっています。
これに対して使徒のロゴはヘビが二匹おり、そのうち一匹のヘビがもう一匹を頭から飲み込んでいるようにも見えます。ギリシャ神話由来のロゴとしてもう一つ有名なのが伝令神であるヘルメスが所持していたケーリュケイオンの杖です。こちらはまさに2匹のヘビが杖に巻きつくものとなっており、関連性が想起されます。
また、自身の尾を飲み込み環を創り出すウロボロスという概念も古代ギリシャには存在しており、二匹が相食んでいるウロボロスを表しているようにも思われます。
ヘビは脱皮を重ねて成長する姿から、古来より「死と再生」や「不老不死」などの象徴とされてきました。使徒のロゴとしてぴったりのモチーフだったというわけですね。
★レユニオンムーブメント(Reunion Movement)
・タルラ
レユニオンの最高指導者。熱を操るアーツを駆使する。
・クラウンスレイヤー
レユニオンの幹部の一人。潜伏能力が高く、後方攪乱や暗殺任務に従事する。
・メフィスト
レユニオンの幹部の一人。医療術師。ファウストと共に行動する。
・ファウスト
レユニオンの幹部の一人。狙撃歩兵。メフィストと共に行動する。
・W(狙撃オペレーター)
傭兵。
カズデル出身のサルカズ。サルカズのモデルは悪魔だと思われる。
感染者。
②テラ
物語が進み、彼らの現在地が判明し、人物ファイル等により出身地が判明しました。
ここでアークナイツ公式YouTubeチャンネル内の『TERRA EXPLORATION』から現在判明しているテラの世界地図を引用してみましょう。
画面内の文字は日本語に翻訳してあります。
現在我々のいるウルサス帝国はテラの世界地図上では北東に位置していることが窺えます。
③終わりに
今回は、物語の内容が比較的分かりやすい第零章及び第一章のまとめ回でした。今後、物語が複雑になってくるとこのまとめ回が意味を成すのではないかと願いつつ、今回はあっさりめで終了です。
次回からいよいよ第二章です。
それではまた次回お会いしましょう。
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