見出し画像

天空都市の戦士達

どうも。久しぶりです。

仕事が忙しく中々ノートかけてませんでした。

今回は今週金曜日に配信されるONEに出場する3人のチームラカイの選手に書いていきます。

チームラカイはフィリピンのバギオを拠点としている散打をベースとしているジムです。

ONEを見ている方ならおなじみですね。

一時期は4つの階級でベルトを保持していました。

ONEと共に歴史を作ってきたONEを語る上では外せないチームです。


画像1

良いカードが揃ってますね。素晴らしい。滾ります。

では早速。

リト・アディワン 🇵🇭

画像2

Pro MMA Record: 11-2-0

きましたよ。遂にアディワンがベルトを持ってる相手を喰う時が。

アディワンはラカイの中でも一番のフィジカルモンスターであり、ポイントアウトに長けているほかのラカイ戦士とは真逆のフィニッシャーです。

現在7連勝中。

ONEChanpionchipの育成大会であるウォーリアーシリーズでは3戦連続圧勝。

ストロー級ならではの回転力はもちろんのこと、一撃で仕留めるパンチに的確なパウンド。

そしてどんな体勢でもフィジカルで折にいくキムラ。

フィニッシュ力はストロー級一です。

パンクラスで八田に圧勝したURCC王者 アンソニー・ドゥ戦ではギロチンやアームバーをセットされるも全て無効化しパウンドを当て続けました。

ONE本戦では日本大会で仙三選手を投げそのままアームロックで腕を破壊し勝利。

2戦目はポンシリ・ミーサ・ティートを打撃で攻め立て最後はキムラで一本勝ち。

左フックを効かせた後の畳み掛けの勢いが凄まじいのですが、その後しっかりテイクダウンを奪い最後はバックを取られてる状態からキムラ。打投極の全てを見せつけ勝利。これは痺れました。

次世代ストロー級王者になりうるとまで言われているアディワン。

しかしまだまだ見せていない部分も沢山あります。

ONEでベルトを獲得したラカイの選手は5R動けるスタミナにONEの判定基準にそったポイントメイクを持っていましたがアディワンにそのスタミナや後半競り勝てる力はあるのか。まだまだ未知数です。

そして劣勢に立たされた時の打たれ強さやリカバリーなども未知数。

箕輪選手というトップグラップラーにより化けの皮が剝がされるのかもしれないこの一戦非常に楽しみです。

僕はアディワンは1.2年以内にベルトを取ると思っています。

ジェヘ・ユスターキオ🇵🇭

画像3

Pro MMA Record: 13-8-0

元ONEフライ級王者"グラヴィティ"ユスターキオが元RoadFCフライ級王者 ソン・ミンジョン🇰🇷と。これはここ最近で一番熱い試合です。

ユスターキオはラカイ随一の策士。

特にタイトル戦での試合運びは完璧です。

僕がONEフライ級でDJの次に強いと思っているアクメトフとの試合ではテイクダウンされてもパスを許さずスタンドで的確にポイントを取り判定勝ち。

ジェヘはKOパワーがめちゃくちゃ高いわけでもなく、TDDが素晴らしいわけでもないのです。

ONEの判定基準を理解し、そしてそれに沿ったゲームメイクをしっかり遂行できる強さをもっています。

故に王座陥落後の最近の試合ではあまりインパクトを残せていませんがまたタイトルの絡んで強さを見せつけてほしいです。

直近の試合過去に敗戦しているCW王者トニー・タウルにスピニングキックでKO勝ち。これは痺れました。

相手のミンジョンは田村、春日井、ヤマニハ、ジェイクと日本の団体でベルトを獲得したり、トップにいる選手を倒しています。

春日井に勝利し暫定王座になり、2015年にナムと壮絶なシーソーゲームを制し、リベンジ&Roadフライ級正規王者となってから怪我で3年以上試合をしていませんでした。

そして復帰に選んだ場所はウォーリアーシリーズ。

実績と実力を考えればいきなり本戦にでれると思うのですがブランクもありウォーリアーシリーズでした。

復帰戦はフィルポットに危なげなく一本勝ち。↓ 2:27:59から

ウォーリアーシリーズ二戦目はZST王者ジェイク・ムラタ

テイクダウンが強みの村田選手からテイクダウンをほとんど許さずスタンドで明確な差を見せつけ判定勝ち。

そして今回やっと本戦デビューとなります。

元王者ジェヘと遂に身の丈ぴったりの選手と戦うことになります。

テイクダウンで終わればジェヘに勝つのは厳しいです。

サブミッションアテンプトが求められます。

非常に勝負論のある一戦です。

ケビン・ベリンゴン🇵🇭

画像4

Pro MMA Record: 20-7-0

元ONEバンタム級王者 ラカイの龍 ベリンゴンはスピニングバックキック、カーフキックに凄く長けています。

ベタ足でジワジワと詰め的確にカーフキックで削るスタイルは相手の手数を徐々に減らしていきます。

ONE参戦当初から上田将勝を苦しめるなど強さをみせていたベリンゴンはONEと共にかなり成長してきました。


元々強かった左右のフックやスピニングキックに加え対グラップーでも問題なく戦えるTDD。そして5Rにわたり相手を削り続けるカーディオ。

初の王座獲得となった当時フェザー級、ライト級王座だったマーチン・ヌグエン🇦🇺/🇻🇳との暫定王座決定戦ではでは同じくストライカーであるヌグエンをカーフキックで削り続け判定勝ち。

そして遂にたどり着いた王者ビビアーノ🇧🇷戦。

ビビアーノには1度キムラで破れているだけに王座統一以外にもリベンジをかけ挑んだこの試合はビビアーノの柔術を跳ね返しスタンドで優勢となり判定勝ち。ビビアーノはONEで初の敗北でした。

その後ビビアーノ2戦して、2回とも敗れていますがカーフキックで幾度となくビビアーノを苦しめました。

ビビアーノ自身もスピニングバックキックが全く読めなかったと語っています。

自分からテイクダウンにいくことはあまりなく、ラカイの中でも特にストライカー色が強い選手です。

特にスピニングキックに関しては世界レベルの上手さ。

スピード、威力、正確さ全て完璧です。

対するは過去最強の相手 ”石の拳”ジョン・リネカー🇧🇷

バンタム級屈指のハードパンチャーのリネカーはサンドハーゲンに敗北後フリーとなりONEと契約。

初戦は1度ベリンゴンに破れているもののレアンドロ・イッサ🇧🇷をKOしているムイン・ガフロフ🇹🇯

1.2R圧倒するもののスピニングキックなどを効かされ後半失速し判定勝ち。

TJデイラショー戦でも蹴りとテイクダウンでドミネートされているだけにベリンゴンが勝つ可能性も低くありません。

勝者のタイトル戦はほぼ確実と言えるメインイベント。

アジアで、ONEで成長しキャリアを築いてきたベリンゴンの集大成。楽しみです。

以上3選手の紹介でした。

かなりサクッと書いています笑

チームラカイは本当にいいチームですし、ONE以外でも結果出してる選手もいます。

むしろ僕がラカイで1番強いと思ってるのはBraveCFバンタム級王者ローマンです。

中東最大のMMAプロモーションであるBraveCFはユニファイドルールです。その中で王座を4度も防衛しています。ラカイ初のUFCファイターは恐らくローマンでしょう。是非チェックしてみてください!

見て出さりありがとうございました🙏






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?