【1月10日】日経新聞まとめ
おはようございます!
3連休だとテンションが上がりますね😆
日頃の疲れを回復させながら、今日も世界のニュースを確認していきましょう!
10面 日本株、買われない「真相」、実質金利高止まりで低迷
→この記事、ここ最近の記事の中で、トップレベルに難しい記事。
これがわかれば完璧に金融のことわかってると言ってもいいくらいな感じ。
アメリカの株価は毎年最高値を更新してるのに対して、昨年の日本の株価(ここでは日経平均)は、32年前につけた最高値38915円(3泊行こー!が覚え方)の2割以上低い水準で終わりました。
なんで日本株がこんなに買われないのかという真相がここでは書かれています。
日本は現在言わずと知れた「低金利国」です。
ここから少し難しくなりますが、この一般的に言われている金利というものは「名目金利」といいます。
そしてここで大事になってくるのは、名目金利ではなく、【実質金利】というものなんです。
どういうことか?
たとえば現在名目金利が1%で、10年後に満期を迎える債券があったとします。
もしあなたが100万円分この債券を買えば、10年後の年に利子としてもらえるのは1万円です。
ただ、もし10年後の日本の物価が2%上昇していたらどうでしょう?
利子として1万円もらえても、全体としては2万円分ものの値段が高くなってるので、実質的には1万円の赤字です。
この物価の上昇を考慮した金利のことを、【実質金利】というんですね。
この例の場合、みなさん債券にお金を置いておきたいと思いますか?
この金利は預金にも適用されるので、債券&預金としましょう。
将来赤字になるなら債券&預金には置いときたくないですよね。
じゃあそのお金をどこに置いておくか?
物価が上昇してるということは、経済活動が活発だということです。
経済が活発ということは、企業の業績がいいということです。
つまり株にお金が流れやすくなるんですね。
このいい循環ができてるのがアメリカです。
つまりつまり、株価の上昇には、実質金利の低下が条件なんです。
一方日本は逆のことが起きています。
低金利政策というくらいなので、名目金利は低いのですが、経済が成長していないので、物価が上がってきません。
物価が上がってこないということは、さっきの例で言うと、債券の利子の1万円分がそのまま利益になるということです。
こういう時、みなさんは債券や預金などにお金を置いておこうとなりますよね。
これが、日本の株が買われず、預金ばかりだという根本的な理由です。
だから政府は一生懸命、物価上昇率を2%を目指すといって頑張って低金利政策を行なっているんですね。
日経新聞をとってる人は、力試しに、この記事を全文読んでみてください。
ちんぷかんぷんでもそれが普通なので、ちょっとずつこういう記事を理解できるようになっていきましょう。
毎朝の日経新聞解説こちらから!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?