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【1月13日】日経新聞まとめ

おはようございます!

今日は字数の関係で少し見にくい構成ですがごめんなさい!

先に謝っておきます笑

1面 米消費者物価7.0%上昇、12月、39年半ぶり伸び

→アメリカの経済を見る上で、めちゃくちゃ重要な指数であるアメリカの消費者物価指数(CPI)。

毎月15日前後に発表される指標で、アメリカの物価を見る上では1番注目されている指標だよ。

なぜ今、消費者物価指数がここまで注目されてるかというと、言わずもがなアメリカでめちゃくちゃインフレが進んでいて、今後の金融政策に大きく影響するから。

さあ、今回の結果はどんなだったかというと、引き続きめちゃくちゃインフレが続いてるということが示されました。

前回は6.8%の物価上昇だったのが、今回は7.0%物価が上昇してるということがわかりました。

アメリカの目標物価上昇率は2%なので、それと比べると7.0%はめちゃくちゃ高いです。

この結果から、今後どんなことが予想できると思いますか?

インフレ加速→FRB(アメリカの中央銀行)は景気を抑えにかかる→金利を上げる時期を早める→株価が下がる

ということが予想されます。

ここで、今朝のアメリカのマーケットを見てみましょう。

ニューヨークダウ、S&P500、ナスダックとアメリカを代表する3指数はすべて上昇してます。

これは、アメリカの物価指数が7.0%ほどになるということは予想通りだったということです。

株は将来の出来事を織り込みにいきます。

予想がたってる段階で、株価はもう動き終わってるので、実際に消費者物価指数でインフレが進んでることが示されても、対してマーケットは反応しなかったんですね。

こんな感じで,投資をする時は、実際の出来事と、マーケットの心理の両方を勉強する必要があります。

5面 財政収支、26年度に黒字、税収増で1年前倒し

→これちっちゃい記事だけど、案外めちゃくちゃ重要です。

タイトルにある財政収支というのは、専門用語でいうと、プライマリーバランスって言うんだけど、これを2026年度に黒字化すると言ってるよ。

どういうことか?

今日本は収入(税収)と支出(社会保障などの支払い等々)を比べた時に、支出の方が多くなっている赤字国家です。

その赤字分を国債という借金でまかなっているというのは皆さんご存知の通りだと思います。

政府はこのプライマリーバランスが赤字の状態を早く黒字に持っていきたい、つまり、国債を発行せずとも支出がまかなえるようにするために努力してます。

プライマリーバランスを黒字にするの何がいいんでしょう?

プライマリーバランスを黒字化するためには、経済の成長が必須です。

たとえば、企業が潤うと、その分利益が増えます。

利益が増えると、法人税が多くなります。

さらに、企業が潤うと、たくさん人を雇うことができ、所得税も増えていきます。

こんな感じで、経済成長=税収のアップになるんです。

なので、プライマリーバランスを黒字にできたということは、経済を成長させることができたという証拠になるんですね。

でもこの話は一筋縄ではいってなくて、2025年までに達成するという目標を、やっぱ厳しいので2027年にしますと言っていました。

そして今日の記事では、やっぱ2026年に出来そうです!と発表してるよ。

この話は日本経済の良し悪しに直結する話なので、しっかり頭に入れておきましょう。

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