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【12月18日】日経新聞まとめ

おはようございます!

最近はビッグイベントばかりで少し内容が重いですが、ちょっと頑張りましょう💪

3面 緩和維持、日銀にジレンマ

→最近アメリカの中央銀行がFOMCで金融政策を発表したけど、昨日はその日本版(日銀が発表)が行われました。

結論からいうと、日本は金融緩和を維持しますと発表したよ。

おさらい。

アメリカはこの前のFOMCで金利を上げていきます!と発表しました。

それは、アメリカの好景気が背景にあって、コロナ後の経済回復が著しかったからです。

対して日本はどうかというと、景気が回復してないので、金利をあげれません!と言ってるよ。

この、

「海外成長してるけど日本は全然してない問題」

は、バブル崩壊以降ずーっと言われてるよ。

お金というのは金利が低い国から高い国に流れるので、これからは日本円を売ってドルを買う、円安ドル高の構図になりやすい。

ドルで運用しましょうといろんな人が言ってるのは、こういう根本の背景があるからということは覚えておこう。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78566810X11C21A2EA2000/

3面 予算案107兆円台、来年度、10年連続最大

→予算案という言葉はなんどか聞いたことあっても、その都度シャットダウンしてきた人、ここではそんなことさせません。

資産運用する上では超重要なんです。

まず背景知識。

国の予算は「年ごと」ではなく、「年度ごと」で、2022年4月からの予算をどうするかということを前年の12月、つまり2021年の12月頃から、まさに今ごろから決めます。

そして1月の下旬頃には、大体こんな感じにしよう!というのが決まって、正式に成立するのが3月の下旬です。

これが今日の記事にある一般会計という予算です。メインの予算ってことですね。

それともう1人登場人物がいて、補正予算というやつです。

補正予算とは、災害や経済ショック、最近では感染症なんかで、予算が足りないぞ!となった時に、臨時に組む予算のことです。

普通は、3月に予算が成立して、9月以降に補正予算を組むのが一般的なんだけど、2020年、コロナが始まった時はなんと4月に補正予算が成立したよ。

そして今日の記事に戻ります。

メインの予算である一般会計の予算が107兆円になりそうだという記事。

これは10年連続で過去最高を更新してる。

実際の予算は、この一般会計に補正予算を合わせた額になるんだけど、2021年度は一般会計=106兆円、補正予算など合わせた額=142兆になってるよ。

この予算が増えてるということは、国の支出が多くなってるということなので、日本にとっては大きな課題なんだけど、じつは株にとってはプラス材料だったりします。

国がそれだけお金を出してるということは、市場にお金が出回ったり、民間企業にお金が回るだろうと考えられるよ。

なので、国家予算のことを考えるときには、予算増え続けて大丈夫?という視点と、増えてるならどこが恩恵受けるんだろう?という2つの視点をもとう。


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