【1月5日】日経新聞まとめ
おはようございます!
正月のお休み気分がなかなか抜けないこの頃ですが、
今日も一日頑張っていきましょう😆
2面 中国、3人っ子政策多難、「党幹部は出生義務」
→中国の3人っ子政策が思うように進んでいないという記事。
まずはおさらい。
中国は少し前まで、人口が増えすぎていて、1人っ子政策というものをやって、人口の増加を制限していました。
ただ、ここ最近になって、インドが目覚ましい勢いで人口増加と経済成長をしてきていることに危機感を感じた中国は、1人っ子政策から2人っ子政策そして3人っ子政策へと切り替えました。
人口は、その国の経済力に直結することが歴史を見ると明らかです。
特に労働力と言われる15歳から65歳の人が増える時期は人口ボーナスと言って、日本も人口ボーナス期には高度経済成長が起こって、日経平均は44倍になってるよ。
それだけ人口が増えることは大事なんだけど、最近中国ではその人口が減ってるよ。
3人っ子政策をやってるのになぜ?という疑問が生まれると思うけど、中国は長年一人っ子政策をやっていたことがあって、その体質がなかなか抜けていない。
2030年には、中国がアメリカのGDPを抜くという予想もあるなかで、今後の中国経済の成長にとってこの問題はとても大切だよ。
10面 FRBと市場、米利上げペース巡り乖離
→2022年のビッグテーマの一つであるアメリカの金利の話です。
まず去年までのおさらい。
コロナで落ち込んだアメリカの経済は、金利を下げたり経済対策をしてきたおかげで、他国よりもいち早く経済回復をしました。
そして、逆に経済が回復しすぎて、ものの値段が上がるインフレになり、金融緩和から金融引き締めへと舵を切ることをFOMC(アメリカの金融政策を決める会合)で発表しました。
どんな内容だったかというと、テーパリング(国債の買い入れ量を減らすこと)のペースを2倍にすること、2022年に金利を3回引き上げるというものでした。
そして今日の記事に戻ります。
アメリカ版日銀であるFRBは、このくらいのペースで金融引き締めを行わないとインフレを抑制できないと見てるけど、市場の予想は金融引き締めをすることでアメリカ経済が逆に下がるんじゃないかと予想してるよ。
こういうFRBと市場のギャップというのは、マーケットを大きく動かす原因になるので、実際にアメリカ経済はどうなっていくのか?ということは今年を通して注目するようにしよう。
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