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【1月6日】日経新聞まとめ

おはようございます!

今日は相場が荒れてるので、日経新聞の記事だけでなく、いろんな会社の記事を使って解説したいと思います。

紙面の新聞はどうしてもタイムラグがあって、今朝の出来事を反映するには難しく、日経新聞の場合は朝刊ではなく、夕刊に今朝のニュースが載ります。

ニュースは生物なので、より鮮度の高いうちに解説したいと思うので、今日は日経から飛び出します。

はじめに言っときますが、今日は離脱者続出覚悟で解説行きたいと思います笑

(ニューヨーク 5日 ロイター)

米国株式市場=下落、予想よりタカ派的なFOMC議事要旨受け
→12月にFOMCという、アメリカの金融政策を決める会合があって解説したことを覚えてますか?

簡単におさらいすると、アメリカのインフレを抑えるために、テーパリング(国債の買い入れ額の縮小)を2倍のペースで行うことと、2022年に3回の金利を上げることを言いました。(忘れた方は下におさらい記事貼っておきます)

それを踏まえて今朝、そのFOMCの議事要旨というものを発表したんだけど、結論から言うと、その発表の内容が予想外だったので、株価が大きく下落しました。

市場が予想していたよりも【早期に利上げを行うこと】に加えて、【保有資産全体の縮小】の可能性も言及したんです。

どういうことか?

次の記事に移ります。

(ヤフーニュース)

タカ派的FRB、インフレ抑制に早期利上げ必要な可能性示唆
→【早期に利上げを行うこと】については言葉通りで、インフレがめちゃくちゃ早いペースで起こってるので、それを食い止めるために、金利を上げるペースを早めるということです。

今回はそれに加えて、【保有資産全体の縮小】についても言及したことが新しいことです。

コロナが始まってから、アメリカの中央銀行であるFRBは、国債や住宅ローン担保証券というものを大量に買うことで、市場にお金を流し、経済の回復を図ってきました。

その大量に買った金額がどのくらいあるかというと、8兆8000億ドル、日本円でざっくりいうと1000兆円ほどです。

この大量の資産を縮小する、つまり、売却をしていくかもしれないということを言っていて、これは、市場からお金が大量に抜ける可能性があるということであり、大規模な金融引き締めが行われるかもしれないということが示されてます。

このインフレに対するFRBの政策に加えて、最近では、コロナの変異株であるオミクロンも世界中で猛威を振るってるので、今後のマーケットはかなり荒い動きになるかもしれません。

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