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【2月7日】日経新聞まとめ

おはようございます!

立春過ぎても寒さが続いてますが、

今日も一日頑張っていきましょう🌸

5面 海で溶けるプラ、カネカが増産

→今日は世界的に課題になっている

『プラごみ問題』

について解説します!

プラスチックは軽量で加工がしやすいことから、ビニール袋やペットボトルに使われてきたけど、それらがちゃんと処理されずに海に大量に流れているというのが今の現状。

どれくらい大量かというと、あるデータによると、2050年には、海にいる魚全部の重さより、プラごみ全部の重さの方が大きくなるっていう推計も出されてるよ。

日本は島国ということもあって、そんな世界中のプラごみが流れつきやすいということも覚えておこう。

そしてこのプラごみ問題の1番問題なところは、海に捨てたプラごみが巡り巡って人体に悪影響を及ぼしてるところ。

プラスチックに付着してる有害物質が海に流れたり、プラごみをエサだと思って食べてしまう魚がいるというのはなんとなく聞いたことあるかもしれません。

結局人間はそのプラごみまみれの海で育った魚を取って食べてるので、人間の健康状況を害しているよ。

日本人を含めた8カ国の人の便を調べたら、全員の便からプラスチックが検出されたというデータもあるくらい、この問題は深刻。

さらにさらに問題なのがゴミの輸出問題。

「ゴミを輸出?何じゃそりゃ」と思うかもしれませんね。

今世界でプラごみ排出ランキング1位は中国で、2位以降は東南アジア、日本は30位です。

けど、これは見かけ上の数字で、日本を含めたアメリカやヨーロッパの国々は、プラごみを上位の新興国に輸出してるんです。

プラスチックの原料は石油だからそれを燃やせば燃料になる。

だから

新興国→安く燃料が手に入る
先進国→ごみの処分を押しつけられる

という構図になっているよ。
でも燃料に使えるプラスチックは、お菓子やジュースの飲み残しが付着してたら使えないから、使えないものを新興国がプラごみとして計上してるだけ。

つまり元凶は日本とかの先進国って考え方もできる。

だから中国は2017年からプラごみの輸入を禁止したよ。

この問題はこれからも長く続いていく問題なので、しっかりと頭に入れておこう。

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