【1月9日】日経新聞まとめ
おはようございます!
楽天証券のメンテナンスで投稿が遅れました!
早速いきましょう!
6面 11日、東証、上場企業の新所属先公表
→みなさん、今年から日本のマーケットの区分が変わるって知ってましたか?
マーケットの区分ってなに?という人にもわかるように解説します!
じつはこれ、積み立てやってる人とかは超重要なんです!
今回話題の中心は、日本のメインマーケットである、東京証券取引所(以後、東証)という所になります。
現在、東証には、4つの区分があって、①東証1部②東証2部③ジャクダック④マザーズというものがあります。
ニュースなんかで聞いたことある人もいるかもしれませんね。
そして今回の話は、この4つの区分を廃止して、新たに①プライム②スタンダード③グロースという3つの市場区分を設置しようという話です。
過去の区分と照らし合わせると、東証1部=プライム、東証2部&ジャスダック=スタンダード、マザーズ=グロースという感じです。
一体この市場区分を変えることの何がそんなに大切なんでしょうか?
これを理解するには、今までの市場区分の問題点を理解する必要があります。
よく企業のホームページなんかで、「弊社は東証1部上場企業です」みたいな文字見たことありませんか?
そうです、東証1部というのは、そこに属してるだけでブランドになるんです。
でもじつは東証1部になることの本当のメリットは、ブランドの向上じゃないんです。
なんだと思いますか?
答えは、「東証1部に属しているだけで、自動的に世界中から投資をしてもらえるようになる」ということなんです。
ここではわかりやすく、アメリカの例で説明してみましょう。
よく最近取り上げてるS&P500という指数がありますね。
アメリカの代表する会社500社を詰め込んだパッケージみたいなものです。
これはどういうことかと言うと、S&P500の指数を買ってる人は、「S&P500という区分に属してる会社に、自動的に投資をしてる」と言うことなんです。
つまり、S&P500に組み入れられてる企業は、何もしなくても、自動的に世界中の人に投資をしてもらえるようになるということなんですね。
じつは日本にもS&P500と同じようなものが存在するんです。
それはTOPIXというものです。
TOPIXというのは、日本株全体に投資をする時の1番代表的な指数で、みなさんの積み立てNISAの商品なんかでもあったりします。
そして、そのTOPIXというのは、東証1部と範囲が重なります。
だんだん見えてきましたね。
つまり、企業としては、東証1部になることで、TOPIXに組み込まれることになり、世界中から自動的に投資をされるようになるんです。
以前は、東証1部と言ったらかなり審査基準が厳しく、そう簡単にはなれなかったのですが、最近では、その基準が大幅に下がり、対して優良企業じゃないのに東証1部にいるよねという状況が起こっていました。
これが、今までの市場の大きな問題点です。
これじゃ、本当に優良企業にはお金があまり回らず、日本の経済の発展が阻害されかねません。
なので、基準に満たさない会社は淘汰されるような仕組みを作ろうとしているんです。
ただ、この取り組みも一筋縄ではいっていないというのが事実なんですが、日本のマーケットはどう変わろうとしてるのか?という大きな流れはしっかり掴めるようにしておきましょう。
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