【12月20日】日経新聞まとめ

4面 香港議会、親中派一色に

→香港の抵抗もとうとう完全に抑えられたような形になってしまった記事。

今までの流れまとめます。

時を戻すことアヘン戦争。

中国はイギリスに負けて、南京条約で香港をイギリスに明け渡すことになったよ。

当時は、列強と呼ばれる欧米諸国が中国にどんどん攻め入って、中国の領土を取り合っていました。

世界は大きく、社会主義と資本主義に分かれていて、香港はイギリスを本国とした資本主義側に組み込まれ、著しい経済発展をしました。

そんななか、1997年にイギリスが香港を中国に返還するという協定を勝手に結び、形上は香港は中国の一部に戻ったよ。

だけど香港人は、資本主義の方がいいということで、「一国二制度」という言葉が生まれました。

中国は時間をかけて、香港を一つの中国にしようとしてきて、ついにこのコロナ禍に、歯向かう香港人を逮捕できる法案をしれっと成立させてるよ。

そして今日の記事。

完全に中国の息がかかった人だけが当選できるような選挙をして、香港人の意見が通らないようにしてしまいました。

こんなことしていいの?というのが世界的な問題点。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78577780Z11C21A2FF8000/

13面 日本株を買わない日本人

→YouTuberなんかが、投資のことについて発信してることもあって、現役世代で投資する人が増えてきました。

投資する人が増えたとしても、その投資先がほとんどアメリカなので、日本株が上がらないねという記事。

もちろん個人投資家の動きというのも大事なんだけど、記事にもあるように、本当に注目しなければいけないのは、機関投資家という超大口の投資家の動き。

アベノミクスが始まって以降、日本株の主な買い手は、日銀と年金機構(GPIF)でした。

これらの大口投資家が日本株を買い支えていたので、「まだ、日本株は買っていいね」という風潮がありました。

でもここ最近は、その買い入れ額がほとんどなく、株価が下がっても買い支える人がいないという状況になってます。

「中央銀行が株を買う」というのは、世界を見ても前代未聞の異次元の金融緩和。でも、日銀が今まで買ってたってことは、これから売ってくるのかな?と市場は警戒してるよ。

個人の運用の鉄則は、大口の投資家の一歩後を動くのが基本なので、大きなお金の流れはどこに向かってるのか?というのを敏感に感じとるクセをつけよう。


毎朝8時に更新してます↓

https://lin.ee/CpSzLqD

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?