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【2月4日】日経新聞まとめ

おはようございます!

今日も相場が荒れてます!

早速いきましょう!

1面 英中銀、量的引き締め来月着手、追加利上げ、年0.5%に

→今日はアメリカの株価が大暴落してます。

その原因のひとつ目が、このニュースです。

まとめ記事を毎日見てる人なら、このニュースが大事そうだなってピンときたかもしれませんね。

今までずっと、アメリカのFRB(アメリカ版日銀)のことについて説明してきました。

アメリカの経済が良くなり過ぎていて、それを抑えるために、前行われたFOMCで①金利を上げること②保有資産を減らしていくことを行うということが発表されましたね。

この政策が経済活動を冷やしてしまうんじゃないかということで、1月は年明け早々株価が大幅に下がっていました。

実際には、まだ金利を上げたり、持ってる資産を減らしたりはしてないのですが、『思惑で』株価は下がっていました。

それだけ金利の上昇と保有資産の縮小は株価にとってインパクトのあることなんですね。

そして今日のニュースは、イギリスの中央銀行が、「金利を上げて、なおかつ保有資産の縮小を来月から行う」ということを発表しました。
アメリカが『これから』やろうとしてることを、『すぐに』やるということを発表したというから株式市場はかなり動揺してるんですね。

そしてさらに逆風を吹かせたのは次の記事に続く、メタプラットフォームズ(旧Facebook)の決算発表です。

3面 「フェイスブック」初の利用者減、メタ、プライバシー保護規制重く

→Facebookの決算が最悪でした。

Facebookの傘下には、Instagram、WhatsAppなどのSNSがあるのですが、その全部の合計をFacebook利用者数というのですが、その人数が3ヶ月前より100万人減ってなおかつ、純利益が8%減少しました。

Googleの決算のときにも解説したけど、やっぱり1番の強豪はTikTok。

利用者数が伸びているTikTokとは対照的な結果となりました。

さらにFacebookの足を引っ張っているのが、Appleのプライバシー保護規制。

みなさん最近アプリをインストールすると、「アクティビティの追跡を許可しますか?」みたいな表示が出てきませんか?

あれって、たとえばニュースアプリでファッションの記事を見ていたらその情報が広告会社に行き、検索時にファッションの広告を出せたりするようになることを許可しますか?ということなんだけど、ほとんどの人って、「許可しない」を選択すると思います。

この機能をAppleが追加したことによって、広告収入の一本足打法のFacebookは痛手を受けたという感じなんです。

これを受けてIT企業の比率が高いナスダックなんかは特に下げがきつかったです。

たぶん今年の相場は、こんな感じで、投資家がなかなか強気になりにくい展開が続いていくと思います。

「買いはゆっくり、売りは早く」

ぼくは昨日のうちに売り逃げてたので、この下落には巻き込まれずに済みました。

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