見出し画像

【1月11日】日経新聞まとめ

おはようございます!

3連休が終わってなかなか休み気分が抜けない朝ですが、

今週も1週間頑張っていきましょう😆

5面 マネーの川は急変する
→この記事は今後の「リスク」を考える上ですごく面白い記事。

ざっくりと結論を言うと、①2022年現在の状況は、世界的な金融危機だったリーマンショックの前とすごく似ている②もし危機が起こったら日本はチャンス、こんなことが書かれています。

まず、リーマンショック前の世界はどんなだったかと言うと、今と同じで「超金あまり」だったよ。

政府が、経済を刺激しようとして、大量のお金が市場に出回っていました。
そのお金がどこに向かったかというと、株。

当時、世界の株価は3年で44%も上昇しました。

さらに株だけでは足りなくなった人たちは、リスクの高いジャンク債と呼ばれるような、破産リスクも高いけど、その分利回りも高い債券に投資をしたり、サブプライムローン(これがリーマンショックの元凶だったよ)という、返済能力が低い人でも多額の住宅ローンが組めて、そのローンを証券化したゴミみたいな商品なんかが出回ったよ。

それに加えて、FRB(アメリカの中央銀行)は利上げをし続けていました。

これらが重なり、リーマンショックが起きたんです。

一方今はどんな感じかというと、コロナで、世界的にダメージを受けた中で、世界中の国がバンバン経済対策を打って、金あまりの状態になっています。

過去3年間を見てみると、株価は66%上昇していて、金あまりのお金が株に流れていることがわかります。

ジャンク債の発行も過去20年で最高になっていて、空箱企業と言われるSPACというものに投資家がリスクをとって投資をしています。

さらに今年からは、テーパリングが終わった後に利上げ&保有資産の縮小をするという、金融引き締めをFRBはほのめかしています。
しかし、リーマンショックみたいな危機が起こった時には、日本はチャンスになるとこの記事では言っています。

理由は現金で持ってる比率の高さです。

ショックが起きた時には、真っ先にリスク資産である株なんかが売られてダメージを受けます。当然株などで運用している比率の高いアメリカなんかは真っ先にダメージを受けるわけです。

でも日本は幸か不幸かほとんど投資をしていません。

株価が下がった時に、動き出せるような蓄えがあるのが強みだということをこの記事では言っています。

ただ、下落時に、日本企業が動き出すのか?という疑問はありますが、こういういろんな見方をするのもすごく大切なことです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?