高松宮記念 血統解説2022‼️🔥
こんばちわ!
今週はドバイもありますが、高松宮記念の方の血統解説をさせて頂きます‼️🔥
また、告知になりますが、遅れていた【血統講座】のVol.2をお出しさせて頂きました。マガジン購入頂いている方は是非ご拝読ください。
前作と同様に返金可能状態にしていますので、少しでも血統のことを知りたいという方は手に取って頂けますと幸いです。😊
それでは!今週もよろしくお願いします‼️🔥
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〜〜中京芝1200m・コース解説〜〜
*画像はnetkeibaより抜粋
スタート直後から緩やかな上り坂に入り先行争い。3〜4コーナーは緩やかな下り坂に入り、直線に入る。その3〜4コーナーはややスパイラルカーブのような形状になっていて外追走の馬はより外に振られやすくなっているコース形態になっています。直線は400m超で残り300m辺りから100m程+2mの急坂がありレベルの高いパワーを要します。
また、道中が下り主体なので失速ラップが入りづらく脚が溜まりにくい。故に、均一的なスピードの持続力やラストで急坂を登っても失速しないだけのパワーが必要になります。
総じて、内の逃げ・先行馬に展開が向きやすいコース形態になっており、外を回した差し馬は届きにくい傾向にあります。
〜〜高松宮記念・好走血統〜〜
✅非サンデー系
現中京コースに変わった2012年からの10年間で馬券に絡んだ30頭はほとんどが非サンデー系に該当。
サンデー系で馬券に絡んだのは、、、
ディープインパクト産駒のグランアレグリア(2019年2着)、ミッキーアイル(2016年2着・2015年3着)とダイワメジャー産駒のレシステンシア(2021年2着)、ナックビーナス(2018年3着)とコパノリチャード(2014年1着)、フジキセキ産駒のストレイトガール(2014年3着)、ステイゴールド産駒のインディチャンプ(2021年3着)の7頭8例のみ。昨年に関してはサンデー系が2.3.4着に絡んでいますが、馬場がかなり渋った事でスピードが削がれる結果になり、相対的にパフォーマンスを上げたという印象。
このディープインパクト産駒、ダイワメジャー産駒、フジキセキ産駒、に共通している点と言えば、サンデー系の中でも前傾的なスピードに富んでいるタイプで、(ディープインパクトに関しては前傾的なスピードがあると言うよりは身体能力が高く対応できてしまう、また母方に強いスピード要素を持っていた、という方が正しいかもしれません)いかに中京コースでスプリント戦らしい前傾的かつ持続的なスピードを求められるかの証明の一つになるかと思います
そういった点から基本的にはサンデー系は軽視。特に代が浅かったり、クロスするなどで濃く持っている馬は注意したい。評価するにも上記に挙げたような前傾的なスピード要素を持つ産駒から、という事が傾向からは読み取れるかと思います。
✅ダート血統
前項でもお話ししているように、このコースは前傾的かつ持続的なスピードを求められる。そういった面をクリアできるのがこのダート血統。
これだけだとかなり広い意味合いになってしまいますが、中でも取り上げたいのはダート型ミスプロ系に当たるForty Niner系やGone West、北米ダート色の強い血統であるStorm Cat、Vice Regent、Danzigあたりがメインになります。
特に、ダート型ミスプロ系に関しては4年連続で連対中。昨年1着ダノンスマッシュ(父ロードカナロア*ダート型というとやや語弊がありそうですが、Storm Catのスピードが効いたキンカメ系ですので該当とします)、2020年1着モズスーパーフレア(父Speightstown)、2019年2着セイウンコウセイ(父アドマイヤムーン)、2018年1着ファインニードル(父アドマイヤムーン)、2017年には再びセイウンコウセイとその相性の良さを見せています。
中でも、Forty Niner系はミスプロの前向きなスピードを出しつつ、急坂にも耐えられるパワーを出すTom Rolfeを内包している辺りからも相性が良い。
総じて、上記に挙げたダート型のミスプロ系やダート向き(スピード向き)なNorthern Dancer系であるStorm Catや Vice Regent、Danzigと言った辺りは適性が高く注視したい要素になります。
〜〜出走馬血統解説〜〜
*ここでは血統評価をA〜Dで評価していきたいと思います。たまにSが出てきます。笑
基準は下記の通り。
の以上4点。加えて、そこからその他条件がついて回り、それが良い方に出そうか、悪い方に出そうか、その辺りを±を付けて評価していきたいと思います。
✅レシステンシア
香港スプリント2着から臨みます。
父はサンデー系の中でも前傾的なスピードとタフさを併せ持つダイワメジャー。また、ダイワメジャー×Danzigという同産駒のニックス配合馬で、更にSadler's wellsも入るとなるとメジャーエンブレムなどがいる好配合。他にもDanehill内包だとブルドックボスやラヴィングアンサーなど、Danehillの🇦🇺Danzigらしい前向きさのあるスピードが出て短距離向きに出やすい配合と言えます。
母父はRibot(Grausterk)やSharpen upを持っている辺り、中京の急坂でも止まらずに粘りを発揮できる可能性は高い。馬場がタフになった昨年も好走していますが、適性自体は高いと言えるでしょう。
ここは実績通り地力はトップクラス。海外帰りで状態面がどこまで。
✅グレナディアガーズ
阪神C1着から臨みます。
父のFrankelは14戦無敗を誇った🇬🇧の名馬で1400〜2000mで活躍。既に日本でもソウルスターリングやモズアスコットといったG1馬を輩出している名種牡馬です。柔らかさのあるGalileoの後継種牡馬でありながらDanzig系のDanehillを内包している為か、前向きさが強く筋肉量も豊富なタイプの産駒が多い。ただ、同馬に関しては460キロ前後とDanehillの影響よりも父父系列と母方のミスプロクロスからくる柔らかさの影響が強い印象。そういった面から前傾ラップを追走するダート的な速力に加えて、その前傾ラップを前受けできる耐久性が持ち味。また、母方に前向きさを出す、ミスプロクロスやRed God等を内包し、豊富なNasrullahを持つ追走力に富んだ血統構成。総じて、持続力を活かした積極的な競馬がフィットする印象です。
今回初の1200m戦ですが、ダート的な速力がある同馬には距離自体は問題無い印象です。また、父がHis Majestyを内包するDanehillを内包している分、中京の急坂も問題は無い印象で、コース適性は問題ないと言える。
同馬が好走するならスプリント戦らしい前傾ラップが欲しい。故に馬場が過度に渋って、道中が流れないとなると馬場適性も含めてやや厳しい印象。馬力を要する良馬場までを許容範囲としたい。
✅メイケイエール
シルクロードS1着から臨みます。
父はディープ後継の中でもDanzig的なスピードを内包するミッキーアイル。近親にユキチャン、ハヤヤッコ、ソダシといったパワーを要する中距離ダートで活躍する馬が多数いる白毛一族出身で、前述したパワーもそうですが、メイケイエール自身を見ていても分かるような前向きな気性に加えて、4代母父であるStar de Naskra(スピード型Nasrullahの一種、サウスヴィグラスの母父)の影響が強い牝系であり、そういった点からもダート的な速さやパワー、前向きさに恵まれている印象です。また強いNorthern Dancerのクロスが前向きさを助長しているとも言えるかと思います。
前走は例のごとく行きたがる素振りを見せながらも、内で溜める事に成功。レース振りにかなりの進歩を見せた一戦となりました。元々地力は高い為、折り合ってレースを運べれば高いパフォーマンスを発揮できると証明できた一戦でした。
今回は前走と同舞台のG1だけに適性自体は問題無いのでしょう。能力を発揮できるように立ち回れるかどうかの一点でしょう。
✅サリオス
香港マイル3着から臨みます。
父はトニービンを内包し晩成傾向にあるハーツクライ。半姉に有馬記念2着などの実績があるサラキアがいる血統馬です。父ハーツクライの母方にDanzig、Storm Catなどのスピード型Northern Dancerという配合は早期の段階ではトモが緩く追走力に乏しい傾向にある同産駒を、無理矢理早期から追走可能にして走れるようにしているパターンが多い。サリオス自身も、Danehill持ちらしい雄大な馬格をしている所からも、Danehillの影響が強く出て、前述したような仕上がりの早さがでている印象です。
同馬も今回が初の1200m戦。個人的にはこの距離短縮はかなりプラスに捉えています。前述もしていますが、馬格がありDanehillが効いたタイプであることから、Danzigの前向きで強烈なスピードや一本調子感、そして内包しているHis Majestyからくるパワー・耐久性が引き出されているタイプ。今回距離短縮で一発回答があるかは何とも言えませんが、将来的に地力を問われる流れの短距離戦で活躍できる可能性は高い。
そういった意味で今回に関しては、馬場がやや渋って馬力が問われたり、極限のスピードを求められるといったシチュエーションにならない方が同馬にとっては好都合。マイル~中距離経験を活かしたい所。
✅ダイアトニック
阪急杯1着から臨みます。
父はキンカメ後継のロードカナロア。母父はサンデーサイレンスで母のトゥーハーモニーは名牝Cosmahの3×4を持つ血統馬。馬力を引き出すTom Rolfeを内包してる点や、Storm Birdの4×4を合わせ持っていることなどから、ある程度の力を要する馬場・コースにも対応できる馬場融通の広さも伺える一頭。
ロードカナロア産駒の母方にアレミロードを持っているパターンの配合では、中京の重賞である京都金杯を制しているケイデンスコールがおり、Ribot後継のHis MajestyとTom Rolfeのクロスが発生し、パワーの面が助長される配合の一つ。故に中京の急坂はイメージより問題無い印象。
長期休養から空けて今回が4戦目ですが、休養の影響は全くない。父方の前向きさと基礎スピードの高さを活かして、一昨年のような積極的な立ち回りを期待したい。適度に馬場が渋って中間速を求められるシチュエーションが同馬にはベストか。
✅ナランフレグ
オーシャンS2着から臨みます。
父がサンデー系の中でもダートで強さを発揮する馬力を兼ね備えるゴールドアリュール。母父がRoberto×Ribotのブライアンズタイムでパワー豊富な血統構成。母の奥にもタマモクロスやノーザンテーストが入り、総じてやや重めの血統構成。
好走血統の所でも触れていますが、基本的にはサンデー系を評価したくないレース。例外はもちろんありますが、同馬はNureyevを内包するゴールドアリュールの産駒。1200m戦に対応はしていますが、G1レベルのスピードについていく血統的な才能があるかと言われると個人的には疑問。パワー面は問題無い。
馬場がだいぶ渋るなどで、父の馬力が活きて同馬が末脚を発揮できるシチュエーションになった際に一考。
✅ロータスランド
京都牝馬S1着から臨みます。
父はRoberto系のPoint of Entry。Point of EntryはHis Majestyの3×4も内包しており、パワーや耐久性に向いた種牡馬と言えます。また、Robertoの3×4とミスプロクロスを持ちNashua色の強さが目立つ血統構成。母父であるScat Daddyなどダート血統も抱えており、スピードの持続力、パワー・耐久性に富んだ血統構成です。
ざっくり言うと、筋肉が硬く加速性能に乏しいが簡単に失速しないタイプ。故に直線でスピードを発揮するシチュエーションでは分が悪い。ただ、安定した先行力は武器で、1200mでもすんなり先行できる可能性は十分。先行し粘る展開に持ち込めればチャンスがありそうです。
急坂を苦にしないだけに、急坂でも失速せずに持続力を活かせれば、他馬に対して優位に立てるか。積極的な立ち回りでチャンスを見出したい。
✅トゥラヴェスーラ
阪急杯2着から臨みます。
父はステイゴールド後継でオルフェーヴルの全兄に当たるドリームジャーニー。母のジャジャマーチャンは名スプリンターのアストンマーチャンの全妹という血統馬。ノーザンテーストの5 x 4 x 4や、Princely GiftのクロスやCaroと言ったスピードを助長する軽めのNasrullahを取り込み、短距離向きの前向きさが助長されているタイプ。Woodmanのパワーも効いたタイプの血統構成と言えます。
元々は京都や平坦なローカルコースの適性が高いと感じていたタイプで、急坂がありパワーを求められる中京で走るにはやや非力かなと感じていましたが、この血統中の異系であるWoodmanが目立ち、パワーが助長され中京コースもこなせている印象。また、逆境に強いノーザンテーストのクロスがあるだけに昨年の高松宮記念のような悪条件にも対応できるタイプ。
近走は1400mで好走している辺り短距離向きの強烈なスピードがあるという訳では無いが、このレースはそれがプラスになる事も多いので条件次第では悪くとらえなくて良いか。馬場が悪くなった際は浮上もありそうな一頭。
✅ジャンダルム
オーシャンS1着から臨みます。
父はSadler's wells系のKitten's Joy。Sadler's wells系の中でもTom FoolのクロスやSir Gaylordを持つなど、比較的軽めの種牡馬です。母はスプリントG1を制している名牝ビリーヴという血統馬。急坂などのパワーを求められるシチュエーションに強い、ファリダットやトレンドハンター、キョウワハピネス、ストーンステッパーなどがいるSovereign Ladyの牝系出身。軽めの馬場の急坂コースで耐久性を求められる展開で好走してきやすい血統構成と言えます。
前述もしているように、パワーと軽いスピードを持ち合わせているタイプで、前走のような1200mだったら1:07台が出るような速い馬場でパフォーマンスを上げてくる。故に今週末の雨予報は鬼門となるか。
同馬の軽いスピードを活かせる馬場状態と判断できれば一考したい。
✅シャインガーネット
シルクロードS2着から臨みます。
父はステイゴールド後継のオルフェーヴル。母父にはミスプロ系の中でも強いスピードを持つGone Westという配合。母方にSecretariatとSeattle SlewのBold Ruler系の中でも柔らかさが出るBold Rulerクロスを持ち、基本的には大箱向きのタイプと言える血統構成。
前走は1200m戦への慣れを見せて2着。後方一気の競馬をする事もありますが、1200mの流れに対応して中団辺りを追走できたのは良い経験。外枠から運べたという点でも評価して良いでしょう。
ただ、1200m向きという血統でも無いため極限のスピード比べになった際は分が悪い。馬場が渋る等のシチュエーションが欲しい所。
✅レイハリア
京阪杯16着から臨みます。
父はキンカメ後継のロードカナロア。母父にはドイツ血統を内包するマンハッタンカフェという配合。祖母リーインフォーストはトニービン×ノーザンテーストなど重めの血統を持ち、HyperionやTeddy等スタミナや耐久性の面を豊富に持つ。父のスピードを母方の耐久性によって下支えしているような血統構成。故に加速性能に乏しくスピードの持続力に特化したタイプと言えます。
昨春~夏にかけて4連勝。前述しているように直線で加速して上がりを発揮するには分が悪いので先行押し切りがメイン。元々、ダートの短距離でも先行していた先行性能の高さは評価できますし、父系らしい馬場融通の広さも評価可能。
同馬に関しては、極端な高速馬場か、極端に馬場が重くなるなど極端なシチュエーションになった方が相対的に浮上出来る印象です。
✅クリノガウディ-
阪急杯14着から臨みます。
父はRoberto系のスクリーンヒーローで、母父には同じくHail to Reason系のディアブロという血統構成。ノーザンテーストのクロスも持っており総じて、粘り強さ・耐久性のある血統構成です。
父スクリーンヒーローに母方Devil's BagはHaloの軽めの持続力などが強調される好配合で、グァンチャーレやマイネルウィルトス、マイネルグリットなどがいます。父系の耐久性を合わせて活かし道中であまり緩みが入らない流れで力を出す傾向にあります。また、父父のグラスワンダーと母父父Devil`s Bagの牝系が同じSkylarking牝系出身という事もあり親和性のある相性の良い配合になっています。
シンプルに左回りに替わる点は評価をしたい。右回りと左回りで走りが変わるレベルの馬なので、その点は査収しつつ評価するべきと感じます。
✅エイティーンガール
阪急杯10着から臨みます。
父のヨハネスブルクはStorm Cat系の種牡馬。ややダート向きの血統。また母方はノーザンテーストのタフさの影響力が強いダイナオレンジの牝系出身で、タフな芝や洋芝など、パワーを求められるようなシチュエーションでも好走できるタイプです。比較的馬場融通広めのタイプとも見ております。母方のヘクタープロテクターがミスプロ×River manという血統構成にあたり、比較的柔らかめの血統。
昨年の高松宮記念では7着でしたが上がり最速を記録。欧州方面の柔らかさを持っている血統だけに、昨年の様な馬場や馬力を求められるような馬場でしっかり脚を伸ばして来れる点は評価可能。
前走は内前有利の展開で、後方から伸びきれず。加えて得意ではない高速馬場に加えて、3か月の休養明け。欧州要素を持っているだけに叩いた上積みはある。ここは条件好転と捉えて良いと思います。
降雨によって馬力が必要な馬場になればチャンス有と見ます。
✅サンライズオネスト
阪急杯3着から臨みます。
父はサンデー系の中でも前向きなスピードを持つダイワメジャーに母父にはトニービン後継のジャングルポケットという配合。祖母のフェアリーワルツはRoberto×ミスプロのNashuaクロス持ち、更に母でSpecial≒Lt.Stevensを持ち、持続力を助長した血統構成です。
ここ2走で+6キロ→+10キロと馬体がしっかりして来た印象。母父が晩成血統のトニービンだけに5歳春でようやく充実期を迎えていると言っても良いと思います。
ただ、いきなりG1レベルのスピード比べとなると分が悪い。ただ、今後充実度の目線で注目できる一頭と言って良いでしょう。
✅ファストフォース
オーシャンS9着から臨みます。
父はキンカメ後継のロードカナロア。母父はサクラバクシンオー、奥にDanehillという構成で、前向きさがありつつ下り坂でスピードに乗るレースが得意の血統。また、His Majesty(Ribot)のクロスを持っており、やや脆さがありそうな血統の中では粘りも効かせられそうな血統構成になっております。同牝系からはリトルアマポーラやメイショウナルト、エピカリス、ダイカツリュウセイ、ルイジアナピットなど比較的平坦コースで良績のある馬が多く輩出されている。
前述もしていますが、下り~平坦で良い要素と、急坂で良い要素があり、やや中途半端にも映る。個人的には中京コースもこなせるだろうが、他にも適性が高い馬がいる際は相対的に劣る印象。
スムーズに先行出来た際は粘り強いですし、前半から飛ばしていける所も長所ではありますが、やはり小倉1200mがベストでしょう。超高速馬場で一考。
✅ライトオンキュー
京阪杯7着から臨みます。
父ShamardalはStorm Cat系の中でも内包しているMachiavellianやRiver manの影響が強く、タフな芝の前傾ラップ戦に強い傾向があります。同馬も特にその傾向に当てはまるタイプ。また、母方には早いミスプロ系のGone Westを抱えてより前傾ラップ戦に対しての適性が補給されている印象です。Robertoも内包している事で、多少早めのラップを追いかけても耐久性を発揮してしっかり脚を伸ばして来れるイメージが湧く血統構成。
前走の京阪杯が約8か月ぶりの一戦。そこからさらに約4カ月ぶりの今回。昨年の同レースで鼻出血を起こしてからリズムを崩しているだけに、ここは状態一つという印象。
元々重賞でも高いレベルの走りが出来ていた馬だけに、地力は侮れないものがある。馬力を要する馬場になった際は前進を期待したいが、状態面の査収はしたい。
✅キルロード
オーシャンS6着から臨みます。
父はキンカメ後継のロードカナロア。母父はサクラバクシンオーという配合で、同父×母父には北九州記念を勝っているファストフォースがいる。下り坂主体~平坦のコースで、前傾ラップの中でスピードに乗り持続させるようなレースの適性が高い配合です。同馬は特に、奥にスピードのあるミスプロ系のSeeking the GoldとDanzigを持ち、よりその前傾ラップ適性を助長しているような血統構成です。
血統の字面通り先行押し切りスタイルが同馬の形。ここは先行して自身の形に持ち込めるかがポイントになりそうですが、それよりも中京の急坂に対応出来るかが課題。
個人的には、仮に先行出来ても直線前半の急坂で早々に脱落するシーンが思い浮かぶ。
✅ダイメイフジ
オーシャンS8着から臨みます。
父はミスプロ系のアグネスデジタルで、芝もダートも両方やれる両刀種牡馬の産駒。母父にはKey to the Mintの耐久性を持ち合わせるダンスインザダークで、パワー・耐久性を助長。また、母方のStorm Bird内包という点からも、馬場融通の広さが捉えられ、芝・ダート・馬場状態にとらわれず走れる点は強みの一つ。
母父のダンスインザダークは急坂でも耐久性を発揮できる要素を持ち、中京コースで評価したいのですが、このレース(コース)に関してはサンデーが邪魔になってしまうのがやや難点。とはいえ、総合的に見て血統的な適性はそれなりにある方。
やはり血統以前に近況が冴えないのが痛い。
~~まとめ~~
・現状の印
現状の本命はレシステンシアに打ちます。
土曜の夕方頃から降雨の予報があり、馬場状態が現状では読みにくい。
その上で◎レシステンシアは地力上位、かつ、湿った馬場で問題ない融通性がある。最終的に◎を打つかどうかはまだ決めかねていますが、重い印は外せない。
次点で距離短縮によって上積みのありそうな☆サリオス、△ロータスランド。特にこの辺りは馬場が湿れば追い風になる。同じく湿った馬場で展開しだいでチャンスがありそうなのが△エイティーンガール。この辺りは降雨の影響を見つつ狙いたい所です。
本日は以上になります!
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