高松宮記念、出走馬血統解説‼️‼️
こんばちわ!!
今週はG1高松宮記念!!1200mの電撃戦です!
比較的血統傾向が出やすいレースですし、なんとか予想のお役に立てるよう頑張りたいと思います!👍
有料でだします!と告知もしていましたが、、、
やめました!😅💦(笑)
と言うわけで、また多くの方に見て頂ければ幸いです😊
それでは本日もよろしくお願いします‼️
〈はじめに〉
このマガジン&血統解説は、その競走馬の血統的な特徴や適性を知りたい!また、血統を勉強したい!詳しくなりたい!興味がある!という方にまで、『わかりやすく!』を念頭に作成しています!
ただし、予想となるとまた話は別です。前述もした通り、血統を学びたい!という方向けの記事になりますので、その点ご了承頂ければと思います。
とはいえ、解説を投げっぱなしになるのではなく、どういったアプローチで予想に繋げていけば良いのか、また、他に狙い目は無いかなども合わせて触れて行ければと思います。この解説記事を見て、血統を取り入れて予想できる方々が増えていけば私も嬉しく思います😊
〜〜中京芝1200m、コース解説〜〜
*画像はnetkeibaより抜粋
スタート直後から緩やかな上り坂に入り先行争い。3〜4コーナーは緩やかな下り坂に入り、直線に入る。その3〜4コーナーはややスパイラルカーブのような形状になっていて外追走の馬はより外に振られやすくなっているコース形態になっています。直線は400m超で残り300m辺りから100m程+2mの急坂があり力を要します。
また、道中が下り主体なので失速ラップが入りづらく脚が溜まりにくい。故に、均一的なスピードの持続力やラストで急坂を登っても失速しないだけのパワーが必要になります。
総じて、内の逃げ・先行馬に展開が向きやすいコース形態になっていて、外を回した差し馬は届きにくい傾向にあります。
〜〜高松宮記念、好走血統〜〜
✅非サンデー系
✅ダート血統
✅非サンデー系
現中京コースに変わった2012年からの9年間で馬券に絡んだ27頭はほとんどが非サンデー系に該当。
サンデー系で馬券に絡んだのは、、、
ディープインパクト産駒のグランアレグリア(2019年2着)、ミッキーアイル(2016年2着・2015年3着)とダイワメジャー産駒のナックビーナス(2018年3着)とコパノリチャード(2014年1着)、フジキセキ産駒のストレイトガール(2014年3着)の5頭6例のみ。
このディープインパクト産駒、ダイワメジャー産駒、フジキセキ産駒、に共通している点と言えば、サンデー系の中でも前傾的なスピードに富んでいるタイプで、(ディープインパクトに関しては前傾的なスピードがあると言うよりは身体能力が高く対応できてしまうという見方が正しいかもしれません)いかに中京コースで前傾的かつ持続的なスピードを求められるかの証明の一つになるかと思います。
そういった点から基本的にはサンデー系は軽視。評価するにも上記に挙げたような前傾的なスピード要素を持つ産駒から、という事が傾向からは読み取れるかと思います。
✅ダート血統
前項でもお話ししているように、このコースは前傾的かつ持続的なスピードを求められる。そういった面をクリアできるのがこのダート血統。
これだけだとかなり広い意味合いになってしまいますが、中でも取り上げたいのはダート型ミスプロ系に当たるForty Niner系やGone West、北米ダート色の強い血統であるStorm Cat、Vice Regentあたりがメインになります。
特に、ダート型ミスプロ系に関しては4年連続で連対中。昨年1着モズスーパーフレア(父Speightstown)、2019年2着セイウンコウセイ(父アドマイヤムーン)、2018年1着ファインニードル(父アドマイヤムーン)、2017年には再びセイウンコウセイとその相性の良さを見せています。
総じて、上記に挙げたダート型のミスプロ系やダート向き(スピード向き)なNorthern Dancer系であるStorm Catや Vice Regentと言った辺りは適性が高く注視したい要素になります。
〜〜高松宮記念出走馬血統解説〜〜
*今回から血統評価をA〜Dで評価していきたいと思います。たまにSが出てきます。笑
基準は下記の通り。
①好走血統に沿っているか。
②そのレースで求められる能力に沿っているか。
③その馬が前走より血統的に条件が良くなるか。
④素質を感じる血統背景であるか。
の以上4点。加えて、そこからその他条件がついて回り、それが良い方に出そうか、悪い方に出そうか、その辺りを±を付けて評価していきたいと思います。
✅人気馬解説(想定1〜5番人気)
レシステンシア 血統評価:A+
阪急杯1着から臨みます。
父のダイワメジャーはサンデー系ですが、コパノリチャードやナックビーナスといった好走馬を輩出している前傾的なスピードをもつ種牡馬。レシステンシア自身は阪神JFの勝ち馬で以降もマイルを中心に活躍して今回が初の1200m。2歳時から前半3F33.8で走るなど随時にスプリント適性も見せて来ただけに対応可能かと思います。
前述している同レースで好走しているナックビーナス同様のダイワメジャー×Danzigという同産駒のニックス配合馬。更にSadler's wellsも入るとなるとメジャーエンブレムなどがいる好配合。他にもDanehill内包だとブルドックボスやラヴィングアンサーなど、Danehillの🇦🇺Danzigらしい前向きさのあるスピードが出て短距離向きに出やすい。そういった点から初の1200mも問題なく走れると思います。
展開的に同型との兼ね合いはある物の、スタート・テン速共に安定していますし、番手の競馬も出来る為、この馬なりの競馬が出来ると思います。特に減点要素もありませんし、自身の力を発揮できれば十分覇権圏内と見ています。
ダノンスマッシュ 血統評価:B+
香港スプリント1着から臨みます。
前走は驚きました(笑)
それは良いとして、、、
父ロードカナロアに母父はDanzigの中でもダート適性の高いハードスパンとダート的なスピードを出した配合。2走前のスプリンターズSで経験した前半3F32.8で好走できる辺り、Danzigの一本調子感から来る前傾ラップ適性の高さを見せた印象です。
前走に関しては、香港の芝はDanzigを持っている事がプラスに出やすいので、コース相性が良かったと捉える事ができますし、近走の感じを見ていると好走と凡走を繰り返す言わばDanzigの○×っぽいところを見せている所が気になります。そうなれば今回は凡走のターンにはなる訳ですが、、、
とはいえ、休み明けを苦にしないタイプですし、帰国初戦でも問題なく走って来れると思います。懸念としてはタフな芝になった時。昨年の同レースなど、時計の掛かる芝に関しては実績が乏しいので、そこだけ当日の馬場状態は見極めたい所です。
ラウダシオン 血統評価:B-
シルクロードS3着から臨みます。
父のリアルインパクトはディープインパクト後継種牡馬の中でも、母方のIn Realityのスピード色が強いトキオリアリティー牝系譲りのスピードが持ち味。中でも切れ味よりも持続的なスピードを発揮する事に長けています。そういった点ではサンデー系種牡馬ながらこのコースに対しても適性がありそうな種牡馬だと感じます。
加えて、母方にはFappiano、Storm Cat、Naskraなどダートの早い血統が揃い、牝系も🇺🇸2歳G1を勝っているCuveeを輩出した牝系出身で父共々適性は高いと感じます。また、常々言っていますが、母方のStorm Catは馬場融通を広げる効果があります。昨年のファルコンSや小倉2歳Sなどタフな芝でも好走できたように、重い芝でも対応できる所は一つの強みかと思います。
ただ、前走の内容を見ても現時点では能力が足りないと感じています。前走は好位追走の良い形も直線では伸びずバテずの脚色。そんな中ラスト3Fのラップは11.3-11.6-11.7の失速続きのラップ。中団後方にいたシヴァージが差してきている事を考えると同馬はもう少し失速している算段になりますし、それではどうしても内容不足が否めません。ここで通用するには数段上のパフォーマンスが必要になるかと思います。
総じて、コース適正や馬場融通の広さから来る血統適性は高いですが、能力面で評価を落とす事になりそうです。調教などで調子に上積みがあれば一考ですが、、、この人気では進んで買いたい馬ではないと述べておきます。
インディチャンプ 血統評価:B-
阪急杯4着から臨みます。
父はステイゴールド。前述もしているように軽視したいサンデー系。加えて、ダイワメジャーなどのように前傾的なスピードが使えるタイプのサンデー系では無い為、個人的には評価を落としたい。
ただ、母方は前述したリアルインパクトと同じ牝系に当たるトキオリアリティー牝系。In Realityのスピード色が強い牝系出身ですので、スピード自体は豊富にあると思います。ただ、近走の走りを見てもどうしても追走負けしてしまいそうなイメージが沸いてしまいます。
トキオリアリティー牝系は影響力が強いIn Realityのスピードを全面に出す傾向がある為、スピード面の才能はこのメンバーでも随一だと思います。ただ、それを初の1200m戦、加えて前走より早いペースになりそうというシチュエーションで発揮できるかと言うと難しさを感じます。馬場が渋り、1400m質なレースなればチャンスはあると思いますが、現時点では評価を落としておきたいと思います。
ライトオンキュー 血統評価:A
シルクロードS2着から臨みます。
父ShamardalはStorm Cat系の中でも内包しているMachiavellianやRiver manの影響が強く、タフな芝の前傾ラップ戦に強い傾向があります。同馬も特にその傾向に当てはまり、昨年のキーンランドCでの好走もそういった要因からと感じます。サンデーを持っていない点もこのレースではプラスに働きます。
また、母方には早いミスプロ系のGone Westを抱えてより前傾ラップ戦に対しての適性が補給されている印象です。Robertoも内包している事で、多少早めのラップを追いかけても耐久性を発揮してしっかり脚を伸ばして来れるイメージが湧きます。
2走前のスプリンターズSは2歳時の朝日杯FS以来のG1で、その上前半3F32.8と破綻レベルのラップになり、同馬もさすがに経験していないラップで対応し切れずでしたが、慣れも見込める今回はチャンスが広がると思います。前走の直線で通った所を考えても能力はあると感じますし、人気もそこまで上がらない今回は狙っておきたい一頭です。
✅中穴人気馬解説(想定6〜10番人気)
モズスーパーフレア 血統評価:A
シルクロードS17着から臨みます。
昨年の1着馬でもあります。父のSpeightstownはスピード型ミスプロ系のGone Westの後継にあたり、強烈な前傾的なスピードが特徴。同産駒では他にもマテラスカイやリエノテソーロがいるように、積極的な競馬をして力を発揮するタイプです。
加えて、母方にもDanzigやIn Reality、Bold Rulerとスピード要素は豊富。Robertoなどの耐久性に乏しいだけに、絡まれたり、ペースが早すぎた際に脆い傾向はありますが、スムーズに自身のペースで走る事ができた際のパフォーマンスはここでもトップクラスだと思います。
前述したように脆さのある血統だけに、好凡走の差が激しいタイプ。前走は仕上がり的にも緩い作りでしたしこの手の血統なら条件さえ整えば十分巻き返してこれると感じますし、展開的な兼ね合いはある物のここは好走可能なターンと見ています。
ダノンファンタジー 血統評価:B-
阪急杯5着から臨みます。
父のディープインパクトはサンデー系の中でも身体能力の高さから来るスピードを持ち、このレースでも好走馬を出しているように適性としては悪くない種牡馬です。
母父がCaro系という点では高速馬場に対して強い印象。近い配合では、ディープの後継のキズナ産駒との組み合わせではありますがキメラヴェリテなどが代表例でしょうか。加えてディープ×南米牝系という配合ではカレンブーケドールやマカヒキ、サトノダイヤモンドなど、同様に高速馬場適性が高い傾向にあります。また、この母方に南米牝系というディープ産駒の特徴として、ピークを過ぎるまでは自分が苦手としてるシチュエーションや苦しいローテでも自身の力を発揮できる傾向にあります。南米牝系特有のスピードの持続力をコース問わずに一定以上発揮できてしまうイメージです。
Not For Sale自身はHyperionを2本持っている辺りなどからある程度のスタミナとハイペース耐久があると見て良い。実績からは上がりを活かせる展開の方が良さそうではあるが、高速馬場でやる事になるなら前目につけて押し切るような競馬の方が向くと見ます。
ただ、今回は初の1200m。前走は出遅れもあり、参考外。阪神C1着のラップが最も参考になるかと思いますが、前半3F34秒を切るようなタイムへの対応が鍵になるかと思います。個人的には難しいかな、、と感じております。
また、Caro特有の前向きな気性も出ている印象で、前に壁を作りながら立ち回れる内枠が欲しい所。総じて、高速馬場想定で内枠、加えて中盤が緩み脚が溜まる展開になればチャンス到来かと思います。
サウンドキアラ 血統評価:B+
阪神C4着から臨みます。
前述もしているように、父のディープインパクトはサンデー系の中でも身体能力の高さから来るスピードを持ち、このレースでも好走馬を出しているように適性としては悪くない種牡馬です。
母父のアグネスデジタルはダートにも向くミスプロ系、更に奥にはSeattle SlewとSecretariatを持ちBold Rulerのクロス持ちと追走力も豊富。加えてスプリントG1を2勝しているビリーヴがいる、Sovereign Ladyの牝系出身で、短距離にも対応できるスピードを内包している可能性は高いと感じます。
母方のダート血統が効いているからこそ、パワーを要する渋った芝での実績もあるのかなと分析をしていますので、タフ芝+ダート質を求められるこのコースは条件としては悪くないと思います。1200mへの対応さえクリアできればと思いますが、個人的には対応できても不思議ではないと感じています。
ミッキーブリランテ 血統解説:C
阪急杯2着から臨みます。
父はディープブリランテ。同産駒は先週の阪神大賞典で3着に好走したナムラドノヴァンを筆頭に、モズベッロや、セダブリランテスなどタフな芝の中長距離に強い傾向があります。ディープインパクトの後継種牡馬のなかでも、バブルガムフェローやザッツザプレンティを輩出した牝系出身である事やRiver manを内包している点から欧州的なスタミナに富んだタイプです。そう言った点から父単体でみるとどうしてもこのコースへの適性は1枚も2枚も落ちてしまう印象。
ただ、母父のDanehillやLyphard(Alzao)のクロスが効いてるおかげか短い距離に対しての適性が出ている印象です。今回更なる200mの短縮は歓迎とは言えませんが、慣れさえすれば対応は可能と見ています。
関西圏のレースという点もプラスになるとは思いますが、今回はひとまず軽視の方向で。馬場が極端に重くなれば一考という所に留めたいと思います。
マルターズディオサ 血統評価:B+
阪神C2着から臨みます。
父のキズナはディープインパクトの後継種牡馬。ディープ後継の中でも万能性と安定感に優れている点が強みと言えます。それこそ、先週の阪神大賞典の勝ち馬ディープボンドや同じ日に阪神芝1200mで勝ち星を挙げたマリーナなど、加えてダートでの活躍も豊富で産駒の活躍の場は多岐に渡ります。また、キズナ産駒の特徴として、ディープインパクト産駒同様にフレッシュさが重要になる傾向にあり、間隔を開けた事がプラスになりやすい点も今回のローテはプラスになると言えます。
また、母父にはスピード型のミスプロ系に当たるGone Westを持ち前傾的なスピード対応も◎。この辺りが前走の-600mの短縮にも対応できた所以かと思います。
加えて母方でBest In Showの牝系クロスを持っています。この牝系はライオンボスやザール、アーモンドアイなどスピードに富んだ馬を出す特徴にあります。その牝系がクロスして特徴を全面に出していると感じますし、そう言った背景から前走の距離短縮にも対応できたのではないかと思います。今回更なる距離短縮のシチュエーションですが、この人気ならば狙う価値はありと見ています。
✅穴人気馬解説(想定11番人気〜)
レッドアンシェル 血統評価:D
京阪杯14着から臨みます。
父は菊花賞などを勝つなど、ステイヤー気質なマンハッタンカフェ。父単体で言うと、前述もしているようにサンデー系に辺り、またサンデー系の中でもスピードに富んだタイプの種牡馬ではない為、好走血統から外れてしまいます。
重い芝での好走歴が多い辺りなど、基本的には父の色が強く、どうしてもスピード負けしてしまう印象があります。また、母方のStorm Cat(Storm Bird)からも馬場融通が広くでたタイプと言えます。スプリンターの割には重い血統である点からスピードに乗りやすく失速ラップになって行きやすい小倉や京都などの下り坂主体のコースが得意なのではないかと思います。
中京も3〜4コーナーが下り坂主体である為、適性としては一定程度あると思います。過去に不良馬場でのCBC賞も勝っていますしね。そういった意味では馬場が渋ればチャンスは有りそうですが、、、
個人的にはスプリンターズSのように前が総崩れになるような耐久力を求められるラップ構成は得意だと踏んでいたのですが、じわりじわりで0.7差の6着ではどうしても能力不足を感じてしまいます。今回も馬場が渋り、前が止まる耐久ラップになって一考ではないでしょうか。
セイウンコウセイ 血統評価:A-
シルクロードS5着から臨みます。
過去にこのレースで1.2着に来ているように、このコースで走るだけの適性は既に証明の馬です。
父はアドマイヤムーン。スピードに富んだミスプロ系であるForty Niner系の種牡馬で、好走血統にもあげた好相性の種牡馬です。過去に同馬以外にもファインニードルなどの好走馬を輩出しています。また、同産駒の傾向として三代母のKatiesが🇮🇪G1の勝ち馬で、ヒシアマゾンを輩出している名牝。そういったタフさを受け継ぎ、タフな湿った芝で強い傾向にあります。同馬も過去にタフな芝でスムーズに先行した際に穴を開けて来たように、そういった父の特徴が強い印象です。
そこに母方はBold Rulerクロスとミスプロ持ちと、スピードに富んだ血統構成である事が読み取れます。
前走は控えた競馬になりましたが、以前のイメージよりずっと粘れた印象。その辺りはまだ極端な力量落ちは無いのかもしれません。スムーズに逃げた時の粘り強さは油断できないだけに、展開面の兼ね合いをクリアできればチャンスはあると思います。
アウィルアウェイ 血統評価:B
オーシャンS12着から臨みます。
父はハーツクライ後継のジャスタウェイ。前述もしている好走血統には当てはまらないサンデー系の為、評価としては一枚落ちてしまいます。
ただ、トニービン内包種牡馬ですので、傾向としては晩成。その辺りは5歳を迎えた今でも上積みが期待できるのはプラスな点だと思います。
母はウィルパワーでトキオリアリティーの牝系出身。前述もしているインディチャンプの弟に当たる血統馬です。インディチャンプでも触れたように、スピード色が強い牝系ですので、父のイメージよりもスピードは豊富にあると思います。
3走前のスプリンターズSは後方待機の策がはまった印象はありますが、個人的には徐々に追走力がつき始めるであろうタイミングに入って来てると思いますので、一列でも前で競馬できればチャンスはあると思います。前走は完全な前残りで展開不向きで参考外。個人的には短距離経験が豊富なだけに兄のインディチャンプよりは買いたい気持ちのある一頭です。
エイティーンガール 血統評価:C+
オーシャンS15着から臨みます。
父のヨハネスブルクはStorm Cat系の種牡馬。好走血統にも取り上げた、ダート血統にも当てはまっているため、父単体では好相性といえます。一昨年の勝ち馬ミスターメロディはこのヨハネスブルクの後継であるScat Daddyの産駒ですので、相性の良さは証明済みとも言えるでしょう。
また、ノーザンテーストのタフさの影響力が強いダイナオレンジの牝系出身で、そういった背景から4走前のキーンランドCようなタフな芝で好走できるのかと思います。
タフな芝に変わる可能性が高い今回はプラスになるといえますが、前走が展開不向きで参考外と捉えられるも流石に負けすぎの印象。4走前のようにかなり重く時計の掛かる芝になって一考でしょうか。
アストラエンブレム 血統評価:B-
オーシャンS9着から臨みます。
父は前述もしているダイワメジャーで、前傾的なスピードを発揮できるサンデー系の為相性は良く、その点は評価可能かと思います。
また、母方にもダート型ミスプロ系に当たるウォーエンブレムとヘクタープロテクターのミスプロクロスを持っています。更にはSir Ivorなどといった要素もスピードを助長している印象です。
そういった点から前傾的なスピードを求められる事がプラスになる為、2走前のように-400mの距離短縮も対応ができたのでは無いかと思います。前傾的なスピードを求められるこのコースの適性自体は高い印象ですが、、、どうしても能力面で一枚落ちてしまう印象です。
高齢のダイワメジャー産駒という点からもここに来ての上積みや成長面は見込みにくいでしょうし、血統の字面の良さは評価するものの、ここでは狙いにくいです。
ダイメイフジ 血統評価:C-
オーシャンS6着から臨みます。
父は好走血統にも挙げたミスプロ系のアグネスデジタル。ダイメイフジ自身もそうですが、同産駒の傾向としては芝もダートも両方やれる両刀種牡馬という点。ダートも対応できてミスプロのスピードをしっかり出している辺り、ダート型ミスプロに分類しても良いと思います。
また、母方のStorm Bird内包という点からも、馬場融通の広さが捉えられ、馬場にとらわれず走れる点は魅力だと思います。
ただ、同馬が好走する条件として、ハナに行って競馬が出来る事が大きな条件になります。今回同型が多い点に加えて、その競馬をして好走するならば、前走のダート→芝のローテでダートの前傾的なレース経験を活かせるローテーションでと思っていたので、、、今回逃げれるかと言われるとかなり厳しいと感じてしまいます。
ここは条件好転とも取れず、、、
カツジ 血統評価:C-
阪急杯15着から臨みます。
父のディープインパクトは前述もしているように、好走馬を輩出しているサンデー系の中では相性が悪くない種牡馬。加えて母はスプリント重賞でも活躍したメリッサという血統馬で、全兄には重賞2勝のミッキーグローリーがいます。
晩成傾向にある母方のトニービンが効いてる血統で、晩年になってもなかなか油断ができない血統構成。その結果が3走前のスワンSかなと思います。
欧州的なスピードを持つLyphardがクロスしている為、スピードには長けているタイプですが、その前向きさを発揮できるシチュエーションが限られてる印象です。短い距離を経験して、前向きさを次走に活かせるタイミングで、、、というのが好走のターンだと思います。
という事で、個人的に狙いたいのは次走。ここは見送りたいと思います。
トゥラヴェスーラ 血統評価:D
シルクロードS15着から臨みます。
重賞では掲示板にも載ってないという現状ではあまりに実績不足・能力不足かなという印象ですが、、、
父のドリームジャーニーはステイゴールドの後継種牡馬。インディチャンプでも述べているように、ステイゴールドは前傾的なスピードを発揮できるサンデー系は無く、それは後継であるドリームジャーニー産駒も同様。ここでは評価が難しいと感じてしまいます。
母方には高速決着に強いスピードを持っているCaroに、好走血統にも挙げているダート型ミスプロであるWood manを内包しているものの、実績をひっくり返すほど強調できる要素ではなく、、、
ここは素直に軽視の方向。
〜〜現状の印〜〜
◎レシステンシア
○ライトオンキュー
▲モズスーパーフレア
☆マルターズディオサ
△サウンドキアラ
△アウィルアウェイ
△ダノンスマッシュ
△セイウンコウセイ
現状ではこの8頭を挙げたいと思います。
基本的にはB+以上。アウィルアウェイに関しては兄弟のインディチャンプとの比較からこちらが上を取れると見てBながら△としました。
枠順がでてない分展開面は読みにくいですが、想定としてはタフな芝で、前が有利になりやすい馬場を想定。加えてモズスーパーフレア・レシステンシア・セイウンコウセイ辺り前に行きたい馬が多く、ペースは早くなり純粋なスプリント適性が求められるレース質になると予想。
その中、前を見ながらでも競馬できる所を見せた◎レシステンシアには展開共々向きそうな印象を持ちます。
またペースが早くなるなら慣れが見込める○ライトオンキューの差し込みにも期待したいと思います。
本日は以上になります!
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