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皐月賞血統解説‼️



こんばちわ!!


桜花賞は衝撃のレコード決着!
白毛ソダシによる無敗の桜花賞制覇というドラマのある一冠目となりました!😊

今週は牡馬クラシックの一冠目、皐月賞!
近年は比較的荒れて来た歴史のあるG1ですし、ここはしっかり当てたい所!

それでは今週もよろしくお願いします‼️😇




⬇︎昨年の皐月賞、血統解説記事はこちらから⬇︎

こちらは昨年の皐月賞時に出した血統解説です!

『コース解説』や『好走血統』の所などは昨年に引き続き、になる所が多いので、こちらも合わせてご覧頂けると幸いです😊






〜〜中山芝2000m、コース解説〜〜

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*画像はnetkeibaより抜粋


内回りを使用します。スタートしてから第1コーナーまで約400mあるためゆとりのある先行争いが鍵になります。その為スピードに乗った状態で1コーナーを迎える為、前傾ラップや均一的なラップになることが多く見られます。

2コーナーにかけて上り坂があり単騎で先行したい馬にとっては詰められたくない為ここでラップを落としたくないという騎手心理も働くのでしょう。バックストレッチは残り1000mまで緩やかな下り坂の為、ここまでは基本的にペースが落ちにくいです。

後半1000mは直線の急坂までほぼ平坦。下り坂で乗ったスピードが徐々に失われてくるので3コーナー前後からラップが落ち始め馬群が詰まり始めるのでここからはよりスタミナを問われる持続力勝負。直線では急坂に耐えられるパワーも問われることになります。







〜〜皐月賞、好走血統〜〜


皐月賞の好血統は大きく分けて2パターンに分けて紹介したいと思います。


①高速決着(1:58.0前後の決着)
②時計の掛かった決着(2:00.0〜前後の決着)



②のパターンが多かったのですが、近年では馬場が高速化してきた事に伴い①のパターンも多く出てきたのでここは分けて考えたいと思います。


ちなみにコントレイルが勝った昨年は2:00.7という勝ちタイムで、上記傾向に当てはめるとパターン②に当てはまる所ですが、、、馬場の急速な回復によって好走してきた馬のタイプはパターン①に当てはまるので、パターン①と分析しています。





①高速決着



例としては去年や2017年、2016年などが当たります。好走例のパターンとしては下記を挙げたいと思います。


✅マイル、もしくは1800m重賞での好上がり(3位以内)実績。
✅主流血統(サンデー系やキンカメ系)×Bold Ruler


上記の2点が主なポイントに当たります。例を下に取り上げたいと思います。



✅マイル、1800m重賞の好上がり実績


レース全体のラップが締まるため、マイル寄りのスピードが求められる形になります。マイル特有の長く脚を使う展開になる事も追い風になります。代表的な例としては穴評価ながら勝ちに至った、2017年1着、アルアインと2016年1着ディーマジェスティでしょう。



🔵アルアイン
→新馬戦・京都1600m1着(上がり最速)
千両賞・阪神1600m1着(上がり二位)

🔵ディーマジェスティ
→新馬戦・札幌1500m2着(上がり最速)
共同通信杯・東京1800m1着(上がり最速)



特にディーマジェスティに関しては後のダービー1.2着馬相手にマイルで発揮するスピード適性で上位を取った形。他にもペルシアンナイトやダンビュライト、遡ればロゴタイプやコディーノなどもこちらに該当。また、一昨年のサートゥルナーリアとヴェロックスは該当していませんが、前者は同舞台のG1勝ちに後者は1800重賞で4着ながら標準時計よりも相当に早い走破時計を持っていました。



✅主流血統×Bold Ruler



主にはBold Rulerを内包している、Storm Catやフレンチデピュティなどを母方に持っている事で早期からの追走力(機動力)を助長し小回りコース適性をアップしてくれるものです。



🔵サートゥルナーリア(2019年1着)
→父・ロードカナロア
 ⇒キングカメハメハ×Storm Cat

🔵ダノンキングリー(同年3着)
→父・ディープ×母父Storm Cat

🔵アルアイン(2017年1着)
→父・ディープ×母父A.P.Indy系(大系統Bold Ruler)



などが、例になります。他にはディーマジェスティ、マカヒキ、リアルスティール、コントレイルなどもこちらに該当する配合です。






②時計のかかる決着


こちらは主に2018年、2014年、2012年などが該当する事になります。


✅ノーザンテースト持ち
✅小回り2000m実績


この2点を挙げたいと思います。



✅ノーザンテースト持ち


オルフェーヴルやルーラーシップが内包している、スタミナや勝負根性を助長してくれる血統要素になります。早期の段階ではスピードに欠けてしまう印象がありますがタフさという面では抜群ですので、時計の掛かる馬場でかつ前傾ラップになりやすいこのコースではピッタリの要素になると言えます。



🔵2018年1着エポカドーロ
→父オルフェーヴル(母母父、父母母父に内包) 
🔵2着サンリヴァル
→父ルーラーシップ(母母父に内包)
🔵3着ジェネラーレウーノ
→父スクリーンヒーロー(母母父に内包)

🔵2014年3着ウインフルブルーム
→母母父にノーザンテースト

🔵2012年1着ゴールドシップ
→父ステイゴールド(母母父に内包)



サンプル数は少し少ないですが2018年に関してはワンツースリーでした。ちなみにこの2018年に関しては上位三頭以外にノーザンテーストを持っていた馬は13着になったマイネルファンロンのみでした。





✅小回り2000m実績



やはり時計が掛かる時はスタミナを要するので2000mを経験してない事はかなりのハンディキャップになってしまうと言えます。2000mまでは耐えられるスタミナを最低限身につけている事が好走のポイントと言えます。



🔵2018年1着エポカドーロ
→2走前あすなろ賞1着(小倉2000m)



🔵2着サンリヴァル                                                            →3走前芙蓉S1着(同舞台OP)



🔵3着ジェネラーレウーノ                                             →前走京成杯1着(同舞台G3)





他にもトゥザワールド、ウインフルブルーム、遡ればヴィクトワールピサやエイシンフラッシュ。キャプテントゥーレや、ヴィクトリー、サンツェッペリンなどもこちらの項目に該当します。






〜〜共通の注目血統〜〜


✅Ribot持ち

特に母方に入っている場合は注目。急坂に耐えうるパワーやスタミナを助長してくれる血統要素なので、馬場不問で持っていて損は無いと思います。ディーマジェスティやアルアイン、ダンビュライトにエポカドーロや昨年のガロアクリークなど穴を開けるパターンの一つにもなっています。








〜〜皐月賞出走馬、血統解説〜〜


*ここでは血統評価をA〜Dで評価していきたいと思います。たまにSが出てきます。笑
基準は下記の通り。 


①好走血統に沿っているか。
②そのレースで求められる能力に沿っているか。
③その馬が前走より血統的に条件が良くなるか。
④素質を感じる血統背景であるか。


の以上4点。加えて、そこからその他条件がついて回り、それが良い方に出そうか、悪い方に出そうか、その辺りを±を付けて評価していきたいと思います。





✅人気馬解説(想定1〜5番人気)

エフフォーリア     血統評価:B+

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共同通信杯1着から臨みます。

完全な私感ですが、今年のダービー馬はこの子かあともう一頭か、だと思っています。
それはさておき、

父はRoberto系のエピファネイアでそこにとトニービン内包のハーツクライが母父。アドマイヤムーンやヒシアマゾンと言ったパワーとスピードが持ち味のKaties牝系出身の血統馬です。

字面だけ見るとやや重さのある血統だけに、前走のタイムと上がり、さらに後半4Fの推定45.6というタイムにはびっくりしました。と言いつつ、スローで溜めてしっかり切れる脚を使って来たあたりは母父のハーツクライ内包のトニービンのイメージが強い印象です。

それだけに、今回は初の中山にして初の小回りコース。(札幌コースは小回りのイメージですが、コーナーが緩やかでスピードに乗りやすいので小回りからは外れる印象を持っています。)追走力もそこまで強くないだけに、小回りがプラスにはなりにくい印象です。

とはいえ、ここまでスロー→瞬発力勝負しか経験して無いものの、本質は持続力に豊富で長く脚を使えるタイプなので、揉まれずスムーズにスピードを活かせる展開ならば好走可能な印象です。






ダノンザキッド     血統評価:B-

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弥生賞3着から臨みます。

父はハーツクライ後継でトニービンらしい上がりの持続力を伝えるジャスタウェイ。母のエピックラヴは🇫🇷の1800m重賞を勝利した🇫🇷牝系の馬。兄弟にはミッキーブリランテやオールザワールドなどがいる血統馬。ここまでの走りからもスムーズに末脚を活かすような競馬がハマるタイプと見て間違いないと思います

Danehill持ちはDanzigらしい気分屋加減な面や、不器用なタイプが多い事から揉まれ弱いタイプの子が多く、前述した兄弟のレースぶりなどからも同馬もその影響は出ていると感じますし、実際前走の取りこぼしもそんな影響があったのかなと思います。
(サリオス、サラキア兄妹や、ワーケアなどはその影響を受けた代表かと思います。)


また、懸念として早期に仕上げたジャスタウェイ産駒はどこかしらでプツンと切れたように走らなくなる傾向があるので、、、(分かり易いところがヴェロックス)その点は不安材料。同コースのG1を勝っていますし、血統以前に適性としては及第点に見えますが、個人的には広いコースで見たいので、ここで狙うかと言われると、、、







ディープモンスター    血統評価:B-

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すみれS1着から臨みます。

まず初めに『なんでダービー直行じゃないねん!!💢』DMMは学ばないんですかねぇ、、、キタノなんちゃらドールの失敗を繰り返すおつもりでしょうか。

血統以前に現状の完成度から買う気は毛頭ありません。

前置きはこのくらいにして、
父はディープインパクトに母は🇺🇸中距離ダート重賞を勝っているシリスターラヴという血統馬。一族からは、🇺🇸マイルG1メトロポリタンHを勝っているDixie Brassがいる、ディープ×ダート血統の王道配合

母父のBellamy RoadはDanzigにIn Reality、Caro更にディープインパクトと好相性のSecretariatを持ちスピード要素に溢れた血統構成で、字面からはディープと好相性の母方と言えます。そういった背景から本質的には高速馬場で持続的なスピードを求められる方が良さが出そうな印象です。

ただ、そのスピードを求められる馬場では追走負けしてしまいそうな幼さとズブさがあるのが現状では評価しにくい。ただ、この手の追走ペースアップにすっと対応してしまう可能性があるのがディープ産駒の昇級の怖さ。

〈昇級ディープについて〉
ディープインパクト産駒が昇級戦・格上げ戦で好走できるのはディープインパクト特有の身体能力の高さ故にと思っているからです。同産駒のイメージとしては瞬発力に長けているイメージが強いかと思いますが、(実際に間違いでは無いと思います)個人的には体力豊富な🇬🇧牝系のHighclereと欧州血統の中でもトップスピードに長けたLyphardなどから来るバランスの良さが前にでて高い身体能力を子に継ぐ傾向にあると思います。そういった点から距離や馬場への融通性があるのだと思います。

とはいえ、ダービー直行ならダービーで一考したいと思っていた馬なので、ここでは評価しません。








ヴィクティファルス     血統評価:B

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スプリングS1着から臨みます。

父はハーツクライに母方はSadler's wells、RobertoにNijinskyと欧州要素強めの血統構成。前走のような重い芝もすんなり対応して来た辺り、その欧州色がしっかり前に出ている印象です。

ここまでの走り振りからも道中で緩みが入り、脚を溜めて上がりを活かすレース質がマッチしている印象で俗な言う🇫🇷っぽい切れ味の持ち主。また、追走力が少ない血統である事からも、ハイペースへの対応力は△な印象。そういった面から注文がつくなら馬場よりも道中に溜めれるラップが入るかどうかが重要になるタイプかと思います。

ここ二走に比べて道中に緩みが入りにくいレース質になりやすい分、また、ペースが上がりそうなメンバー構成からもここでは追走負けしそうなイメージが付いて回ります。このコースは時計がかかる馬場のシチュエーションの方が道中で緩む可能性が高まる傾向にあるので、時計のかかる芝で一考したいところです。








ステラヴェローチェ    血統評価:A

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共同通信杯5着から臨みます。

父は🇫🇷凱旋門賞馬のバゴ。そこに母父ディープインパクトという血統。バゴの父であるNashwanとディープインパクトでHighclereの牝系クロスが発生している好配合の血統構成です。Highclereの特徴でもある、🇬🇧牝系らしい豊富な体力がしっかり前に出ている印象で、その辺りがサウジアラビアRCでの不良馬場でのパフォーマンスなのかなと感じております。また、500キロ前後の馬格があり、母方のRobertoらしいパワーを持っている辺り中山の直線急坂も問題ない印象です。
 
血統構成からはパワーを要するタフな芝でより高いパフォーマンスを発揮するタイプとみていますが、
2走前の朝日杯FSの走りからも持続的に足を使う展開ならば高速馬場でも対応可能という所を見せました。
 
前走は5着に敗れましたが、完全な後継ラップになってしまい苦手の瞬発力勝負になったこと。
また、57キロのトップハンデもあのハイレベル戦の中では酷だった印象で度外視可能。このコースでは極端な瞬発力勝負になることは少ない為、同馬のような血統から見ても上がりが掛かる展開で強さを発揮するタイプは適性が高い。

初の2000mですが、基礎スピードが求められるレース質であるが故に、1800mやマイルの経験が活きやすい点もプラス。
 
個人的には重い芝でも高速馬場でもどちらでも好走できるタイプだと思っていますので、馬場云々よりも、極端な瞬発力にならなければ好走必須だと思います。









✅中人気馬解説(想定6〜10番人気)

ラーゴム      血統評価:B

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きさらぎ賞1着から臨みます。

父はステイゴールド後継の中でもパワーにとんだオルフェーヴル。そこに母方にはForty NinerやFappiano等、同産駒と相性の良いミスプロ系を持つ血統構成。現に母方にForty Ninerを持つ馬では、ラッキーライラックや同レースの勝ち馬であるエポカドーロ等の活躍馬を輩出しています。
 
やや重めの血統であるオルフェーヴルにミスプロの前向きなスピードとダート的なパワーを足した配合で、やはり直線急坂や、タフな芝、上がりの掛かる展開などのシチュエーションに強い。そういった意味では、馬場が渋った際の同コースへの適性は高い印象を受けます。
 
前走は他の有力馬がアクシデント込みで後方から運んだ事や、勝負所の手前で溜を入れられたペースメイクなどからもかなり展開に恵まれた印象。自力自体は現段階で評価しにくい物の、重い芝になった際は一考したい存在です。
 








アドマイヤハダル     血統評価:C- 

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若葉S1着から臨みます。

父は名スプリンターだったロードカナロア。母方はスイープトウショウやサマンサトウショウ、トウショウバルカン等の重賞ウィナーを輩出しているマーブルトウショウ牝系の出身馬。
この一族は母方のPrincely GiftやKlaironと言った下り坂血統の影響を強く受ける傾向にあり、京都や新潟、さらには阪神と言った加速地点が下り坂主体のコースに強いのが特徴。中山の内回りは下りの加速は出来ない(しにくい)ため、コースが合うとは思えず。
 
また、父のロードカナロアらしいスピードをしっかり持っている同馬ですが、パドックなどの仕草を見ていると同時にロードカナロアの気弱な所が出ている印象で、今回の頭数アップのシチュエーションや馬群が渋滞しやすいこのコースでパフォーマンスを上げてくる様子はイメージできず
*サートゥルナーリアもよく府中の地下馬道でテンションが~なんて言われていますが、個人的にはそういった気弱さも絡んでいるのかなとか思っています。
 
今回は馬場や枠、展開に関わらず、条件悪化のターンだと思っていますし、そういった悪条件ではポロっとパフォーマンスを落とすのも同産駒の特徴
ここでは評価できず。









グラディアス      血統評価:B 

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 京成杯1着から臨みます。

父はトニービン内包のハーツクライに、母はマラコスタムブラダでレシステンシアの半兄に当たる血統馬です。上記で取り上げたヴィクティファルス同様にハーツクライにSadler`s Wells、Nijinskyと欧州色強めの血統構成です
 
また、Danehill内包の同産駒では、サリオスやワーケア等がいるように、晩成傾向にある同産駒の中でも割かし早期から動けるタイプに出やすい
ハーツクライの弱点でもあるトモの弱さを筋肉量豊富なDanehillが補ってくれるため、追走力と共に早期から動ける血統であることは魅力の一つ。
グラティアス自身も馬格はしっかりあるだけに母父の影響が強い印象ですし、前目で競馬出来ている辺り前述のハーツ産駒に近いタイプと見て問題なさそうです。
 
また、冬枯れの京成杯勝ち→タフ馬場の皐月賞というローテでは、過去にエイシンフラッシュやジェネラーレウーノなどが穴を開けた好ローテ。
タフな芝になった際は一考しておきたい一頭です。
 








タイトルホルダー     血統評価:B+

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弥生賞1着から臨みます。

父は新種牡馬のドゥラメンテ。姉に軽量馬としても人気を博してるメロディーレーンがいる血統。母のメーヴェは丹頂Sを勝つなど芝の中長距離をメインに活躍した欧州血統馬。

牝系を辿ると、大種牡馬サンデーサイレンスにも繋がるRoyal Chargerや大系統になってるNasrullahに繋がる名門牝系。牝系の格だけを言えばかなりの物があると思います。

前走は後方で人気のダノンザキッドが伸びあぐねるなどで、展開に恵まれた感は強いですが、母方のSadler's wells、Mill Reefと言った耐久性に優れた血統持ちらしい粘りを見せていますし、安定した先行力は持ち味。自身の得意な展開に持ち込んでどこまで、でしょうか。個人的には高速馬場<時計の掛かる馬場に適性が向いてると感じてますが、馬場融通は広い方だと分析しています。








レッドベルオーブ     血統評価:B-

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朝日杯FS3着から臨みます。

父ディープインパクトに母父はUnbridled's song。更に母の奥にはStorm Cat持ちと前年の3冠馬コントレイルとも共通点のある血統。それだけにマイルで1:32秒台の高速時計に対応するスピードが持ち味です。

そういった前向きさのある血統だけに、同馬もかなり前向きな所を見せていて、マイルでも掛かりそうな点がネック。それが距離延長の今回でどう出るか。コーナー4つの内回りという点は良く出そうですが、、、

好走傾向にも挙げたように、この手のマイル・高速時計で実績のある馬は、高速時計が想定される同レースで積極的に買いたい。距離の懸念から人気が落ちそうなここは馬場が早くなれば買っておきたい一頭です。

個人的に馬場が多少ならば馬場が重くなっても母方のStorm Catの馬場融通の広さから対応可能だとは思っていますが、、、現状では高速時計想定で一考、としておきます。








✅穴人気馬解説(想定11番人気)

ヨーホーレイク     血統評価:B+

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きさらぎ賞1着から臨みます。

父ディープインパクトに母は地方交流重賞でも活躍しているクロウキャニオン。兄弟にダート重賞で活躍したボレアスや同コース重賞を勝ったカミノタサハラ。クラシック戦線で活躍したマウントシャスタやベルキャニオンがなどがいる血統馬です。

牝系を辿るとディーマジェスティやシンコウエルメスなどを輩出しているDoff the Derbyの牝系に繋がるMargarethen牝系という良血馬。急坂やダートをこなすパワーに加え、耐久性を助長する牝系と言えます。その辺りがタフな芝になりながらもしっかりと上がりを使って来ている要因かと思います。

ディープ×Vice Regent系という配合からも、先日大阪杯で大金星を挙げたレイパパレや、ショウナンパンドラ、カデナ、メイショウテンゲンなどが居るように、タフな芝や急坂コースでも上がりを使える点は魅力。人気が大きく落ちそうなここは妙味込みで抑えておくのもあり。個人的にはタフな芝になって良さがでる印象を持っています。







アサマノイタズラ     血統評価:B

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スプリングS2着から臨みます。

父は同レースを制しているヴィクトワールピサ。そこに母父はLyphard系のキングヘイローに奥にはSadler's Wellsと欧州色の強い母方の血統構成。

ヴィクトワールピサ×Lyphard・Sadler's wellsという配合ではタフな芝になった同舞台の弥生賞や不良芝のラジオNIKKEI杯を勝っているブレイキングドーンが同配合。それだけに前走のようなタフでパワーを要するレースで力を発揮してくる印象です。

抑えるならば重い芝になって一考でしょうか。








オーソクレース     血統評価:B

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ホープフルS2着から臨みます。

父はRoberto系のエピファネイア。母はエリザベス女王杯や宝塚記念と言った非根幹条件のG1を勝っているマリアライト。クリソベリルやクリソライト、ダンビュライトなどを輩出したキャサリーンパーの牝系という良血馬です。この牝系の特徴としては出身馬の字面を見ても分かる様に、ダートでも走れるレベルのパワーとスタミナが武器

父エピファネイアのRobertoやNijinsky、母マリアライトのSadler's wells、River manなどやや重すぎる血統構成にも思えますが、その辺りはサンデーの3×4で軽減されてる印象を受けます。

2走前のアイビーSは上がり34.2の末脚で後方から追い込む競馬でしたが、ラストで11.4-12.4と前が止まってる中での差し切りなので内容としては及第点。とはいえ、人気のエフフォーリアにも言えることではありますが、ハナから瞬発力に特化したタイプの血統では無い中であの上がりを使えるなら評価しても良いと思います。本質的には前走のようなタフなコースでスタミナを活かす競馬の方が合うはずです。

極端な高速馬場にならなければ、人気落ちのターンであるここは抑えても良さそうな印象。ただ、重さのある血統だけにひと叩きしてみたかったと感じています。








シュヴァリエローズ     血統評価:C-

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若葉S2着から臨みます。

父ディープインパクトに、母父はNijinsky系。そこに母は🇫🇷中距離重賞を勝っているヴィアンローズ。ディープインパクト×Nijinsky×🇫🇷牝系という配合ではフィエールマンやデゼル、ランドオブリバティと言った馬たちにも近いタイプと言えるでしょう。

ここまでの戦歴的にも安定して上がりを使ってこれてる辺りは🇫🇷っぽい溜めて切れる末脚を活かす形が同馬にはベストかと思います。

そういった点から持続的な上がりを求められる同コースへの適性は一枚も二枚も落ちる印象。そもそもこの手の血統はじっくりと仕上げて良さがでる晩成ディープ感もある為、この時期ですでに6戦目になる点も評価できず。本格化を待って狙いたい一頭です。








イルーシヴパンサー    血統評価:C+

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スプリングS4着から臨みます。

父ハーツクライに母方はキンカメ×Storm Catといかにも馬場融通が広そうな万能タイプの血統構成。それだけに馬場や展開問わず相手なりに走れそうな辺りが魅力の一つ。

前走は内を追走していたランドオブリバティなどよ影響もあり、終始外追走になってしまったのが痛手で決して力負けでは無いと見ています。とはいえ、ここでは格が足りない印象。







ルーパステソーロ     血統評価:C-

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中山の1勝クラス3着から臨みます。

そもそも能力が足りて無い。

父は同レースの勝ち馬ゴールドシップにダート的なパワーと追走力を助長するA.P.Indyと、パワーを要する馬場で持続力を求められた際はパフォーマンスを上げて来そうな血統

次走以降でそういったレースになった際は買いたい。








ワールドリバイバル    血統評価:C-

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スプリングS2着から臨みます。

父はエフフォーリアなどと同じエピファネイアで、そこに小回り的な追走力をプラスするBold Ruler内包のアグネスタキオンが母父という血統構成。それだけに内回りのこのコースはシチュエーションとしては好条件

母のGiant's CausewayのStome  Cat(Stome Bird)からも馬場融通が広いタイプで、重い馬場も一定程度やれる血統と感じます。

それだけに前走は父エピファネイアが得意とする逃げの形でも掲示板にも残れなかった辺り、能力の差を感じてしまいます。

展開を作る可能性のある一頭、までの評価です。









〜〜現状の印〜〜


ここでは枠の並びからの評価も込みで入れさせて頂きます🙏ご了承ください。



◎3.ステラヴェローチェ
○6.ヨーホーレイク
✔︎7.エフフォーリア
△5.9.13.15.



想定は時計の掛かる芝。先週の感じを見ていると内がやや悪くなっている印象で、土曜日でどれだけ悪点するか。

◎はステラヴェローチェ。

そう言っておきながら内枠の同馬から。
パワー豊富で、勝ち気な精神面からもイン差しができるのが同馬の強み。同馬であれば、この枠の強みを最大限活かせると見て◎を打ちます。

対抗はヨーホーレイク。ディープ産駒のなかでもパワーに向いたタイプの配合で、急坂+タフな芝は問題ないタイプ。現状の想定まで人気が落ちるなら推しておきたい一頭です。

エフフォーリアはこのコースでは特別推す血統では無いものの、前走の共同通信杯から見ても実力は上位。地力だけでこれても不思議では無いと思います。




本日は以上になります!
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