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桜花賞、出走馬血統解説!



こんばちわ!!!


今週は牝馬クラシック第1戦桜花賞!!

先週の大阪杯は馬場が急激に変わってしまった事もあり的中出来なかったので😭😭😭
なんとか巻き返しできるよう頑張りたいと思います‼️👍


それでは今週もよろしくお願いします‼️‼️



⬇︎G1、血統解説マガジンはこちらから⬇︎









〜〜阪神芝1600m、コース解説〜〜

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*画像はnetkeibaより抜粋


スタートから3コーナーまでは約450m。長いバックストレッチを使っての先行争いになりますので、隊列が決まりつつペースが落ち着いてからコーナーを向かえるケースが多いです。3〜4コーナーは広くゆったりしたカーブを描いてるため、外の馬も振られずにロスを少なく追走する事が出来ます。また、緩やかな下り坂のため、惰性を付けて加速がしやすい所ではありますが長い直線&急坂に向けて溜めたい所でもありますので、折り合い面も非常に重視されます。

直線は約475mと長いので、基本的には上がりがしっかりしてる馬が台頭しやすいです。







〜〜桜花賞、好走血統〜〜


大前提として、

昨年のデアリングタクトやアーモンドアイ、ジェンティルドンナやブエナビスタと言った、超名牝達が必ずと言って良いほど通る道。そういった馬達は血統とか関係なく別格ですので、実は血統面からはなんとも判別しづらいレースになる事が多いレースであると思います。

*ほんならこんな記事いらんやろ、と思いますが、、、😅笑  ぜひお付き合いのほどお願いします(笑)



✅サンデー×多重Northern Dancer
✅スピード型Nasrullah(特にBold Ruler)



✅サンデー×多重Northern Dancer


多くの馬がこちらに該当すると思われるかもしれませんが、、、ポイントはNorthern Dancerが濃いという事です。サンデー×Northern Dancerは元々Almahmoudの牝系クロスが発生する相性が良い配合ですが、そう言った基本の血統、いわゆる主流血統が活躍しやすい舞台という事です。

例の一つとして、、、


🔴2020年

2着レシステンシア
ダイワメジャー(サンデーサイレンス系)×
Danzig×Sadler's wells×Nijinsky
→サンデー×Northern Dancer4本持ち


🔴2019年

2着シゲルピンクダイヤ
ダイワメジャー(サンデー)×
Sadler's wells×Danzig×The Minstrel
→サンデー×Northern Dancer 4本


🔴2017年

1着レーヌミノル
ダイワメジャー×
タイキシャトル(Northern Dancer内包)
→サンデー×Northern Dancer 2本

🔴2013年

3着プリンセスジャック
ダイワメジャー×Danzig
→サンデー×Northern Dancer 2本


ダイワメジャー×Danzig&(or)Sadler's wellsはいわゆるニックスと呼ばれる好相性の配合(それも前述したAlmahmoudの牝系クロスが発生しているから、という事で相性の良さが説明が付きやすいです)ですが、ダイワメジャーが内包しているノーザンテーストの父がNorthern Dancerに当たりますので、母方と合わさり強調されるといった印象です。ここではこのレースで相性を見せるダイワメジャー取り上げましたが、こういった複数のNorthern Dancerがあったり、血統表の前の方に出てきてより濃い成分となる配合に注目したいです。






✅スピード型Nasrullah(特にBold Ruler)持ち



スピード型Nasrullahは早期からの追走力(道中で前を楽に追いかける力や道中のペースアップにも楽に付いていける力を総称しています。)を助長してくれます。阪神JFの際にもポイントとして挙げた血統の一つです。スローになりやすいコースではありますが、やはりG1なのでトライアルよりペースが速くなることが多く、そうなった時にも対応できるか。
また、直線手前で加速する際、置かれない事も重要になりますのでそういった要素を補ってくれる血統の一つとして、今回もポイントに挙げたいと思います。


*スピード型NasrullahはBold Rulerを始めとして、Princely GiftやRed God、Nashuaが該当。



ちなみに、、、、
過去10年の3着内馬30頭中、


✅スピード型Nasrullah持ち・・・・28頭

✅スピード型Nasrullahのクロス・・15頭



3番人気以内で馬券圏外に飛んだ10頭中5頭が5代血統表の中にスピード型Nasrullahを持っていない。ここに最初のポイントでもある、サンデーサイレンス×多重Northern Dancerのどちらにも該当していないのは10頭中7頭が該当。

今となっては多くの馬がどちらかには該当してくる為、挙げたポイントは人気馬の取捨に使って頂いた方が、馬券的中に繋げられるかと思います。








〜〜桜花賞出走馬血統解説〜〜


*ここでは血統評価をA〜Dで評価していきたいと思います。たまにSが出てきます。笑
基準は下記の通り。 

①好走血統に沿っているか。
②そのレースで求められる能力に沿っているか。
③その馬が前走より血統的に条件が良くなるか。
④素質を感じる血統背景であるか。


の以上4点。加えて、そこからその他条件がついて回り、それが良い方に出そうか、悪い方に出そうか、その辺りを±を付けて評価していきたいと思います。







✅人気馬解説(想定1〜5番人気)

ソダシ      血統評価:C+

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阪神JF1着から臨みます。

父は非サンデー系のクロフネ。近親にユキチャン、ハヤヤッコといったパワーを要する中距離ダートで活躍する馬が多数いる白毛一族です。同じレースに出走し人気になるであろうメイケイエールも同じ一族出身に当たります。この一族の特徴としては前述したパワーもそうですが、メイケイエールを見てても分かるような前向きな気性に加えて、4代母父であるStar de Naskra(スピード型Nasrullahの一種、サウスヴィグラスの母父)の影響が強い牝系であり、そういった点からもダート的な速さやパワーに恵まれている印象です。

ここまでのレースぶりからも血統的にも瞬発力があるタイプでは無い為、前目からどれだけ押し切れるかに掛かっているかと思います。

気になるのはこのレースでは父がサンデーを持っていない事が大きいハンデのなり得る点。一昨年の人気どころでも4番人気ビーチサンバや2013年の1番人気クロフネサプライズなど人気を裏切った経緯もあるため、父系はおろか母父もサンデー系持ってない同馬は血統的には評価したくない一頭です。

阪神JFでは前後半のラップ差が少なく、持続的なスピードを求められた点も同馬に向いた印象です。桜花賞では成長過程で追走慣れしてくる為、同じペースで走った時に二歳時より上質な末脚を使って来れる傾向にあります。その為、阪神JFでは押し切れた同馬も今回ではキレ負けしてしまうのでは?と推測しています。当然ペースによりけりなのですが、、、

当然のように一番人気ならば、積極的に買いたくは無い一頭。力の要る芝で一考。







サトノレイナス     血統評価:A

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阪神JF2着から臨みます。

弥生賞を勝ち、菊花賞3着のサトノフラッグの全妹に当たります。兄に比べ走りに牝馬らしい柔らかみがあるのが特徴です。兄はどちらかというとパワーを兼ね備えた持続的な末脚が魅力ですが、こちらは兄譲りの豊富な筋肉量を持ちつつ柔らかさが見受けられ、それだけに瞬発力の資質はここでも随一の物があると感じます

ディープ×Not For Saleの配合はダノンファンタジーがいますし、ディープ×南米牝系という組み合わせからはカレンブーケドールやサトノダイヤモンドと言った面々がいます。特徴としてはピークが過ぎてしまうと惰性でしか走らなくなってしまいますが、それまではやや悪い条件で走ったり格上と当たっても自身の能力以上のものを発揮できる傾向にあるいわゆる"昇級ディープ"の典型。そういった点から、前走に引き続きのG1直行、(おそらく)相手強化の一戦はプラスに働くと見ます。

元々、Bold Rulerなどの追走力に欠けるタイプですので好走血統からやや外れる面はあるのですが、前半が速くなり脚が溜まりにくい展開だった前走でもしっかり脚を伸ばして来たのは優秀だと感じました。追走慣れが見込める今回は更なるプラスになると思います。追走力の少なさを前走の経験でカバーできればと思います。









アカイトリノムスメ    血統評価:A-

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クイーンC1着から臨みます。

父ディープインパクトに母はアパパネという3冠馬同士の豪華な配合。全兄にラインベックやジナンボー、モクレレなどといった馬達がいる血統馬です。

この配合の兄妹達にも言ってきた事ですが、この配合は祖母であるソルティビットのスピード適性が前に出てきやすい配合で、血統のイメージ以上にディープ産駒らしい切れ味が使えない傾向にあります。

前走のクイーンCも前後半46.5-46.8とそう差の無い持続的なラップバランスを好位から差し切る味のある競馬を見せましたが、上がりタイム自体は4位と瞬発力戦になった際キレ負けしそうなイメージを持たせる一戦になりました。

父ディープインパクトに母方にNorthern Dancer、更に奥にBold Rulerを持ち、前項に挙げた好走血統に合致する馬ではありますが、ここまでのレースぶりや兄妹達の配合から今ひとつこのレースに合わない可能性を感じる血統だと感じます。わざわざ上位人気で推す気にはなりません。








メイケイエール     血統評価:A-

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チューリップ賞1着(同着)から臨みます。

前述したソダシと同じ白毛一族の牝系です。同じようにStar de Naskraの影響が強い牝系で、ダート的な前傾ラップと気性の前向きさが高まっている印象です。また、ミッキーアイル産駒が持つ卓越した先行力を助長している印象です。

こういうタイプの馬はほんと展開から予想するタイプの方々を狂わせますよね、、、💦笑 
それはさておき、

血統的には父のミッキーアイルはサンデー×多重Northern Dancerの配合ですし、母方にもDanzig系のハービンジャーにVice Regent系のクロフネを内包している好走血統に合致する配合。スピード型Nasrullahもしっかり持っていますし、血統的には何も問題なく走ってきそうな字面です。

ただ、前走の掛かりっぷりからも分かるように、かなりレースに対して選択を迫られる印象。その辺り、横山典Jの代打騎乗がどんな化学反応を起こすか気になる所。個人的にはハナにスムーズに行ってしまえば良いのに、、、と思っていますが、現実問題そう簡単な話でも無い事は重々承知しています。かと言って、阪神JFのように後方から丁寧に運んでもスパッと切れるタイプの血統でもない為捉え切れるかどうか問題が発生、、、前走で改めて地力の高さを証明したものの、個人的には八方塞がり感が出てしまって血統的には良いものの、軸には推せないと感じています。








エリザベスタワー    血統評価:C

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チューリップ賞1着(同着)から臨みます。

父は🇫🇷ジャック・ル・マロワ賞(🇫🇷の直線マイルG1)などを制したkingman。そこに母は🇩🇪オークス馬のターフドンナと欧州色の強い血統。

ここまで3戦共に上がり上位を使ってきているように、父のkingmanが現役時代は追い込み競馬を得意としていた事もあり、字面の割には切れる脚を使えるタイプの馬です。その前走は馬場が重くなった事で欧州血統の優位性が出た為、好走に繋がったと分析しています。また、前半がスローでそこからメイケイエールの掻き乱しもあり、長く脚を使われる展開でタフさを求められた点もプラスになったと感じています。

ただ、今回は傾向的にはより上質な切れ味を求められるレースなので、追走力を求められ溜めの入るラップ→切れ味勝負というシチュエーションではどうしても切れ負けする印象を持ちます。

前走のように、馬場が重くなった際、また、耐久性を求められる展開になりそうな枠の並びになった際に一考したいと思います。








✅中人気馬解説(想定6番人気〜10番人気)

アールドヴィーヴル    血統評価:B+

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クイーンC2着から臨みます。

父は母方を引き出すキングカメハメハに母方はアリストテレスやリンカーン、フサイチコンコルドなどのG1馬を輩出してきた、名牝バレークイーンの牝系。

スタミナが豊富なSadler's Wells色の強い牝系出身だけに、息が長くパワーのある末脚を使える点がこの牝系の強み。新馬戦の不良馬場でのレースぶりからもその特徴がしっかり受け継がれてる印象。それだけに広いコースで直線に急坂がある阪神外回りコースは合うのでは無いかと考えます。

ただ、前述したように、パワーのある末脚が特徴ですので、ベストとしては前走のような持続的なラップで上がりを使うレース。一般的にラップに緩みが入りやすい同コースではキレ負けの懸念もあると字面からは感じます。とはいえ、ここまでの2戦で実績的に上がりをしっかり使えてる分そこまで問題には捉えてません。

父はキングカメハメハですが、母のイサベルがサンデー×多重Northern Dancer+Bold Rulerの好走血統に合致していてそれを引き出す父系ですし、血統的には悪くありません。想定されるラップ次第で印を考えたい一頭です。








シゲルピンクルビー     血統評価:C

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Fレビュー1着から臨みます。

父はモーリスで姉には同レース2着のシゲルピンクダイヤを持つ血統馬。その姉は父がダイワメジャーでニックス配合になっていましたが、こちらはモーリスに変わってSadler's wellsが4×3。耐久性とスタミナを追求した感じの血統になっていて、ベストとしては前走のような、前がやり合って破綻する耐久性を求められるようなレース質

前走では1400mではスピード不足になる可能性があると述べましたが、1:20.7の時計は優秀ですし、改めてモーリスという種牡馬の底力を見た印象です。

今回1600mに変わりますが、道中で溜めの入りやすい1600mではどうしてもキレ負けの可能性が高いと感じてしまいます。前半から流れて惰性で押し切ってしまうケースは考えられますが、それでもここでは積極的に買いたい存在ではありません。

マイルならば道中で緩みが入りにくいシチュエーションで、と考えます。ハイペースになりそうな想定ならば一考したいと思います。








ソングライン      血統評価:B+

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紅梅S1着から臨みます。

父は芝・ダート共に阪神巧者のキズナ産駒。そこに母父にはキズナ産駒の好配合相手でもある、Hail to Reason系(Roberto系)のシンボリクリスエス。
*同じキズナ×Hail to Reason持ち(サンデー以外)にはクリスタルブラックやディープボンド、アブレイズなど。

そこにディアドラやロジユニヴァース、ジューヌエコールなど、重い芝で高いパフォーマンスを発揮する傾向にあるソニンクの牝系出身と、キズナ産駒の中でもパワーに富んだ重いタイプの血統構成。それだけに高い瞬発力と追走力に加えてトップスピードを求められる同コースへどれだけ対応できるかが鍵ですが、、、前走の紅梅Sやその前の未勝利戦見る限りは対応できそうだなと感じます。

デビューからの三戦ともしっかり上がりを使えていますし、前々走の未勝利戦では同日の赤松賞でアカイトリノムスメの勝ちタイムより早く、ラップ的な内容も優秀。前走の紅梅Sでは200mの距離短縮ローテで、前半3Fも33.5と高い追走力を求められている中、上がり最速でまとめて差し切りと多様なレースに対応できている印象です。

前述もしているように、やや重めの血統ではありますが、好走血統に挙げたサンデー×多重Northern Dancerに該当しますし、Bold Rulerも3本持っているように追走力も豊富なタイプ。重めの血統である点から血統評価としては次点も、ここまでのレースぶりや能力から高評価としておきたい一頭です。









ファインルージュ     血統評価:B

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フェアリーS1着から臨みます。

父は上記のソングラインと同じキズナ。そこに母父はBold Ruler系のボストンハーバーで追走力を補給して、ダンスインザダークのNijinskyと🇫🇷牝系出身の重さを兼ね備える血統構成。

曽祖母のココパシオンは🇫🇷のマイル重賞勝ち馬で遡ると交流重賞でも活躍したノーヴァレンダやブランシェクールなどを輩出したパワーのある牝系。加えてBold Ruler系を母父に持ち、同馬の馬格から見てもパワーに富んだタイプのキズナ産駒と分析します。前走、前々走のように時計の掛かる馬場で溜めて上がりを発揮する事に長けている印象です。

前述もしているように高い瞬発力と追走力に加えてトップスピードを求められる同コースではややスピードに欠けてしまう印象も、急坂も問題なくこなせそうな点は利点。時計の掛かりそうな芝になった際は一考しておきたい一頭。









ヨカヨカ     血統評価:D

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フィリーズレビュー2着から臨みます。

前走時の解説では

『珍しい九州産馬のスクワートルスクワート産駒。馬群の中で競馬をした二走前の凡走→G1の積極逃げで5着に粘る内容からも母父のDanehill Dancerの一本調子感、揉まれ弱さが前に出ている印象です。そういった面からスムーズに先行して揉まれないかが重要になる一頭。ミスプロやDanzigの前傾的なスピードがあるだけに距離短縮は追い風。

揉まれ弱さがあるだけにこの枠がどうか。まずはハナにいければ。』

と挙げましたが、、、
馬群の中でも競馬が出来て直線もしっかりと脚を伸ばして来れた辺りはかなりの進歩だと思います。個人的にはかなりびっくりしました。

ただ、父スクワートルスクワートは🇺🇸のチャンピオンスプリンターに選出された馬だけに、ミスプロ系の前向きさをしっかり出すタイプの種牡馬。加えてスピード型Northern Dancerの多さからも本質はスプリントよりの血統構成と見ます。

阪神JFでは積極的に運んだ事でマイルでもギリギリ、というところを見せましたが、桜花賞はより高いレベルの上がりを求められやすいという点からサンデーを持ってないのは痛手と感じます。前走で見せた成長は評価しますが、血統からは評価出来ず。

葵Sでお会いしましょう。








✅穴人気馬解説(想定11番人気〜)

*抽選対象はまた別途。

ホウオウイクセル     血統評価:C

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フラワーC1着から臨みます。

父ルーラーシップに祖母は牝馬G1を5勝した名牝メジロドーベルという血統馬。メジロ牝系出身という血統らしく字面はかなり重めの血統構成。

ここまで中山の重賞で2戦連続で好走していますし、これまでの走り振りからもスタミナを要する条件で好走してくるタイプ。また、これまでの上がりの使い方からも瞬発力よりも持続力に長けているタイプです。

父が好走血統に挙げたサンデー系ではありませんし、重めの血統でスピード負け、キレ負けしてしまいそうな血統ではこのレースで評価出来ず。

馬場が渋ったり、耐久性を求められるそうな展開想定で一考。







ストゥーティ     血統評価:C

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チューリップ賞3着から臨みます。

父は新種牡馬のモーリス。叔母にオークス馬シンハライトがいる🇬🇧牝系の良血馬です。

同産駒は逃げ・先行で耐久性を活かす事でパフォーマンスを上げる傾向にあり、2走前以前は中団から差す競馬で勝ち切れずというレースが続いてましたが、前走で産駒が得意とする前から押し切る競馬でパフォーマンスを上げて来ました。道中で掛かっていたメイケイエールに絡まれながらもしっかり3着を確保したあたりはやはりスタミナと耐久性に富んだタイプの血統と言えます。

それだけに、トップスピードに欠けてしまう印象があるため、血統的にはここでは評価しにくい。

前走のように前から競馬をしてどれだけ、粘れるか。前走よりも前に行きたいであろうメンバーが多そうだけに前走より厳しいレースを強いられそうなだけにここでは評価しにくいです。










ジネストラ     血統評価:B-

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アネモネS2着から臨みます。

父はロードカナロアで3年前の勝ち馬アーモンドアイと同じ。スピードを引き出しつつ、キンカメ系らしく母方をしっかり引き出すのが特徴。母はクラシックでも活躍したコディーノやチェッキーノを輩出したハッピーパスで、牝系を遡るとシンコウラブリイやキングストレイル、タイキトレジャーなどを輩出したロイコンの牝系で、前向きなスピードと急坂や洋芝などのパワーを要するシチュエーションも問題ない傾向にある牝系の一つです。

それだけに前走のように、タフな芝+急坂コースというシチュエーションも問題なくこなしつつ、2走前のようなスピードを求められるシチュエーションも対応できるのだろうという印象を持ちます。

ただ、前走のアネモネSは直線向かい風で、前有利の展開。それでいながら直線で突き放しつつも最後は勝ち馬のアナザーリリックに捉えられる内容。個人的には前走は内容不足と感じてしまい、評価しにくい所。

自身が希望する展開を作ってどこまで。









エンスージアズム     血統評価:B+

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フラワーC2着から臨みます。

父は前述もしているディープインパクト。一昨年のグランアレグリアやハープスターなど、数々の勝ち馬を輩出して来たこのレースの好相性の種牡馬です。
そこに母父はStorm Catでよく言われるニックス配合。(キズナやラキシス、リアルスティール、ダノンキングリーなど)父ディープ内包のSir GaylordとStorm Cat内包のSecretariatでSomethingroyalの牝系クロスが発生している好配合です。

また、牝系は🇺🇸BCクラシック勝ちのCat Thiefや🇺🇸フロリダオークス勝ちのTapicatを輩出している🇺🇸の名血統。ディープと相性の良い🇺🇸血統で、好走血統にもしっかり合致しているあたり、血統的な評価は高い。*まぁ、ディープ×🇺🇸血統の主な活躍馬は牡馬によっていて、それこそ牝馬だとグランアレグリアなどの一部であるというのも敢えて触れておきます。

前走は馬群の外を追走できた点が追い風になったかとも思いますが、それでもベストではない小回りコースに加えて時計の掛かる馬場でしっかり好走できたのは地力の証明か。母方Storm Cat(Storm Bird)の影響による馬場融通の広さも同馬の持ち味でしょうし、二走前の後半800m約45.7というタイムからも分かる様に高いスピード能力を有している点は評価したい。

人気もなさそうな一頭ですし、中山→阪神外回りは条件好転と捉えて問題ないと思います。間隔がやや詰まる点は気になりますが、個人的には評価しておきたい一頭。










ミニーアイル      血統評価:C+

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フィリーズレビュー3着から臨みます。

父ミッキーアイルはメイケイエールと同じ種牡馬の新種牡馬で、ステラマドリッド牝系譲りの高速馬場適性に加えて、🇦🇺Danzigの前傾的なスピードを持つ種牡馬。故に同馬も2勝している強制前傾ラップ戦になる小倉芝1200mは(5-1-2-13)と好相性。

母方もBold Ruler、Danzig、ミスプロと前傾的なスピードを重ね掛けした血統構成から、以下に高速馬場のスピード勝負に強いかがわかる。

それだけに前走は馬場の急速な乾きによって、時計の早い馬場になった事が好走の要因と捉えています。今回は開催が進んだ馬場でしかも先週は雨で馬場も痛み、どれだけ回復するか。加えて+200mの延長では評価しにくい印象です。

また、前述した前向きさの強い血統である事からも、ここまでは上がり上位を使い続けていますが、マイルで脚を溜めて脚が切れるイメージは湧かず。やはり前傾的なスピードを発揮できるコースで見てみたい印象です。





ストライプ     血統評価:C

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クロッカスS1着から臨みます。

父はルーラーシップ。そこに母父ダイワメジャーに奥にはスタミナ豊富なSadler's wells後継のカーネギーがいる血統構成。加えて牝系は🇺🇸の芝重賞で活躍したマックスジーンがいる。字面からは耐久性と持続力に富んだタイプの血統と言えます。

それでいながら、前走は上がり3F33.1の末脚で差し切り勝利と瞬発力もそれなりに発揮できる所を見せて好走レンジの広さを証明しました。とはいえ、後々条件問わずに好走できそうな点もここでは力不足を感じてしまいます

父らしい大跳び気味の走りのため、引き続きの広いコースはプラス。追い出しやすい外枠の方が同馬には向くと感じます。









✅抽選突破馬解説(2頭)

ククナ      血統評価:B

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クイーンC3着から臨みます。

父は牝系引き出し型のキングカメハメハに、母は桜花賞2着の実績があったクルミナルという血統馬。母クルミナル自身はディープインパクト×南米牝系の配合で、前述のサトノレイナスとも同じタイプのいわゆる"昇級ディープ"のタイプ。そこにその特徴を引き出す父キングカメハメハですから、ここは相手が上がりますが、そういった背景からクリアして来ても何らおかしくないと感じています。

個人的に評価したいのは4走前の未勝利戦。8頭立てと少頭数のレースでスローペースの中、後方から運んで4コーナー手前で動き出し。そこから上がり最速で追い込み、ラスト11.4-11.1の加速ラップを差し切る内容で、改めて瞬発力の資質の高さを見せました。

そこからは今ひとつ差しきれない競馬や展開不向きな競馬が続くも、自身の力では走って来れている印象です。父がキングカメハメハの分、瞬発力型よりも万能型に振れている所はありますが、溜めた時の脚は光る物があります。アールドヴィーヴルと同じタイプの配合だけに、血統も悪くはありません。展開次第では人気以上を期待できる一頭と考えています。









ブルーバード     血統評価:D

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フィリーズレビュー15着から臨みます。

父はスペシャルウィークの後継にあたるリーチザクラウン。そこに母父はダート的なスピードを要するGone West系という配合。

父父のスペシャルウィークが揉まれ弱さや一本調子感を出すしまうAureoleを内包している辺りからも、かなりレースぶりは限られてくる印象を持ちます。外枠やスムーズな先行で、前向きなスピード活かせるようなレースが合うだろうと感じます。

前走は約半年ぶりのレースで余裕残しの出来も、ここで上積みを見せれるほどの魅力のある血統に映らず。










〜〜現状の印〜〜



ここでは枠の並びからの評価も込みで入れさせて頂きます🙏ご了承ください。


◎16.ソングライン
○18.サトノレイナス
▲8.メイケイエール
☆9.エンスージアズム
△2.5.7.10.



◎はソングラインから入ります。
阪神コースは今週からBコースに変わります。よって内の痛んでる部分はある程度カバーされて来るはず。とはいえ、先週のダメージはかなり大きいと推測しています。特に、外回りコースでのレースに関しては差しも効いていた印象を受けますし、Bコース替わりでも傾向はそこまで変わらないと踏んでいます。

◎ソングラインは外枠ですが、特別外が不利になるコースではありませんし、鞍上も内に固まった有力馬を見れるような枠を上手く活かせるジョッキーだと思います。スタートはそこまで上手じゃありませんが、二の脚がそれなりにあり加えて+200mの延長ローテなら出たなりで好位を取れそう。上がりもしっかり使って来れる点は強みですし、スムーズに追い出せるこの枠は同馬にとってプラスに働くと考えます。

○サトノレイナスはスタートが課題だけに、最後入れはプラスになりそう。仮に遅れても、折り合ってくるべきタイミングで追い出すだけですので、やる事はシンプル。あとは展開が噛み合えば、と思いますし、同馬もスムーズに立ち回れる外枠は悪くないと思います。

▲メイケイエールが一番難解。『ハナに立てば』、とは思いますし言うのは簡単ですが、実際問題同馬のテン速で行くにはそれなりに出していかないと、と思いますし、いざ出して行ったらどんな暴走をするか、、、能力は当然評価しています。

☆エンスージアズムの阪神替わりには期待したいと思います。

馬場状態などを踏まえた最終予想も是非チェック頂けたら幸いです😊🔥


本日は以上になります‼️🔥
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