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弥生賞 血統解説❕🔥


こんばちわ!

今週は弥生賞ディープインパクト記念の血統解説をお出しさせて頂きます!
『ディープインパクト記念』という表題が付いて早5年目ですが、正直未だに慣れないです。(笑)

今週も頑張りましょう笑

それでは今週もよろしくお願いいたします❕🔥




~~弥生賞 注目血統~~


✅長距離指向な血統


✅長距離指向な血統


昨年のタスティエーラに始まり、アスクビクターモアやタイトルホルダー、メイショウテンゲンなど、後々長距離戦線で活躍する馬の好走が目立つのが傾向の一つでもある。

良馬場でも2分前後の決着になる事が多く、本番の皐月賞よりも一段遅い時計の決着と言える。
理由としてはトライアルらしい、前半から中盤に掛けて緩めに流れ、残り4F辺りから徐々に加速して行くような流れになりやすい。故に本番の皐月賞とは傾向がガラリ変わると言える。

長距離に対応出来そうな重めな指向の血統、具体的にはSadler's WellsやNureyev、Lyphard、などの欧州指向なNorthern Dancerや、シンプルに長距離に実績のある父、もしくは牝系という所を注目すべきと感じます。





~~弥生賞 出走馬血統解説~~


*ここでは血統評価をA〜Dで評価していきたいと思います。たまにSが出てきます。笑
基準は下記の通り。


①好走血統に沿っているか。
②そのレースで求められる能力に沿っているか。
③その馬が前走より血統的に条件が良くなるか。
④素質を感じる血統背景であるか。


の以上4点。加えて、そこからその他条件がついて回り、それが良い方に出そうか、悪い方に出そうか、その辺りを±を付けて評価していきたいと思います。



✅シンエンペラー

血統評価:A-


ホープフルS2着から臨みます。

父はNureyev系の中でも米国指向な前向きで軽いスピードを取り込んだSiyouni、母父がSadler’s Wells後継のGalileoという配合。母は欧州の名牝Starlet's Sisterなので、全兄には凱旋門賞を制しているSottsass、3/4同血の半姉にはBCフィリー&メアターフを制したSistercharlieがいる血統馬です。
4ラインが全てNorthern Dancer系の並びになっており、字面以上に基礎スピードを感じつつ、Sadler’s Wells≒Nureyev等から欧州らしい持続力も見える血統構成になっています。
またミスプロも豊富に持っている分、柔らかく万能で前向きな所もあり、イメージ以上にバランスの良い血統構成になっています。

前走のホープフルSは好位の内で構え、ロスの無い立ち回りで2着を確保する内容。勝ち馬の豪脚にこそ屈しましたが、上がりの3Fが12.4 - 12.0 - 11.5と推移しており、同馬もラストでほぼ失速しない、むしろ並ばれてからもう一度伸びるような脚が使えている点は評価して良いと思います。

京都2歳Sの時もそうでしたが、加速や反応が速くレースが非常に上手なタイプ。立ち回りも上手く、折り合い面もさほど心配の無いタイプと言えるでしょう。この辺りは欧州血統らしく、馬群で脚を溜める事に慣れている血統らしいなと感じます。

ただ、一方で前走はロスの無い立ち回りで2着に甘んじた背景もあり、ラストで大きく外を回された3着サンライズジパングや、内で詰まり加速しきれなかったミスタージーティーなどもいるなど、能力を出し切れてない馬も多いことから、このレースのレベルが高いかと言うと個人的には否と言えないと感じる。

とは言え、前走でも同コースで好走しているように適性面は問題無いですし、レースの上手さも評価すべき点。外枠を引くなど、極端な不利条件が重ならなければ、勝ち負け可能な存在でしょう。





✅トロヴァトーレ

血統評価:A


葉牡丹賞1着から臨みます。

父はキンカメ後継でウインドインハーヘア牝系出身の良血馬レイデオロ、母父がFappiano系の中でも基礎スピードのあるエンパイアメーカーという配合。母の半姉には秋華賞馬ディアドラがおり、辿ると重い芝に強い牝系のソニンクに当たり、同一族にはロジユニヴァースや欧州G1馬Kingfisherがいる良血馬です。
父、母共にミスプロのクロスを持つ者同士であり、更にNureyevやトライマイベストとEl Gran Senor、Nijinsky、Buckpasser、Hail to Reasonなど、血統のパーツが非常に似通った配合になっており、良い意味で父らしさが出るタイプの配合と言えます。
父と同様に芝の中距離の主流的なシチュエーションで活躍してくるタイプの血統構成と感じます。

父のレイデオロ自身、ホープフルS(当時G2)や有馬記念(2着)と、中山内回りでも実績があり、器用な立ち回りや機動力を活かした反応の速い加速はお手の物と言える。同馬もそういった所を受け継いでるタイプと言って良いでしょう。

前走の葉牡丹賞は最内枠から中団内でレースを進め、直線では包まれるシーンがありつつも狭い所割って抜け出して2着に0.3差を付ける内容のレース。直線で退けた4着馬のコスモブットレアがその後の京成杯で0.1差の3着に好走しており、レベル自体もそこまで低くなかった中で1枚抜けたパフォーマンスを見せたと言えるでしょう。

コース適性や配合の質から見た素質面はここで走るに足る存在だと感じていますが、どちらかと言うと本番の皐月賞で評価したいような、中距離向きの基礎スピードを兼ね備えているタイプと見ている。
出来ればここで優先出走をこぎつけて本番に出て欲しい所です。




✅サンライズジパング

血統評価:A+


若駒S1着から臨みます。

父がディープインパクト後継のキズナ。母父がDanehill系の中でも欧州要素を内包したZoffanyという配合。母の半兄には欧州のマイルG1を制しているContributerがいる血統馬です。
母方のCoup de Foileの3×4など馬力要素も目立ちますが、Storm Cat≒ロイヤルアカデミーⅡやSecretariatのクロス(5×7)などのスピードを助長するニアリークロスも持ち併せるバランスの良い配合。
バランスの良さを活かして様々な場面への対応が出来る、弱点が少ないタイプの血統構成と言えます。

前走の若駒Sは逃げた2着が完全に勝ち切るであろう展開を少頭数とは言え外を回して差し切る強い内容の1戦。レースレベルとしては低めの1戦ではありましたが、評価すべき内容でしょう。
また、2走前のホープフルSでは勝負所で内の馬が少し膨れて外に追いやられたシーンもありながら、立て直して差し込んで3着を確保する内容。もう少しスムーズに回れていれば勝ち負けに加わるシーンもあっただろうなと感じています。

3走前のカトレア賞は大敗してしまいましたが、内で馬群に囲まれたのが恐らくの原因。(母方の奥に揉まれ弱いAureoleを内包していたり、母父が一本調子感の強いDanehill系である為か)
4走前のJBC2歳優駿では先日サウジダービーを制したフォーエバーヤングと0.3差の接戦を演じており、ダートでもやれる万能さも見せている。

前述した好走血統の『長距離指向な血統』という所に当てはめると、上位人気の中では同馬が最もそのイメージに合っていると感じる。
極端に速い時計や速い上がりを求められると苦しいでしょうが、想定しているような2分前後の決着なら十分対応範囲内。

内で揉まれなければチャンスの大きい1頭に感じます。




✅ダノンエアズロック

血統評価:B∔


アイビーS1着から臨みます。

父がRoberto系のモーリス。母父がDanehill系のFastnet Rockという配合。母は豪州の名牝モシーンなので、半姉にはマイル重賞で活躍したプリモシーンやモーソンピークがいる血統馬です。
こちらは父がモーリスに変わった事で、前向きな速力などが出るDanzigのクロスや馬力などを助長するSadler's Wells≒Nureyevのニアリーなどを抱え、如何にも耐久性に優れたパワー型のモーリス産駒と言う並びに感じますが、母方のSir Tristramや豊富なNasrullahなどから柔らかさも助長しており、バランスを取っている印象の血統構成。上がり勝負でも極端な切れ負けはしない弱点の少ない血統と見ます。

ここ2走は東京1800mのスピードや速い上がりを求められるシチュエーションで好走してきており、今回の弥生賞ではまさにほぼ反対の能力が求められると言って良い。
ただ個人的にはこちらのやや重さを求められるようなシチュエーションでも十分対応できると見ている。血統的にはバランスの良さがありつつも、馬力がしっかりとしている要素も持っている為、やれる素養はあると感じています。

能力面ももちろん評価しておきたい、前走のアイビーSで見せた後半性能は秀逸で、1800m戦で後半5Fを57.8、3Fを32.7という水準(個別ラップ)は過去に3冠馬コントレイル(5F57.4ー3F33.9)などが見せた時計水準に近いレベルの好タイム。
上がり32秒台という所を切り取ってもクロノジェネシスなどと同水準と言える。上がり性能を中心にした地力面は世代でもトップクラスと評価せざるを得ないレベルでしょう。

初の右回りやコーナー4つ、頭数アップのシチュエーションなど課題は山積みだと思いますが、ここ2走の東京の速いシチュエーションで好走しているイメージが先行して軽視されるなら、評価しておきたい存在と考えています。
ここでも評価しつつ、本番の皐月賞の高速馬場と言うシチュエーションの方が個人的には評価したいと思っている。上手く試走をしつつ、賞金を加算してほしい所です。




✅ファビュラススター

血統評価:B‐


中山の1勝C1着から臨みます。

父がRoberto系の中でも中でも大箱向きの素軽さを受け継ぐ良血馬エピファネイア、母父がRoberto系らしいパワーを助長するグラスワンダーという配合。母の半兄には交流重賞を中心にダート戦線で活躍したインタータイヨウがいる良血馬です。
Roberto系同士の配合ではありますが、Robertoの中でも毛色の違うタイプの組み合わせという事もあり、良くも悪くも父系らしいイメージを持たない方が良い並びになっている。母方のグラスワンダーやForty NinerのTom Rolfeなどと言った所の馬力が強化されたタイプの血統構成と言える。

前走は今回と同舞台の中山2000m戦。後方外の外で構え、3~4角で一気に捲り上がり、直線では早めに抜け出し押し切る内容。特に4角付近の手応えと反応スピードは評価すべきで、4角だけで勝負を決めたと言っても過言では無いと言える。
揉まれずに運べた点や、外差しがハマった点、抜け出してから少し甘くなった所など、恵まれた点や課題はあるが、同様の形が取れれば上のステージでも十分やれそうな所を見せたと感じます。

今の開幕2週目という状況で外差しがハマるかというとやや苦しいとは思いますが、前走の走り振りから適性面は十分評価に値すると言えるでしょう。




✅シリウスコルト

血統評価:B‐


ホープフルS6着から臨みます。

父はミスプロ系の中でも欧州的な前向きさを内包するマクフィ。母父がミスプロを内包するサンデー系のゼンノロブロイと言う配合。3代母Lady Joanneは米ダートG1の勝ち馬で、その半弟には米3冠競争のプリークネスSを勝利しているShacklefordがいる血統馬です。また同牝系出身には同世代のインザモーメントがいる。
米ルーツの牝系出身という事もあり、根底にはスピード要素が強くある並びの配合ですが、LyphardのクロスやWild Riskのクロスなど欧州指向な底力を助長する要素も内包しており、良い意味でマクフィ産駒らしくなくタフなシチュエーションにもある程度対応出来そうな、バランスが良く、良くも悪くも弱点や強みが無いタイプの血統構成といます。

前走のホープフルSは0.6差の6着と最低限の結果。ただ、勝負所では空いた内をロス無く突き、その中で上位とは差を付けられてしまったので、評価としては控えめ。同馬を評価するなら、素直に2・3着馬を評価しますし、その2・3着馬が出走してくる今回は同馬が割り込む隙が少ないかなと見ています。

対応力の広い血統をしているだけに、タフさを求められるシチュエーションでも一定程度対応できる所を見せたと言えますが、ここは前走と同様の形を取れるなどの相当恵まれない限り好走レンジが狭いように思います。ここでは評価しづらい。





✅シュバルツクーゲル

血統評価:B∔


東スポ杯2着から臨みます。

父はディープインパクト後継のキズナ、母父がドイツ血統のMonsunという配合。母がドイツオークス2着の実績があるソラべニアという血統馬で、近親にはドイツG1を制しているSeismosがいます。
アウトブリードベースという事や、父、母とも馬力に富んだタフな血統の字面をしている点から、気が良く基礎体力に富んだ並びの配合と言える。その上で、母方でNever Bend≒Bold Reasonを持ち、欧州方面の柔らかさもしっかりと持ち合わせている。
タフさもある一方で、溜める事が出来ればしっかりと脚が使えるタイプの血統構成と言えます。

前走の東スポ杯は最内枠からのレース。逃げ馬から離れた2番手を追走して、そのまま流れ込むように2着を確保する内容。前有利の展開だった事もあり、パフォーマンス自体はそこまで高くは無いと思いますが、重さのあるタイプの同馬の強みがしっかりと活きたレース振りだったと思います。

新馬戦は今回と同舞台の中山2000mでの1戦。少頭数で新馬戦らしいスローペースのレースではありましたが、稍重の時計が掛かる馬場の中で、上がり4Fを46.8としっかりとした上がり性能を見せており、ドイツ牝系出身らしく溜めればしっかりと上がりが使える所も証明していると言える。

先行力も安定しており、レース振りも不安は無い。コース適性も及第点レベルにあると思いますので、道中でしっかりと脚を溜められるかがポイントになるかと思います。





✅コスモキュランダ

血統評価:C∔


中山の1勝C2着から臨みます。

父はディープインパクト後継の中でもダート指向な追走力やパワーを兼ね備えるアルアイン、母父がサンデーを通さないHalo系のSouthern Imageという配合。母のサザンスピードは豪州の芝G1であるコーフィールドCを制している良血馬です。
典型的な豪州牝系らしくHaloやDanehillと言った所からパワーや突進力を助長しているが、父方のSir Gaylord≒Secretariatのニアリークロスを助長するように母方にもSir Gaylordを内包しており、父らしい追走力やパワーが助長されたタイプの血統構成と言えます。

前走は同コースの1勝Cを2着。前述したファビュラススターが勝ったレースでしたが、そのファビュラススターが4角で捲り上がる所を追いかけつつ、直線でようやく勢いがついての2着。ゴール前の勢いはこちらが上回っていたかもしれませんし、直線の急坂のこなし方はパワーを感じる走りだったと言えると思いますが、不器用さを感じる所もあり、スムーズな加速が出来ないと厳しい印象が強い。

とはいえ、上がり最速の脚はこちらが上回っているように、長く安定した脚を使えている点は評価して良い。一瞬の濃縮した脚を繰り出したようなファビュラススターに比べ、こちらの方が今回の好走イメージには近い脚の使い方だったように思います。

枠の並びや馬場次第にはなりますが、個人的には妙味を含め前走で後れを取ったファビュラススターより評価したい1頭です。




✅アドミラルシップ

血統評価:B-


ゆりかもめ賞7着から臨みます。

父がステイゴールド後継のゴールドシップ。母父がキングカメハメハと言う配合。母がヴィーヴァブーケなので、半姉(3/4同血)にはライラック、全兄にはブラックホールがいる血統馬で、母方を辿るとスカーレットインクに当たるのでダイワメジャー・ダイワスカーレット兄妹やヴァーミリアンなどもいる良血牝系出身です。
ノーザンテーストのクロスとそれを助長するNijinskyを母方に内包しており(ノーザンテースト≒The Minstrel≒Nijinsky)、コーナーから動いていくような欧州指向の前向きさを強化した配合になっている。父らしさが強化されつつ、機動力も兼ね備えて小脚も使える血統構成と言えます。

前走のゆりかもめ賞は直線で伸びず7着と敗戦。ただ、内前有利の瞬発力勝負で分が悪かった。少頭数とは言え外枠からのレースも最終的には響いたように感じます。力負けでは無く適性での負けと捉えて良いと思います。

2走前のホープフルSは後方から運び、直線では内を突く立ち回りを見せ4着と好走。個人的にも評価していましたが、中山内回りで長く脚を使って行くようなレースの適性は十分ある所を見せたと思います。
ただ、内をスムーズに回る事が出来た上で、0.5差と差を付けられており、上位とは力量の差があるようにも感じた。特にアタマ差だったミスタージーティーとは不利を考えれば地力で劣るように映った。

前走も適性負けだ、とは評しましたが、1秒差は負けすぎな印象もある。適性は評価しつつも地力面はかなり渋めの評価とします。馬場が重くなれば一考か。





✅エコロレイズ

血統評価:D-


中山の1勝C4着から臨みます。

父はDanzig系の中でも米国指向な前向きのスピードを内包するアメリカンペイトリオット、母父がディープインパクトという配合。祖母が南米G1を2勝しているワシントンシティという血統馬です。
アウトブリードベースの基礎体力を感じる並びの配合ではありますが、母方のSir Gaylordのクロス、父方もSeattle Slewを豊富に持つ辺り、大箱向きのしなやかさを併せ持つような血統構成と言える。
大箱コースの高速持続戦でスムーズにスピードを発揮する事で力を発揮するタイプと感じます。

前走は前述しているファビュラススター、コスモキュランダがワンツーを決めた1勝Cのレース。中団外を追走し、勝負所でも外を回して追い上げる形のレースでしたが、上位の2頭も外を回した形で好走しており、同馬の血統背景を考えてもスムーズに加速できる良い形で臨めていただけに、言い訳の付き辛いレース内容になってしまったか。

2走前は同舞台で勝利を挙げていますが、本質的には中山の内回りはあまり合わないと見ている。もう少しスピードに乗りやすいコースの方が適性的には上回るだろうと思います。
そういった点からもここで上積みを見せるのは苦しいと判断。ここでは評価しづらい。




✅ニシノフィアンス

血統評価:C∔


京成杯5着から臨みます。

父はディープインパクト後継の中でも南米牝系由来の豊富な体力を持つサトノダイヤモンド、母父がキンカメ後継の良血馬ルーラーシップという配合。祖母が秋華賞3着という実績のあるニシノナースコールという血統馬です。
父方でHaloを3本、母方にそれを助長するHail to Reason系のRobertoを持ち合わせ、パワー面がより助長されている。その上で、父・母間でのインブリードとしては薄く、基礎体力が助長された並びと言える。
この父・母父の組み合わせのイメージ通り、父らしく体力を問われる中で、大味気味な競馬がハマりそうなタイプの血統構成と言えます。

前走は今回と同舞台の京成杯。最内枠から終始内の好位を立ち回り、直線では外に出すも伸びきれず5着という内容。
直線での伸びもじわじわとした感じからも、もう少し距離が伸びたり、スムーズにスピードに乗れるようなシチュエーションが向いたタイプに思う。

そういった意味では、好走血統に挙げた『長距離指向な血統』という所にもはまってくるタイプかなと感じます。

現状では力不足や前走の内容不足を感じますが、追々距離を伸ばして行ったり、下り主体のコースに変わった際に評価できると感じます。
時計の掛かる馬場になれば一考か。





✅レッドテリオス

血統評価:C‐


中山の新馬戦1着から臨みます。

父はハーツクライ後継のジャスタウェイ、母父がForliを経由した珍しいHyperion系のEfisioという配合。母はショーコで辿ると英国ルーツの重く持久力のある牝系出身です。
母方でHyperion系のForliのクロスを持っており、英国牝系出身らしい重さがより強調された並びになっている。父方のイメージも併せ、スタミナや持久力に富んだタイプの血統構成と言えます。
また、完成が遅そうな晩成気味のタイプに感じます。

前走は今回と同舞台の新馬戦を勝利。不良馬場の中を外から動いて差し切る内容。率直に言えば内容としては平凡。不良馬場だった事もあり外から動いた事がプラスになりましたし、大外枠からのレースも向いたと言えます。
また、血統的にも重さがあったタイプだけに、シチュエーションとして合っていたと思います。

長距離指向な血統という面で言えば合致している所もありますが、いくら何でも重すぎるというのが個人的な感覚。前走比でスピードを求められる所からも向きにくいと感じますしここでは評価できない






~~まとめ~~





✅現状の印


◎トロヴァトーレ
〇ダノンエアズロック
▲シンエンペラー
△コスモキュランダ
△シュバルツクーゲル

◎はトロヴァトーレ。

現状の本命はトロヴァトーレとします。
本番を見据えた上での評価にはなりますが、中山内回りでの適性、ここよりもう少し長い距離でも対応出来そうな所を含めつつ中距離への強さが垣間見える血統背景を特に評価しておきたい。

また、前走の脚の使い方は開幕2週目というシチュエーションにも合っていそうに感じる。

基本的に人気所で決まると見ていますがその中でも最上位としたいと思います。

サンライズジパングの回避が残念でなりません。。。




本日は以上になります、
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