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新入社員研修を通して得た気づき「フィードバックの重要性について」

「新入社員研修を企画する」という課題と研修のゴール

皆様はじめまして、この度ダイキアクシスの新入社員となりました水口啓寛と申します。

私たち新入社員は、およそ一か月間、「新入社員研修を自分たちで作る」という大きな課題に取り組んできました。

新入社員研修の作成にあたり、私のグループで掲げた主な目的は、円滑に仕事をするために社会人として身に付けるべき基本マナーの習得、及び仕事上で実現したい目標や目標達成のための取るべき行動を明確にすることです。

わたしたちは社会人の経験がないため、ビジネスマナーについて知らないことや分からないことが多くあります。

社会人として恥ずかしくないように、新入社員にとって必要なビジネスマナーを確実に身に付けることができる研修を目指しました。

また、キャリアプランの作成では、過去と自分の分析を行うことで、自分の役割や能力を知り、将来の目標、理想像を明確にすることを目指しました。

ただ漠然と仕事をするのではなく、働く上で目標を作り、その目標を達成するために何をすべきかを考え、日々実行・反省を繰り返していくことが自身の仕事へのモチベーションにつながると考えました。

「研修のプレゼン資料作成」に向けた全体的な取り組み

新入社員研修を作る最初の段階で、まずグループメンバーで研修内容を洗い出す所から始め、全体の方針を決めた後、役割分担し内容を考えました。

オンラインで話し合いを行うという初めての経験で、最初は戸惑いもありましたが、回数をこなすにつれて徐々に慣れていき、個人それぞれの考えや意見を十分に共有できたと思います。

グループメンバー間で定期的に資料の進捗状況を報告し話し合うことにより、改善点や追加すべき点などを明らかにでき、研修内容をより良いものに仕上げることができたと考えます。

「自分が作成した研修内容について」

私はその中で主に、基本的なビジネスマナーについて担当しました。

ビジネスマナーの中でも、学生にとってあまり経験がないと思われるビジネスメールの作成や会社訪問、名刺交換などに絞り、研修資料を作成しました。

資料作成にあたり、基本マナーの知識不足を痛感したため、ビジネスマナーの情報を収集し様々な分野のマナーを勉強しました。

当初、研修ということで、ビジネスマナーの知識を詰め込めばよいという考えでした。

しかし、スライド資料を作成していく中で、グループメンバーからのアドバイスや進捗報告での指摘を受け、知識のインプットのみでは根本的な理解に繋がりにくいことが分かりました。

このことから、自分が伝えたいことを一方的に示すのではなく、聞き手である受講者の立場を考慮し、要点を分かりやすく伝えることの重要さを感じました。

講義のみでは、講師が話すだけで単調になりやすく、聞き手の集中力も持続しにくいため内容が頭に入りづらいと考え、マナー解説の講義でインプットし、グループワークなどでアウトプットを行うようにし、実践的な力の養成を目指しました。


「当日行ったキャリアプラン作成の研修について」

私たちのグループが研修当日行ったキャリアプラン作成では、将来的な仕事の目標やそのためにするべきことを考えるということで、最初説明が少し抽象的で分かりづらいようでした。

それでもグループ間で活発な議論ができており、受講者に過去と現在の自分を分析してもらい、価値観や人それぞれに対する人物像をグループで共有することができたと思います。

キャリアプラン作成にあたり、私が最も重要だと考えるのは、自分の人生目標を具体的に明らかにすることです。

その目標達成に必要な具体的な策、行動を考え、日々実行していくことで、状況に応じた理想のキャリアプランを描けると思います。

私が見ていたグループの皆さんは、個人それぞれの特徴や強みを積極的に分析しあい、予想以上に様々な考え方、将来の仕事に対するイメージが出ており、非常に興味深く勉強になりました。

わたしも一通りキャリアプランを作成していたのですが、今回行ったようなグループメンバー同士の話し合いができなかったのは少し残念でした。

キャリアプランは、仕事を進めていく内に変化する可能性も大いにあるため、状況に応じて目標を考え、適切な行動を起こしていきたいと思います。

「フィードバックの重要性について」

実際に他グループが作成した研修を受講してみて、自分たちのグループにはない構想や課題に対する取り組みが多くあり、自らの考え方の視野が広がったと感じました。

その中でも、仕事の取り組み方やパソコンの使い方、環境問題の講義は、研修であまりやらない内容で斬新でした。

「仕事の取り組み方」では、仕事に優先順位をつけることや、時間管理の重要性などについて例えを用いて分かりやすく説明されており、非常に理解しやすかったと思います。

「パソコンの使い方」では、ショートカットキーの使い方やデータ分析のような実践的に使えそうなスキルを学ぶことができ、仕事でも十分活かせる内容だと感じました。

「環境問題の解決」では、一つの問題に対し多面的に原因、解決策を考えることができ、課題解決の手法として効率よいワークだと感じました。

どれも社会人で必要となる力や考え方を身に付けられる素晴らしい研修だと思います。

また、2グループの研修から、時間管理や理解の確認など、いくつか改善点が明らかになったので、自分たちの研修発表でそれらが修正できるよう努め、プレゼンをより良いものにできたと考えます。

今回オンライン環境下で研修を行い、休憩時間や必要情報の提示、理解の確認など、受講者のことを十分に配慮しプレゼンを進めることの大切さを学びました。

また、フィードバックを通し質の高いものへ改善する重要性を再確認できました。

社会人として仕事を進めていく上で、今回の研修から得られた学びや気づきを存分に活かし、自分の成長に繋げていきたいと思います。

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