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【シーシャ雑学】これで全部!おうちシーシャで揃えるもの

以前、「マイシーシャのある生活」と題して、シーシャを購入するメリットや活用シーンを紹介した。

今回はいよいよ、自宅でシーシャを吸うにあたって、一体何を揃えればいいのか、どうやって選べばいいのかを紹介する。

まずは絶対に必要になるものから解説しつつ、後半では「なくてもいいけどあると便利」なグッズを紹介しているので、是非最後まで読んでみてほしい。


(1) 絶対に必要なもの

①シーシャ本体

まずはこれがないと始まらない。

色々と判断基準はあるだろうが、個人的には

・見た目
・サイズ
・ディフューザーの有無

の3つの基準があると思う。

まず見た目については、完全に自分の好みである。

ざっくり、クラシックな中東系と、モダンでスタイリッシュな欧米系の2つの潮流がある。
これ以外にも、もはや1つのジャンルと化しているトルコのOdumanや、Amazon Hookahなどに代表されるブラジル系などがある。

見た目は味に直接影響しないものの、所有欲を左右するのは結局見た目。
安くない買い物であるからこそ、自分が気にいる見た目のものをオススメしたい。でないと、せっかく買ったシーシャが早々にオブジェと化してしまう恐れがある。

次にサイズについては、使いたいシーンに合わせて検討してほしい。

キャンプなどで頻繁に持ち運ぶことを前提とするのであれば、全長30~60cm程度の小型〜中型のモデルが選択肢に入ってくる。
とはいえ、60cmを超える大型のものであっても、リュックなどに入れれば割と簡単に運搬はできる。

基本的に、小型のシーシャほど水を入れる部分(ベース / ボトル)も小さくなり、水の適正量が少なめになる。
水が少ないと、濾過能力が低めになる、吸った時のボコボコ感が弱いといった特徴が出てくる。また、水を入れすぎて逆流してしまうリスクも大きくなる。

一般論として、サイズが大きいシーシャの方が水の適正量にゆとりがあり、作るのが簡単なケースが多い。
手軽そうだからという理由で小さめのシーシャを購入してしまうと、かえって作るのに苦戦するということも多いので、どちらかといえば大きめのシーシャをオススメしたい。

最後にディフューザーの有無について。

ディフューザーとは、シーシャのダウンステムという部分に付いているパーツであり、シーシャを吸い込んだ時の泡をきめ細かくする効果がある。

ディフューザーが付いている場合、吸った際のボコボコ感が抑えられ、音も静かになる。
軽めの吸い心地が好きな方や、あまりボコボコとした音が鳴って欲しくない方は、ディフューザー付きのシーシャがオススメである。
最近では、気分によってディフューザーのオン/オフを選べるモデルも増えてきている。

②ボウル&ヒートマネジメントシステム

実はシーシャ本体よりも味に直結するのがこの部分である。
同じフレーバーでも、ボウル(フレーバーを盛る部分)ヒートマネジメントシステム(炭を入れる部分、HMS)を変えるだけで味わいは大きく変わる。

あまりにも多種多様であり、かつ最終的には好みになってしまうのだが、一番最初の選択肢としてはチルインボウル2.0とロータスの組み合わせをオススメしたい。
「誰でも簡単に安定した煙」をコンセプトとしており、初めての方でも比較的簡単に作ることができる。

チルインボウル2.0 × ロータスでシーシャを作る方法については、以前YouTubeに動画をアップしているので、興味がある方は是非観てみてほしい。

ただし、チルインボウル2.0とロータスの組み合わせは、屋外で吸うには不向きである。
外気で温度が下がりやすく、寒かったり風が強かったりすると上手く煙を出すことができない。

屋外で利用することを視野に入れている場合、少し難易度は上がるが、信楽焼バカボウルとターキッシュリッドの組み合わせをオススメしたい。
外気の影響を受けづらく、外でも濃厚な煙を楽しむことができる。

信楽焼バカボウル × ターキッシュリッドでシーシャを作る方法については、以前Twitterにツリーで紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてみてほしい。

これ以外にも、行きつけのシーシャ屋さんがあればそれと同じボウルとヒートマネジメントシステムを購入するというのも有効である。
困ったことがあれば、そのシーシャ屋さんの店員に質問できるからである。

③ホース

ホースについては大きく2つのタイプがある。
1つはヌーホースと呼ばれることも多いプラスチックホースであり、もう1つはシリコンホースである。

プラスチックホースは軽量で取り回しが良い代わりに、洗った際に水抜けが悪く、振り回して水を抜く動作が必要になる。

シリコンホースは見た目の高級感があり、洗った際の水抜けも良いが、プラスチックホースに比べて重く弾力があるため、取り回しが悪い。

どちらも一長一短あるため、ここも好みで選んでほしい。シーシャ本体に付属してくるケースも多い。

④フレーバー

味の根幹となるフレーバー。
メーカーも味も無数にあり、毎月のように新商品が発売されている。

ここも好みとしか言いようがない領域であるため、色々と試しながらお気に入りのものを探してほしいのだが、ここでは選ぶ際にオススメのポイントを2つ紹介したい。

1つは、単品でも美味しく楽しめるフレーバーを2~3種類購入することである。
最初のうちは単品で作る方が難易度が低い。その上で、2~3種類フレーバーがあれば、ある程度ミックスを楽しむこともできる。

もう1つはAzureなど比較的作りやすいメーカーのフレーバーを選ぶことである。
作りやすい、の基準は人によってブレがあるので一概には言えないものの、特に中東系のフレーバーは難易度が高めのものが多い。
店頭で購入する場合は店員さんに自分の使っているボウルとHMSを伝え、作りやすいメーカーをオススメしてもらうと失敗が少ない。

⑤炭

炭も様々なメーカーのものがあるが、ここは他の要素に比べると重要度が低い。

有名どころとしてはKINGCO、COCO TOKYO、COCO MELTなどがある。フレーバーが買える店頭や通販サイトでは炭も売っていることが多いので、まずはそこで売っている炭を買えば良いと思う。

炭には大きく、キューブとフラットという2つの形状がある。使うHMSにもよるが、基本的には融通が利きやすいフラットをまずはオススメする。
とはいえ、キューブの方が相性が良いHMSというのも数多く存在するので、可能であれば店員さんと相談しながら決めてほしい。

なお、炭はシーシャ専用炭を使うことを強くオススメする。
シーシャ屋さんの中にはオガ炭や柏炭などを使っているお店さんもあるが、自分で割って形やサイズを成形する必要があり、初めて扱うには敷居が高い。
このほか、BBQなどで用いられる木炭の類については、燃焼時間や香りなどでシーシャに不向きなことが多い。

宣伝になってしまって恐縮だが、ばんびえん&Tokyo Shishaでは、売り上げの一部が保護ネコ団体に寄付される「ニャンココ」という炭を販売している。
値段も一般的なシーシャ炭と同程度、というかかなり安めになっているので、こちらもぜひご検討を。

⑥電気コンロ

比較的古い家の場合を除いて、一般的な家庭用コンロには安全装置が付いており、炭を焼こうとすると途中で火力が弱まったり、火が止まってしまうことがある。
安定して炭を焼くには、電気コンロを使うのがオススメである。

シーシャ用品メーカーが出している専用のものもあるが、多くのシーシャ屋さんが採用しているデファクトスタンダードとして、SK-1200という電気コンロがある。

炭を焼く際は、ワット換算で800W以上の火力があると10分程度で焼き上がる(フラット炭の場合)。
1つの判断基準として、この800W以上の火力があるかどうかを確認してほしい。

なお、キャンプをする際には持ち運び用のシングルバーナーが便利である。
コンビニやスーパーで買えるカセットボンベを使用できるモデルが、Amazonなどで多数販売されている。

ノンブランドのものも多いが、著名なモデルとしてイワタニ ジュニアコンパクトバーナーをオススメしたい。
折り畳むと非常にコンパクトであり、造りもしっかりしている。

⑦トング

炭を掴む際に必要になるのがトングである。

これも電気コンロと同じく専用のものも数多く発売されているが、日本で買う分には焼肉用のトングが使いやすい。

細かい調整をするための細長さと、炭を落とさないためのグリップ力を兼ね備えたものを選ぶと失敗が少ない。

⑧千枚通し / 目打ち

ボウルにアルミを貼って使用する際には、アルミに熱風の通り穴を開ける必要がある。
アルミを貼らない場合でも、ボウルにフレーバーを詰める際、先端が尖ったものがあると細かい調整ができて便利である。

フレーバーを詰めるだけなら爪楊枝や竹串、箸などで十分対応できるのだが、穴を開けるとなると金属製のものが望ましい。

これも専用品が販売されているが、100円ショップの手芸コーナーなどで購入できる千枚通しや目打ちが安価で実用十分なため、まずはこの辺りをオススメしたい。

⑨網

電気コンロは、網を載せて使用すると長持ちする。100円ショップで購入できるBBQ用のものがオススメである。

厳密には絶対必要というわけではないのだが、コストパフォーマンスを考えると必須と言って良いと思う。体感だが、寿命が3倍程度伸びる。

100円ショップで大きめの網を買って、金属バサミなどで半分にカットすれば、原価はわずか50円
電気コンロが1200Wのものだと5000円から8000円程度するので、非常にコスパが良い。

また、先に紹介したシングルバーナーを使用する場合、網は必須になる。

その場合は電気コンロに載せるものよりも小さな網を用いることになるが、15cm四方くらいの網が同じく100円ショップで購入できる。

(2) あると便利なもの

①火消し壺

シーシャを吸い終えたときや、炭替えをするときに困るのが焼けた炭の処理である。
シンクに突っ込んで水をかけて鎮火するという手もあるのだが、シンク周りが汚れやすい。

そういう時に便利なのが火消し壺である。
BBQ用品として販売されているほか、紅茶のティーパックなどが入っている蓋付きの缶を、アルミホイルで内側までぐるぐる巻きにすることで簡単に作ることができる。

筆者自身は、荻野屋の「峠の釜めし」の釜が無加工で火消し壺として使えるので重宝している。

②風防

炭を焼く際に風防を被せておくと、煙突効果によって早く焼ける。必須ではないものの、少しでも早く炭を焼きたい時には大変便利である。

また、キャンプ場などでシングルバーナーを用いる場合、風防がないとなかなか焼き上がらないため、ほとんど必須アイテムと言って良い。

なお、大きめの風防はボウルとHMSに被せることもできる。炭が小さくなった時の延命措置や、蒸らし時間の短縮に使える。

③カーペット類

家シーシャをしていると、最低でも1回は炭を落とす

炭は、絶対に、落とす。
大事なことなので2回言いました。

持ち家ならまだしも、賃貸で床を焦がしてしまうと退去のときダメージが大きい。
カーペット類を敷いておけば、炭を落としても床に直接ダメージが行くことは回避できる。

④タッパー

フレーバーは密閉して保存しておくと味の劣化をある程度防ぐことができる。

AzureやFumariなど元からチャックがついているフレーバーは例外として、開封すると外気に晒しっぱなしになってしまうフレーバーは、タッパーに移し替えておくと劣化が遅くなってオススメである

⑤備品(トングなど)ケース

シーシャを作る際、細々とした備品の出番が多い。
炭を掴むトング、フレーバーを盛る箸やフォーク、アルミに穴を開けるポーカーなどが代表的である。

料理用の器材と混じってしまいがちなので、できればこれらのシーシャ用品はまとめておきたい。
100円ショップで買える口が大きめのグラスなどがオススメである。

⑥使い捨てマウスピース

自分1人で吸う分には必要ない。

家に友達を招いてシーシャを吸う時は、人数分の使い捨てマウスピースがあると衛生的である。

⑦炭ケース

これに手を出すといよいよ沼から戻って来られない気がする。

シーシャ用の炭は大体1箱1kgくらいで販売されているが、使用頻度が高い場合は大きめの箱に大量に開けておくと便利である。

筆者は炭を10kg単位で購入するときについてきたダンボールに、大量の炭を入れて使っている。

作ってみよう!

以上、おうちシーシャを揃えるにあたって必要なものを紹介した。

「(1) 絶対に必要なもの」で列挙したものを買えば、ひとまずおうちシーシャを始めることができる。
シーシャ本体を何にするかにもよるが、大体4~5万円ほどあれば始められると思う。

あとは実際に作るだけである。

途中ボウルとHMSの項目でも紹介したが、おうちシーシャのやり方はYouTubeに動画をアップしている

動画内ではチルインボウルとロータスでの作り方を紹介しているが、これ一本でシーシャを作る、炭替えする、洗うという全ての工程を網羅しているため、他のボウル&HMSを使う場合でも参考になると思う。

それでは、快適なマイシーシャライフを!


【シーシャ屋ばんびえん】
高田馬場と中野に計3店舗を構えるシーシャカフェ。
全店毎日14:00-24:00で営業、定休日なし。

【Tokyo Shisha】
シーシャ専門の通販サイト。シーシャ本体、周辺器材、フレーバーなど幅広く取り扱い中。日本全国に小売・卸売を実施。

【つー@ばんびえん / Daiki Tsukamoto】
シーシャ屋ばんびえん & Tokyo Shisha スタッフ。
「知って楽しい、真似して便利」をコンセプトとした #シーシャ雑学 をTwitterで発信中。

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