にんげん

普段僕は一人で行動することが多い。
多いというより、ほとんどがそんな日だ、一人でまかなえてしまうから。

映画もご飯もどこ行くにしても一人だ。いつからそうなったんだろう。
振り替えると、小さい頃からあまり活発ではなかった気がする。
保育園の時も外で駆け回るよりは中で本を読んでるような子供だった。
喘息持ちだったのもある。

でも、小さい頃のそういう社会形成みたいなのがなかなかに苦戦していたのが原因で、もしかしたら今も上手く人と付き合えてないのかも知れない。

もちろん仲良くさせてもらっている人もたくさんいる、友達も、一人親友と呼べる人間だっている。

そして、その人たちといる時、たくさん話すし、たくさん笑う。

だけど、その最中、頭の中では「一緒にいて楽しいのかな」「話の幅どうやって広げたらいいんだろ」とか考えてしまう。
少しでも黙ったら、この人といてもつまんないなと思われてしまうんじゃないか、でも一通り話してしまったから、なんの話したらいいのかわかんないよーって頭真っ白になってしまう。
そんな考えこそ一番つまらないことなのに自意識過剰自動運転が開始されてしまうのだ。
この場合決して便利なものではない。

そんな、自動運転が終わるのは一緒にいる人とバイバイした後一人になった帰り道。
あー今日一緒にいて迷惑かけたことなんかあったかなー・・・あ、あの時の発言ちょっとちがったかなーあーーーーーーあーーーー。

また別の自己嫌悪自動運転が開始される。だから、地元についた時にはめちゃめちゃ疲れている。
ぶへぇーっと息を吐き、重い足取りで夜のファミレスへ逃げ込む。

本当は一刻も早く家に帰り布団に寝っころがりたいのが常だが、まっすぐ家路につくのもなんだか癪だ。

今の今まで、関わりあっていた環境のままにしていたくない気持ちが優先され、こういった行動にでる。

この、一度ファミレスに寄る理由はもちろんネタ考えるためもあるが、今自分は「外の環境に身をおいてはいるが、関わっていない状態に持っていってる。」
を実践するためでもある。

わざわざ寄らなくても家帰れば一発じゃん。

ちがうのよ。家は根っこまで関わる場所であって、いいものもわるいものも全部ある。
だから、一度外に出て誰かと何かした場合、そのまま家に帰ってしまうと目についたもので色々思いだして、あれこれ考えてしまう。

だから、まず「今自分は外の環境にはいるが関わっていない状況を多少作る」これが必要になっていくのだ。

波にも寄るがほとんどそんなことをしている。大丈夫だよー、今「外」にいるけど気にしなくていいんだよーという「わざわざの調節」。

だから、一人でいることが多いのかなと思う。
よくわかんない思うがそんなのが理由なのかなって。

だけど、そんなこといつまでもやってたら、これから先は地獄が大口あけて待っているので、改善していきたい。自分のめんどくささと向き合って、上手く付き合えるように。

人付き合いと自分付き合いのバランスとってまっすぐになれたらいいな。ならないとな。

こんだけのこと言っといてなにいってんのって話だけど、人好きですよ。
楽しいし、一緒に時間過ごせるの嬉しい。
今のところ、せっかくそんな環境が多いのに無駄にしてしまう罰当たり人間。

だから、それをもっと手放しで楽しめるように自分のアップデートを。