怖い話

一昨日の朝、自転車で転倒してしまい骨折をしたのですが、原因は角を曲がった時、正面におじいさんが歩いていて、ぶつかりそうになり慌てて前ブレーキをかけた事によるものでして、完全に自分の前方不注意が招いたものなのは重々承知しております。

幸いおじいさんの数メートル手前で転んだ為、ぶつかる事がなくて本当にそれはよかったのですが、その後ちょっとおや?と思う事がありました。

転んで痛みに耐えながら、なんとかおじいさんに
「すみません」 の一言をお伝えしました。
おじいさんは数歩通り過ぎてから「大丈夫か?」と声を掛けてくださいました。
こちらの不注意によるもので驚かせてしまったのでその一言がとてもありがたかったのですが、その後立て続けに放ったおじいさんの一言に戦慄が走りました。

「自分が勝手に転んだんだからな?」
えっ?

いや、そうなんです。わかってるんです。
もっとスピードも遅くして、曲がり角では一時停止して、対抗者がいないかを確認して曲がる。それを怠った自分が勝手に急ブレーキをかけ勝手に転んだ。
ましてやただ歩いてたおじいさんからしたら正面からいきなり自転車が出てきていきなり派手に転んでる訳ですから驚いた事だと思います。

自分の不注意によるものなのはほんとにわかっているんです。自業自得です。

ですけど、それ、わざわざ言いますか?

しかもまだ自転車も倒れたままで立ててない人間に対して。
その後更におじいさんは「いや、俺も自転車で倒れた事あるんだよ、はははー」と笑って去って行きました。

その時は、電車の時間もあるので急がないとと思い何とか自転車を起こして駅へ向かったのですが、考えれば考えるほど、ん?あれ?
いや、確かに100―0で僕のせいなんですけど、何だこの感じ?という気持ちが大きくなりちょいと書くことにしました。

何時までもそれを考えてることもとても心が汚れてしまうので良くない事なのですが成仏させる意味でもここに。

何回も言いますが完全に自分の不注意によるものです。ですが、このなんとも消化しきれない気持ちが伝わればなぁと願っております。

すこしでもいいなと思ったらサポートよろしくお願いします!今後のインプット、自身のレベルアップを経て、皆様に楽しい時間を提供させていただければと思います。