現有戦力を偉そうに語ってみた Part2
タイトルがテキトーすぎたなと後悔中。
あとOPマッチまでに終わらせるつもりだったけど絶対終わらんわ。
No.11:杉浦恭平
サッカー界の令和おじさんこと恭平アニキ。
今ではすっかりエースストライカー然と振る舞っていますが、2017年に加入した当初は技巧派というか、他の選手よりも数手先が見えているような賢いプレー選択ができる選手でしたね。
当時はサイドハーフが主戦場だったこともあって、現在の嶋田や石原のようなイメージの選手だったと記憶しています。
そしてその頃の私は野田紘史のユニフォームを買うことに決めていたのですが、ちょっと厳しめのレッドカードを提示されてから完全に干されてしまいました。
初めて買うユニがベンチ外の選手か…と考えてしまった私は杉浦に浮気を決め込み、18番から11番へとチェンジしました。だってあんなに干されると思わなかったんやもん。
ともかく、杉浦はそれ以来ずっと好きな選手です。
私のLINEに登録してあるBGMも、彼のチャントの原曲である『KMTR645 feat.ネコカミノカマタリ』ですからね。
逆にいえば、2017年の11番ユニ持ってる人ってなかなかいないんじゃないですか?
今でこそ11番をつけてる人は一定数見かけますが、初年度からって人は数回しか見たことないですね。ユニフォームはシーズン開幕してから数試合経ってから買うようにすると、無駄に通ぶることができますよ。
余談ですが、そのレア度高い杉浦ユニは今着るとパツパツになっちゃうんですよね。何度も洗濯をしたから縮んじゃったんでしょう。そうに決まってます。
No.14:石原崇兆
攻めてよし、守ってよし、受けてよし、運んでよし、走ってよし、蹴ってよし、たかよし。
90分動けるし、60〜70分フルスロットルでプレーさせてもいい。途中から出てきてもこれまた味が出る。
柳下監督は彼の正しい使い方を一度も見つけられなかったように感じました。
それは彼がなんでも出来てしまうから。
KJ役もできるし奥田役もできる、長峰役もできるし梶浦役までやってしまうんですから。
ところがその器用さが仇となったか、昨季は夏以降ベンチスタートが常となり、出場試合は37試合も、時間にして約1700分(20試合弱)と、あまり伸びませんでした。
今季の彼はどのポジションを担当するのでしょうか?
4-3-3であれば左SB・IH・左WGあたりでプレーできると思います。
そもそもレギュラーを勝ち取れるのか、またベンチを温めてしまうのか。
Regularか、Benchか。
Rか、Bか。
RBか!
翼を授かるシーズンになりますように。
No.15:西谷優希
栃木の西谷兄弟の兄貴のほう。
見れば見るほど和希と顔似てる。
ボランチの印象が強かったんですが、昨季はインサイドハーフやってることも多かったみたいですね。
今季は同じくIHやるのか、ダブルボランチでいくのか。
あるいはアンカー起用もあるかもしれませんね。栃木ではあまりやっていなかったみたいですが。
本人の特徴としては潰し屋のイメージが強いんですが、それはおそらく所属が栃木SCだったからでしょう。
最近じゃあ佐藤祥、小野寺健也、岩間雄大みたいなJ2屈指のガチムチ集団と肩を並べてた選手ですからね。
調べてみると、昨季最終盤はシャドーをやってたり、昔は左SBもやってたりとかなり器用で、なんでもそつなくこなせそうな感じもします。
梶浦や大山の代わりを務めることもできるだろうし、共存もできるでしょう。
ちなみに西谷が栃木に加入してから金沢と11度対戦してるんですが、彼はそのうちの6回しか出場していませんでした。
累積だったりたまたまベンチスタートで出場がなかったりで。
珍しいこともあるもんだなぁ。
No.16:毛利駿也
2022年はそれなりに出場機会を得ていましたが、2023年はたった10試合(うち先発は開幕節・第3節の2試合のみ)と出番が激減してしまいました。
ぶっちゃけJ1挑戦が早すぎたんだと思ってます。怪我の不運こそありましたが、最も脂の乗った時期に試合に絡めなかったのは痛かった気がします。
金沢に戻ってきてからもなかなかあの頃の溌剌としたプレーは見られていませんね。
走力は誰よりもあると思うのですが、どのプレーをとっても50〜60点くらいで収まっちゃう感じで、
右SBだと小島より守備面で遅れを取り、左SBだと長峰に攻撃性能で劣ってしまうという、エリアの騎士でいうところの八雲みたいなキャラになってしまいました。
この話わかる方、お友達になりましょう。
私は李さんが好きです。
さて、彼を擁護するなら、あまりにも扱われ方が雑だったという点でしょう。
SBのポジション争いは考慮してもらえずに不慣れなサイドハーフをやらされ、サイドハーフの欠員補充要員に回された挙句、SBにはなぜかボランチの力安や小野原が出ているという始末。
片倉誠也・高安孝幸の犠牲から何も学んでいなかったんでしょうか。
最近はボランチをやっているなんて話もあるようですが、いずれにしてももっとピッチで走り回っている彼の姿が見たいですね。
生年月日が1日違い(誕生日が、じゃないですよ!)なのもあってちょっと贔屓目に見てるんで、お願いだから活躍してください。
No.17:加藤大樹
20番に違和感しかなかった。やっぱ17なんですわ。
富田とか陸次樹とか色々いたけど、金沢の17番はやっぱり加藤大樹のもんですわ。
金沢を退団した選手の中で、もっとも成長した選手だと思ってます。
やっぱり山形で「ちゃんとした」サッカーを学んだのは大きいのでしょうね。ただ裏抜け一辺倒だったあの頃と違い、間受けがかなり上手くなって印象が大きく変わりました。そりゃコンスタントに点取れるようになるわな。
昨季期待した以上の活躍ができなかったのは、別に彼が悪かったわけではありません。やれと言われたことが間違ってただけですからね。
今季はサイドハーフ系の選手層が一気に薄くなったので、山形時代を思い出してプレーしてほしいと思いますね。
山形を去るときに「残りのサッカー人生を考えて…」的なコメントを残しているので、残留しようが降格しようが、金沢に残るつもりで移籍してきたんだと思ってます。
お子さんが4月で6歳になるので、進学などのことも考えての選択かもしれんと勝手な邪推をしていたりもします。
ぜひ不動産系のスポンサー各社様は、総力を上げて素晴らしい物件を手配してあげてほしいところ。
石川って子育てにはいいところなんすかね。
No.19:豊田陽平
2年くらい前にサッカー全然興味ない友達が、「豊田なら知ってるよ!」と言ってました。
そいつ小松市民なんでそれが理由かと思ったら、ソイツも名前が陽平だったからでした。
かつてはコートジボワールの英雄ドログバに例えられ、「トヨグバ」と呼ばれたのも今は昔。
単純なフィジカル勝負では今も十分に通用すると思うのですが、空中戦において落下地点に入れなくなってきたのがかなり苦しかったですね。
どうしても相手に有利なポジションを与えてしまうので、競り合ったところでファールになってしまうシーンが多かったように思います。
なまじ体が強すぎるからこそファールになってしまうんだと思いますが、それではドログバというよりフェライニですね。
海外サッカー知らない人向けに説明すると、ロシアW杯ベルギー戦で2点目を決めたデカアフロです。
私は彼を親しみを込めて「グバさん」と呼んでいましたが、今季からは「イニさん」と呼ぶことにしましょうか。イニエスタからもじったように聞こえますしね。
No.21:山ノ井拓己
FWをやったことがあるGKとして話題になってましたね。
面白い選手がやってきたと思った方も多いんじゃないですか?
っていや待てよと。
バカじゃねーのと。
過去にTwitterでキレ散らかしたら、アビスパサポさんからたくさんのいいねをいただきました。
もう一度言いますが、FWやることなんてまずないんだから、ちゃんとGKとしてみてあげましょう。
稀有なキャリアにしか注目しないって、期待してないのと一緒ですよ。山ノ井に失礼です。
来日一年目ながらベスイレ級の活躍を見せ、翌年には福岡をJ1に昇格させた名キーパー、セランテス。
川崎や清水で着実にキャリアを積んでいた経験豊富な杉山力裕。
この2人とポジション争いをして、ずっと2ndキーパーの座を維持していたということは、白井や上田にも引けを取らない、実力ある選手だと思うわけですよ。
それから上のツイートをした頃、おすすめ欄にアビサポさんの山ノ井評がよく出てきたんですが、「足元の技術は今季(2023年)の中でもナンバーワン」みたいなものも見ました。
J1クラスのキックの質を持った選手が来たのであれば、それは本当にありがたい。私は彼のプレーを見てみたくてウズウズしています。
No.22:高塩隼生
全然知らん選手やったわハヤセくんごめん。
ただ昨季チームメイトだった高井和馬がこんなこと言ってたんですね。
J2フリークのみなさん、ご一緒に!
「バケモンはお前や!」
高井がバケモン級の選手であることは誰もが知っていることですが、そんな彼をしてバケモンと言わしめる高塩隼生とは…。
サイドバックなんかもやったことがあるようですが、やはり前線で得点に絡む仕事をしてほしいですね。
キミとなら、強くなれる。(元ネタわかるかな?)
No.23:ペク・インファン
加入発表当時、プレー集をあげてる人がいたんで見てみました。
左SBで、積極的な攻め上がりとクロスが強みといった感じでした。
守備についてはあまり動画がなかったのでなんとも言えませんが、プレー週に載せないということは、まぁそういうことかな…。
お気づきの方もいるでしょう。
ほぼ長峰っすね。
チームにどのように関わってくるかわかりませんが、くれぐれも昨季のパクくんみたいな雑なことだけはしてほしくないです。
彼にとっては重要な一年ですから。
No.25:小島雅也
「うビ」被害者の会の会員。
また「SB-ONOシステム」被害者の会の会員でもあります。
個人的にはJ2で十分やれる選手だと思っていたのですが、無様なチームに足を引っ張られる形で評価を落としてしまったのかもしれません。
加藤潤也とともに群馬からやってきて、群馬時代に披露した抜群のコンビネーションを見せてくれるのかと思いましたが、KJはなぜかポジションを中央に移したため右サイドでひとり孤立。
元々独力で打開するタイプではないので効果的なパスやランを仕掛けられる機会は限られていました。
とはいっても3アシストはチーム2位タイですから、攻撃参加できればチャンスを作れるところは見せていたと思っています。
また守備面でも、横のCBがシーズンを通してヘッポコだったので、幼馴染の尻拭いのためにとばっちりを受けることが多かった気がします。ここはきっと大いに主観入っちゃってます。
なんかツエサポの間で評価低くないですか?
長峰と一緒で、2020年以降くらいからはふんづまりポイントのSBがどうしても可哀想な立ち位置になっちゃうんですよ。
松田陸然り、渡邊泰基然り、なぜかSBをやらされる小野原和哉も力安祥伍もまた然りでした。
今季はコジもそれ以外のSBも、もっと伸び伸びとプレーしてくれたらいいですね。
あと3分の1。さすがに間に合わんな。
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