親のありがたさ、そしてありがとう

私は今、公務員試験を受けようとしている専門学校生です。将来の夢は警察官になって白バイ隊員になることです。警察官になりたいと思うきっかけになったのは幼い頃箱根駅伝の先導をする白バイ隊員を見て、とてもかっこよかった事です。「自分もかっこいい警察官になりたい」と親に言った時にはとても賛成をしてくれて、父は、「自分の将来だ、自分が悔いのないようにしろと」といってくれてとても後押しをしてくれました。それに警察官になるには武道をしていた方がいいともいったくれて小学校4年生の時から高校3年生まで剣道をしていました。しかし、私は覚えが悪く試合でも勝ったのは数回程度でしたが親は嫌な顔もしないで、よく頑張ったといつも私を褒めてくれました。でも、本当は、「こんなにずっとやってきたのにどうしてこんなに下手なんだろう。」と思ったと思います。私もとても悔しかったです。なぜ、こんなにも下手なのかなぜこんなにもダメなのか。といつも思っていました。だから、稽古の時は今度は勝てる、親を喜ばさてあげたいと思いました。その頑張りがついに結びついたのが高校最後の玉竜旗では自分は中堅を任されて、先鋒、次鋒が負けてしまって自分に回ってきました。顧問の先生に、お前が負けたらチームが負けてしまう。今までの頑張りをここで見せてこいと言われていわれて、よーし最後くらい勝って見せて、この日の為に仕事を抜けてまで応援に来てくれた親を喜ばせてあげようと思いました。見事2人抜きをすることが出来ました。試合が終わった後、親は泣いて喜んでくれました。この時のことは今でも覚えています。この頑張りを今度は警察官になって白バイ隊員になって悪質なドライバーを取り締まっていて県民の安全、安心を守ってあげられるような姿を見せてあげます。あの時応援してくれたありがとう。そして頑張ってくる。

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