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過去を乗り越えるには?


①「何をされたか?」「何をやってしまったか?」

を考えるよりも

②「自分はどうやってその苦境を乗り越えたか?」

を思い出す方が良い。

なぜなら、②の自問自答は自分に自信と勇気を与えてくれる。
逆に①は、自分をどんどん「犠牲者のワナ」へ連れていってしまう。

多くの悩める人は、「何をされたか?」「何をやってしまったか?」というところにずっといる。

これは、仕方がないことなのだが、「何をされたか?」「何をやってしまったか?」というのは、「過去のこと」だ。

「過去を悔やんでも仕方がない」とよく言われるが、理由は当たり前過ぎるが、過去は変えられない

もちろん、それがわかっていて「それでも過去にこだわりたい」なら、それも一つの時間の使い方だとは思う。

ただ、このように過去にこだわり続ける人は、案外すぐに解決策を探そうとする。

「で、どうしたら良いですか?」と。

本当なら、そちらに時間を使ったほうが良いと思うが、それは頭が真っ白で考えられないという。

これは、悩んでいるのではなく「困っている」のだ。

そして、思考が止まっているから、過去を思い出すしかなくなっている。

その思考を働かせる必要があるのだ。

では、どうやったら思考が働くようになるのか?

それは、過去につらい出来事があったときに、「自分はどうやってその苦境を乗り越えたか?」を思い出すこと。

今、生きながらえているなら、きっと過去に苦境を乗り越えたはずだ。

なるべく具体的に、映画のシーンを思い出すように。

そこに、自分の強さを発見することができるはず。

いろんな苦肉の挑戦をしたかもしれない。

このような過去の実績は全て、今の自分の悩みを乗り越えるための「武器」になる。

武器というとアレだが、「能力」「パワー」となる。

私もなんども経験があるが、悩みの中にいると そのどん底とも言えるところに、さらにポケットような深い穴ぼこがあって、そこにスポッと入ることがある。

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変ないいかただけど、それをブラックホールと読んでいる人もいた。

多くの人は、これに入るのが怖くてたまらないのだけど、一度入ってしまうと、案外 居心地が良くなることもある。

なぜ、居心地が良いのだろう?

誰にも見つからずに、攻撃などを受けないのかもしれない。

自分で立ち上がらなくても、誰かが救助してくれるからかもしれない。

よくわからないが、そのブラックホールから「助けてくれ」という声を、よくかけられる気がする。

でも、そのブラックホールから出るのは、自分であって「助けて」と叫んでいるだけでは、助からないのだ。

居心地の良いブラックホールから、まずは抜け出すことを決意することだ。


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犠牲者のワナの動画はこちらです。


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