大忘年会の余談追記の話

ちょっと前のゆる言語学ラジオで大忘年会の感想(?)回がアップされた。

ぼくは毎回楽しみに待っているのでこの日も(早く18時45分にならないかなぁ。。。)と更新スワイプ連打していた。いざ始まると「あっ、大忘年会の感想回だ!」自分も参加していたので違う視点からの、ましてやパーソナリティからの同じ空間に対する感想は格別な楽しみがある。とりわけこの回はDiscordの先行公開(毎回楽しみに閲覧したいので見ないようにしている)で自分のことが多少なりとも言及されることを知っていたのでなおさら楽しみだ(サムネとコメントでなんとなくわかった)。
けっこう序盤で、しかもガッツリ言及してくださっていて、いちばんの思い出とかまで言っていただいていたので、感動したッ!(純一郎風)、ありがとうございます!

ここからは、年末に書こうとして何度も書いたけどやっぱりやめておこうと投稿しなかった、当日の記憶を置いておきます。


ゆる言語学ラジオの大忘年会。全て終わったあとホテルに戻り、ふぅーとベッドに座り込む。諸々画策(大忘年会の話を参照)して参加したかいがあったと思う、満足感、達成感、なんだかはわからないけれどなにかしら得たものは大きかった感覚がある。その感覚が大きすぎて疲労はピークに近いはずなのに酔いも相まって全く眠気は無くむしろ昼よりも元気な気がする。ベッドに入ってしまえばすぐに眠れるのだろうけれど、この余韻を持ったまま眠るのはもったいない気がする。
(飲みに出るか…)
もしかしたら出た先でこの感覚を共有できる同じような用例がいるかもしれない、そう思い再びダウンを着て外に出る。
いちど室内に入ったあとの外は一段と寒い風が吹いている気がする、この寒さで気持ちが冷めてしまわぬよう先にコンビニでビール1本飲むのも悪くないかもしれない。そう思い信号を渡る、渡った先はイベント会場。さっきまでここであのアツい忘年会が開かれていたんだなぁ…なんて感傷に浸りながらすぐ横を通ってコンビニにむk…

!?

暗がりの歩道で背の高い怪しい人影、足元にはなにかわからないけれど大量の荷物、遠目に見てもわかるほどに震えた身体、うっすら見えるシルエットはメガネにパーマ、

私(以下む)「水野しゃん(ちょっと噛んだ)!?」
バッとこっちを見る、が暗がりでぼくのことはわからないようだ。
む「あ、あの、むだそくん蛇ーuserです…」
用例名ではわからないかもしれないと思いながらも名を出すと
水野さん(以下水)「あ、あぁーーー!」
と気付いた様子。
む「どうしたんですか!?」
聞けばゴミが多すぎて手持ちで持って帰らなければならないが中身が漏れていたためタクシーに乗れず海保さんの車待ちだという、寒空の中震える水野さんをひとりで置いとく訳にはいかない!と別に一緒にいようが寒さは変わらないし邪魔なだけかもしれないのに余計なお世話が発動し
む「海保さん来るまで付き合いますよ!」
と居座る。
幸い5分ほどで海保さんが大きなバンに乗って颯爽と現れる、あのときの震えた水野さんの肩越しから見えた海保さんはピンチで現れた仮面ライダーのようでカッコよかった、すぐさま車の中に防汚対策して残ったゴミ袋を詰め込み帰っていった。水野さんもこのまま車に乗って送ってもらうのかな、と考えていたら
水「あ、家が遠いんでタクシーで帰りますー」と乗らずに残った、
すぐにタクシーが来れば問題ないがなんとなくタクシーの通りやすい道路ではなさそうな気もする。
(なんとかせねば…!!)
言っても会場で結構飲んでまぁぼちぼち酔いも回った状態、脳内でわけのわからない使命感と雑魚の魚混じりで会場入りしていたこんなぼくでもお役に立てるかもしれないという興奮が一気に込み上げてきて「み、水野さん…良ければちょっと飲みに行きません?」と変な方向の提案が口から出ていた。
心優しい水野さんは快諾してくれて近所のラーメン店で暖を取りながら酒と肴をつまみ、私の聞くに堪えないN=1の話を興味持って聞いていただき水野さんの人間性の高さを伺える貴重な時間を得たと感じた。

ここからは翌日思い返して想像していたブラック水野さん視点の様子。
もし本心がこうだったら恥ずかしさで軽く死ねる。

 (僕は水野太貴。ゆる言語学ラジオのパーソナリティー。
先程まで大忘年会というイベントをやっていた。あぁ、盛り上がった会になったなぁ。しかしみんなはしゃぎすぎだよ、堀元さんはさんざ酔っぱらって使い物にならなくなったし、業者に任せてたのにゴミが多すぎて持って帰れないってどういうことだよ!タクシーにも乗車拒否されるしなんでこんなゴミと一緒に寒空の中放り出されてるんだよ…!それにしても寒い…。海保さんはあと5分くらいで来るって言ってたけど寒すぎる…!し、死にs)
??「み、水野さん!?」
急に横から自分の名前を呼ばれてとっさに振り向く。
水(え…、誰これ!?こわっ!僕の名前を知ってるっていうことは場所も場所だしどこかのいち用例だろうけど…。急に声かけてくんなよ!)
む「あ、むだそくん蛇―userです」
水(あぁ、あのシャンパンの人か、こんな時間になにしてんの?だし馴れ馴れしいなぁいや違う馴れじゃなく狎れだななにコイツキモッ!)
水(まぁ、せっかく声かけてきたし話してれば寒さも気が紛れそうだし、話合わせておくか…。あ!海保さんやっと来てくれた!やっと面倒くさい用例から解放される!ゴミも車に積んだし、どっか大きい通りまで行けばタクシーも捕まるだろうし!やっと諸々から解放されるぞ!)
む「良ければちょっと飲みに行きません?(ニチャァ)」
水(なにこいつキモッ!!ぼくは早く帰って休みたいのにこの期に及んで飲みに誘ってくるの!?いや待てここで断ったらゆる言語学ラジオひいては堀元さんのイメージ悪くなるかも…仕方なしにでもちょっとだけ付き合っておいたほうが良さそうか…?)
水(とりあえずラーメン屋入ったけど、よくわからない人だからとりあえず褒めておいて興味ありそうなフリしてしょうもないありきたりなN=1の話聞いておけば満足するだろうコイツ。間がしんどくなったら間髪入れずこっちから話聞かせてやればいいや!)
水(ふぅ、とりあえず色々喋って喋らせてでなんとか間をつないだぞ、トイレに行って一息ついて、出たらそろそろ行きましょうか、って感じでお開きにしたらカドも立たないだろう、これで会計したらすぐにタクシー捕まえて、、、えっ!?会計済ましちゃってんの?そんなことされたら気ぃ遣うってわかんないのこの人!食べた分くらい自分で払うよ!めんどくさい人だなぁ…まぁここでお開きにして終わるからもういいや…)


水野さんの闇の部分がこうでないことを祈ってます。

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