もしも、『M-1グランプリ2002』が1本の漫才だったら…

音楽には過去の曲や音源の一部を再構築して新たな楽曲を制作するサンプリングという技法があって、昔から面白いなぁと思っていました

ふと、お笑いでもそんなことができないだろうか…と思い、過去のM-1決勝ネタを年度別にサンプリングしてみようと考えました
もしかしたら、2000年代の漫才の流行や進化などの変遷が分かったりするのだろうかと

そんなわけで、前回の2001年に続き2002年の決勝ネタのサンプリングです
第二回にして、「前年の雪辱を果たす組」「初出場」「ダークホース」「敗者復活」などすでに出場漫才師の立ち位置が確立されている感が凄いですね
それだけ、第一回大会が大成功だったということなんだと思います

そしてそして、9年も連続で決勝に進出する笑い飯さんが登場したのがこの年です

※ちなみに、ネタの断片をそのまま繋げるのではなく、決勝のネタ順に各漫才師の方々の「雰囲気」や「色」を踏襲しながら1本の漫才にしてみます
ちなみに、2002年のネタ順は(敬称略)
・ハリガネロック
・ますだおかだ
・ダイノジ
・テツandトモ
・フットボールアワー
・笑い飯
・おぎやはぎ
・アメリカザリガニ
・スピードワゴン(敗者復活)
最終決戦
・フットボールアワー
・笑い飯
・ますだおかだ
※優勝 ますだおかだ

以下、サンプリング漫才です
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