社会インフラとしての鉄道を考える。鉄道事業をどのように存続させていくべきか?

皆様お久しぶりです。こんにちは!

今回は自分が興味あるテーマで執筆します!

鉄道事業をどのように存続させていくべきか?
苦境のJR四国やJR北海道から学ぶ。
1鉄道の種類、現状
2なぜ同じJRでも好調な東日本、苦境の四国があるのか。
3まとめ

前提 鉄道は種類が多く、一色淡に語ることが出来ない事を考慮してここでは
JR線が進むべき方向について中小私鉄の例を参考にしていきたい。

結論:飲食(JR九州フードサービス)・不動産(JRビル)で最大限利益を出し、格差是正のシステムの原点に立つ事。※国鉄は民業圧迫を避けるため副業(不動産など)が禁止されていたため赤字に転落したという話もあるため更なる議論が必要であると考えている。
現代の生活に即していうと、最寄りの医療機関や食品スーパーに公共交通機関で行けなくなれば、生活の質の低下、つまり格差の拡大を意味するのだ。高速道路も赤字なのに、鉄道だけがいつも廃止論にさらされる。路線ごとの収支だけを基準に「存続の意義がない」という事ではない。

選定理由:人口減少やテレワークの普及により公共交通機関である鉄道の利用者が減っていく中で鉄道の存在意義を考えたいと思ったため。また、JR北海道など日本には多くの赤字路線があり収益構造の転換が必要だと考えたため。

〇鉄道の種類、現状
我が国にはJR線(総武線)、公営地下鉄(東京メトロ)、大手私鉄(東武線)
中小私鉄(泉北高速鉄道) 公営鉄道(つくばエクスプレス) 
トロリー・モノレール・路面電車なども存在する
※鉄道は種類が多く、一色淡に語ることが出来ない事を考慮してここではJR線が進むべき方向について中小私鉄の例を参考にしていきたい。
JRグループは北海道・東日本・東海・西日本・四国・九州・貨物で構成されている。
このうちJR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州などは好調で黒字である。
しかし、JR北海道やJR四国では赤字であり厳しい状況が続いている。

〇JR東日本好調の要因、苦境の四国
黒字化は厳しく永久に不可能とも言われている。

この理由はたった1つしかない。
鉄道が浸透した大都市が無い事である。

黒字路線は1つである。
反対にJR東日本は大都市圏が多く黒字化を達成している。本業の輸送事業に加え不動産業なども収益を上げている。赤字が続くからと言って鉄道を廃止するべきではないというのがJRの考えである。これから高齢化が進む中で自動車よりも安価で安心して移動出来る鉄道は必要だからだ。

〇存続を目指す中小私鉄の例
銚子電鉄 存続危機の際に「ぬれ煎餅」や「(経営が)まずい棒」や映画「電車をとめるな」などを企画し、話題を呼び存続に成功。食品製造販売事業がメインとなっており、収入の7割を占めている。中小私鉄でも不動産、バスなどの事業を行っているところが多い。

まとめ
社会インフラとしての鉄道を存続させていくためには「経営の多角化」が必要である。
飲食や不動産事業に力を入れる事は一見すると本業である鉄道事業を疎かにしていると思われがちであるが、鉄道の保守、安全を保つために必要だと考えた。


最後までお読みいただきありがとうございます。皆様も体調に気を付けてくださいね。

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