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【入門編】ゼロから始める、大学職員転職

こちらの記事は、X(旧Twitter)へ投稿している情報の『まとめ』がメインです。その為、丹念に過去ツイを終えば、無料で情報を探すことができます。ただ、時短の為に、『とにかく大学職員転職に向けた入口の情報』を知りたいという人は、課金してお読みください。

大学職員、転職先として良さげだけど何をしたらいいか分からないって人、かなり多いです。人生、ほとんどの人は「〜したいと思うだけで行動に移さない」とされており、まず一番パワーが必要な””初動””できた人が勝つゲームです。

私自身、大学職員に転職したいと思う→仕事が忙しくてエントリーシート(ES)が書けずに挫折→転職したいと思うを繰り返す怠惰な人間でした。ただ、その転職無限ループから抜け出し、何度目に動き出したとき、「あれ?意外とやれば内定まで行くんじゃね?」と思って時間・パワーをかけて成功しました。

実際、日常が忙しい社会人において、大学職員について調べ、ESを書くという行為はかなりキツく、22時頃に仕事が終わる→漫画喫茶に行ってESを書こうと意気込む→疲れて寝落ちを繰り返し、超キツかったことだけ記憶があります。

このnoteは、そんな明け方まで漫画喫茶でESを書いていた過去の自分に送りたい内容をまとめてみました。

大学職員に転職する為にPRしたい能力

大学職員転職でPRすべき能力をどう設定するか?問題、民間企業のそれとは違うのは、皆さん容易に想像付くと思います。ただ、大学職員転職に向けてES書いている人からの相談を後述するLINE@上で受けていますが、実際にいざ書くぞとなったとき、新しい切り口から能力を探す手間が時間の制約上できない為、「コミュニケーション力」・「調整力」など、ありきたりな能力PRしかできずに損してる人が多いです。そうならない為に、どうするか?ですが、自己PRだけに限って言えば、大学は教員や他部署との調整が多い仕事であることから「多方面との調整に苦労したエピソード」から派生させ、●●な場面においての自分の立ち位置は●●だったから、「他部門との上長を巻き込んで方向性を示せる能力」など、具体的に初見の人が読んでも分かりやすい言葉でPRする能力のフレーズを決めてしまった方が、伝わりやすいと思います。ありきたりな言葉で書いちゃうと、「またコミュニケーション能力のPRかよ」と読み手に思われてしまいますから、読み手がイメージし易い言葉や表現を使ってあげることが重要です。

大学職員を学ぶために自分が使った5つの有益サイトと読む時に1つだけ意識するポイント

大学職員への転職において、私が使ったサイトは以下でした。

これらは、大学業界の関係者が読む記事でありますから、最初は何を言っているのか分からないですし、ましてや書いてある内容がどう受験先と関連するかなんて分かりません。ただ、読む中で1つだけ意識するポイントがあるとすれば、「何個か関連していそうな記事(例えば、入試広報について調べるのであれば、入試に関連する記事だけ)を読み、その複数記事が共通して言っていることは何なのか?」は考えたほうがいいです。例えば、入試広報に関する記事であれば、高大連携という言葉が出てきた際には、高大連携をどんな内容でやるか?(高校生を大学に読んで探求の授業としてやっている?等)まで書いている記事が必ずあります。そうしたとき、次の記事を読む際には、どんな内容で誰がどうやっているのか?を探して読むなど、1つの事象に対して違う観点から新しいことを探してみるという感じです。

それをやっていくと、高大連携の話の後には必ず入学者に対する高校時代の学び直しという頻出テーマが書かれていますし、それが終わると、次は入学後の学力担保はどうするのか?というテーマに移ります。関連する記事は、入試〜入学〜授業の受講〜就職〜卒業という大学の流れのなかで、どこかに必ず関わってきますから、この話は大学生活のどの部分に関連するのか?を知っていくのも重要です。

大学職員に転職失敗する人にありがちな落とし穴第1位は◯◯◯しちゃうから

大学職員転職において、失敗する人にありがちな落とし穴第1位は、志望動機を書くことをテンプレート化して、手当たり次第に大学を受けようとする人です。これは、とにかく数を打てば大学職員のどこかに引っかかるという発想の人にありがちなのですが、これをする人で決まった人を見たことがないです。なぜかというと、大学職員転職で最も大変なのは志望動機を書くことなのですが、志望動機というのは、設問での指定がない限り「大学職員への転職を志望する理由」は聞いていません。なぜ大学職員になりたいのか?を「志望動機を書け」という設問だけでは全く聞いていないのです。(それを聞きたい際には、学校事務職員を志望する理由を書けと明示されています。)

大学職員転職において、志望動機を書けというのは、「受験先である●●●大学の事務職員として働きたい理由を述べよ」と聞かれていることと同じ意味であり、その設問に答える為には、なぜその大学でないと駄目なのか?という観点で書き始める必要があります。

ただ、そのなぜその大学なのか?が非常に難しいこともあり、この部分を曖昧なままで受験を進めようとすると、「理念に共感したから」とか「母校だから」というような志望の理由になっていない内容を書かないと埋められない人が大量発生しているのです。

大学職員転職において一番のミソである志望動機を、コピペして様々な大学に応募できるようにテンプレート化してしまう人は、その大学でしかできないことを疎かにしている人が多く、骨組みをテンプレート化するのは良いのですが、なぜ大学職員になりたいのか?から聞かれていないのに書き出すようなやり方で省エネすると、むしろ逆に転職までの時間が掛かってしまいますから、志望動機を書くのはパワーが必要なことだと「諦めて」、そこにはガチで取組むのがオススメです。

学生時代の新卒就活との違いに注意しないと内定まで苦労しがち

これは、上記の志望動機との話にも関連しますが、大学職員転職を学生時代の新卒就活と同じように考えている人も、内定までかなり苦労される印象です。これは、学生時代の就活がガクチカ偏重であり、志望動機よりもガクチカで自分の能力PRしていけば、総合商社などの超一流企業は除き、東証プライム企業ぐらいは簡単に内定してしまうことに起因しています。学生時代の就活において、内定先の製品やサービスまで比較して志望動機を練り上げた人はやはり少なく、結局学歴とガクチカで内定が出るような就活の構図となってしまっていることは仕方ありませんが、大学職員転職は同じようにはいかないという事を理解しておくだけでも、自己PR偏重の罠に掛からなくて済みます。

自己PR偏重の罠に掛かったひとのESというのは、その大学の志望動機を聞かれているのに、自分の能力PRから大学ではこんなことができる→だから大学職員としてこう働きたいという書き方になっていることが多く、その大学でしかできないことはなにか?(例えば、受験先の特徴的な産官学連携は何で事務職員はその連携にどのように関わってどんな社会実装をするのか?という大きなテーマ)という部分を深めれておらず、書類が全く通らないという状況になってしまいます。ただでさえ倍率が高い大学職員の選考において、圧倒的高学歴もしくは圧倒的な前職のネームバリューが無い場合、大学受験と違って自分の書類落ち順位を教えてくれる訳ではないので、ESが的外れに薄い場合、なかなか自分が内定するまでの順番が回ってこないとなりがちです。そのため、まずはESを見直し、その大学でないと駄目な理由が書けていない場合、自分の内定までかなり道のりが遠いと判断し、書く方向性を大学毎に特化した内容へと書くのに舵を切る思い切りも重要になります。

大学職員転職の相談ができるLINE@のリンク

実際に志望動機では何を書いたらいいのか?自分自身の能力は大学のどんな場面で活かせるのか?それについての相談はLINE@で随時承っています。志望動機の方向性を相談することも可能なので、活用してみてください。

(相談内容は他人には見えず、相談者と私自身の1対1です)

https://lin.ee/DUsDo9T


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