大学職員の劣化コピーとパイオニア

社会人になって、早○年経ちました。いつのまにか若手から中堅、そしてその先あたりに今はいるかと思います。

仕事は30歳を過ぎてからが面白いと言う事もありますが、確かにその通りで30代になってからの方が色んな事はありますが、充実した日々です。

またこれまでの社会人生活を振り返っても、毎日あるいは毎年同じルーチン業務ではなく、刺激的な日々を過ごしてきました。

ただ今まで、順調ではなく、そして平坦な道のりでもなく、山もあれば谷もあるわけでして、自分にとっての谷はおそらく20代後半ぐらいでした。

20代の袋小路感

何故、今の部署にいるのか、役割は何かが曖昧であり、将来への漠然とした不安感と焦燥感を一番感じていた時代です。

周りには仕事が出来る人、何かしらの専門性を持ち、強みを持つ人たちがおり「自分は何が出来るのか、何の強みがあるのか」と悶々としていました。

そういう時は、引きこもってウジウジしていても何も解決せず、何でもいいから足掻かないといけないとは思っています。何か、本を読むでもいいし、仕事とは関係なくプライベートを充実させてもいいのです。

自分が当時選んだのは、仕事に関連した勉強をすることとアウトプットをきちんとする事でした。そして学内で誰にまかせようかと検討しているプロジェクトに手をあげることもありました。

劣化コピーになるということ

当時、考えていた事は周りの仕事の出来る人を参考にしても、その人そのものにはなれないし、その人を目標として目指していたとしてもその人の模造か劣化コピーにしかならないという事です。

劣化コピーになってもいいという考えもあるでしょうが、専任の大学職員は事務作業やルーチン作業ではなく、企画・調整・交渉・申請といった業務が増え、その為には経験だけではなく知識、情報収集といった事も必要です。

今後を生き残っていくには劣化コピーではなく、ある意味、学内でパイオニアとなったほうがいいだろうと日々感じています。

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