ティファニーで朝食を(1961)
目にも楽しい映画的な魅力が詰まった
オシャレでコミカルなロマンティックコメディ
“銀幕の妖精”と呼ばれた清純派のオードリー・ヘップバーンが小悪魔的なヒロインを演じたロマンティックコメディです。
原作は実際に起こった殺人事件を題材にした『冷血』('66年)など、独創的な作品で異彩を放ったアメリカの作家、トルーマン・カポーティの中編小説。映画は原作とはまったく違うようですが、映画ならではの演出が見事にハマり、“映像の力ってすごい”と思わずうならされました。
まずは映画の冒頭