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#愛について語ること

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自分がいったい何について愛を感じているのか、きちんと言葉にしてみる。言葉にするために、愛の対象となるものを写真に残す。私が傾ける愛から、派生した様々なものや人とのつながりを考える。
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#思い出

故にわたしは真摯に愛を語る

 か細く浮かぶ月を何気なく眺めているときに、ふと夏目漱石が口にした「月が綺麗ですね」とい…

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#99 軒先で生と愛について語ること

 今、私は私のことがわからなくなってきている。  だから、こうして文字を書くことによって…

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#98 銀河鉄道の夜

 嵐のような静けさの最中で、私はひとり何かにせき立てられるかのようにゆらゆら揺れている。…

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#97 自由と孤独と愛の最中で

 わたしは大学の時に、英米文学を専攻していた。  今思うと、わたしの大学における花形? …

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#94 愛を、探しに行きます。

 急に身辺まわりがバタバタとしている。  わたしはもともと今の会社で、面接の時に海外との…

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#93 お金と愛について

 暑い日が連日続いて、ひたすらぐったりしている。でも、たぶん温度のせいだけではないことを…

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#92 愛国心について

 今日も相変わらず暑い日が続き、せっせせっせと目をかけてきたトマトの苗はコナジラミの猛攻を受けている。毎日ベランダに出ては、必死に葉の裏を見て、彼らが産み落とした何百という卵を潰して回っている。やはり生き物というのは一筋縄ではいかんなぁとぼやく日々である。 *  さて、今回は少し趣向を変えて、私たちが今住んでいる日本に対する愛国心について話をしていきたいと思う。  実のところ、私自身はこの日本という国に対してそれほど強い愛があるかというと、正直わからない。昔、それこそ大

#91 日曜の夜、愛に怯える

*  日曜の夜が怖い、と思うようになったのはいつからだろう。  わたしが今働いている会社…

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#90 愛は不確かだけど、確かに引き出しの奥にある

 夜が寝苦しい。クーラーをかけても、なぜか真夜中に起きてしまう。時間を確認しようとしてス…

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#89 生きがいを求めて愛を探している

 外へ一歩でも出ようものなら、沸々と瞬間湯沸かし器のように汗が滲み出る。ただ、ひたすら暑…

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#1 本についての愛を語る

 先日愛に関して自分の中で再定義しようと思い、ソロプロジェクトを立ち上げた。で、初回は何…

#2 写真についての愛を語る

 唐突に今、自分が誰かといる瞬間をファインダーに収めたいなと思う。自分が見た、心揺さぶら…

#5 スパイスについての愛を語る

 先日の「#4 カレーについての愛を語る」の続編。  確か先々週くらいのことだっただろうか…

#6 救済に連なる愛を語る

 時々、グッと見えないものから無言の圧力を感じることがある。何に対してわたしは恐怖を感じているのかもわからない。頬を撫でる春の風は、なぜか刺すような寒さを伴っている。  人は結局、他者との関係性の中で自分が生きるべき道を見つけるものなのかもしれない。それがたとえどんな形であるにせよ、自分としての確立された姿を保つために、相手の心に触れること。  前へ進む道を断たれた時。悪いことだと分かっていても、楽な生き方に誘われそうな時。生きることに価値を見出せなくなりそうな時。深い暗