目的とは無関係な雑念がゴールを阻む
NHK「王者・井上尚弥の10ラウンド(再)」において、井上選手の言葉に感銘を受けた。
(井上選手が語った内容)
・ボクシングを始めてからこれまで、相手を倒す、打ち負かすなど考えた
ことは一度もない
・自分がやっているのは、ボクシングというスポーツであり、ゲームであ
る
・ゲームをクリアするには、パズルを完成させる必要があり、最後の 1ピー
スが「カチッと」はまったときに、クリア(相手をKO)できるイメージ
因みに、タパレス選手との試合はKO勝ちしたものの、自分のイメージしたピースが1個もはまる場面がなかったと語っていた。
ビジネスに置き換えると、
・他者の成功事例を調査、分析し、活かせる方策を見つけ出す
・自らの強みや特性に気づき、馴染む(フィットする)型を見つける
・独自性のある設計図(勝ちパターン)を構築し、実践できる持論(理論)
を構築する
また、目標に辿り着くために必要なピース(事実、要因)の積み上げ、加えて、ギャップを埋めることが重要であり、競合や他者との比較は価値観そのものが異なるため、無意味なことを再認識する。
一方で、実践するのは容易なことではなく、身を置く環境(人間関係、与えられた条件)、感情(雑念など)により、本来向き合うべき課題がぼやけてくる課題を乗り越えなければならない。そのためには、基本(基礎)が重要になってくる。(続く)
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