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【フロッキン狭小壁】設計マニュアル

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「フロッキン狭小壁」の設計に関する記事を集めました。 採用事例はこちらのマガジンから!https://note.com/daidohant_8700/m/m0c530829020b
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#在来工法

22.柱材の積層方向とスリット方向、FHD金物設置方向-「フロッキン狭小壁」

柱材のラミナ積層方向とスリット方向、FHD金物の設置方向についてご説明致します。 ラミナ積層方向・スリット方向・FHD-50の羽根方向は施工ミスが起こりやすいため、ご注意いただきたいポイントです。 フロッキン狭小壁は、面材張り方向と柱材のラミナ積層方向、柱の柱頭柱脚のスリット方向が同方向になります。専用柱脚金物のFHD-50の羽根方向も同方向です。 下の図をご確認いただくと分かりやすいと思います。 なお、直交梁勝ち納まりの柱頭部のみ、右端の図の様に専用柱頭金物のスリット

4.在来軸組工法への組み込み-「フロッキン狭小壁」

フロッキン狭小壁は、一般的な在来軸組工法に組み込む事が可能です。 フロッキン狭小壁の柱の柱頭・柱脚金物は専用の金物を使用します。  更に、フロッキン狭小壁内に上部梁仕口が来る場合は、その梁仕口にはフロッキン金物構法の梁受け金物を使って頂く必要があります。                        それ以外の仕口については在来仕口で評価上問題ありませんので、一般的な耐力壁に近い感覚で在来軸組構法に採用して頂けます。 もちろん建物全体の仕口にフロッキン金物構法の金物を使っ

9.【採用事例】銀座の狭小店舗-「フロッキン狭小壁」

小スペースに大空間を実現する「フロッキン狭小壁」が、都心の商業施設にも採用されました。 採用されたのは、日本でも有数の繁華街の一角、銀座7丁目に立つ、4つの飲食店舗が入る商業施設「GINZASTEPS」。 平面計画は、小さな4人掛けカウンターのある店舗がスキップしながら連続し、各店舗がつながりあう、らせん状のワンルーム形式です。 敷地は、幅の狭い裏路地に面した約30m2程度の狭小地で、その条件から様々な制約が架せられた為、木造2階建てという構造形式を採用。木造の在来工法

10.納まりパターンと耐力-「フロッキン狭小壁」

フロッキン狭小壁は、納まりの種別、柱の長さによって許容せん断耐力が変わってくる壁で、三種類の納まりパターンがあります。 ①中柱型標準納まり 上部梁がフロッキン狭小壁上部を横断通過している納まりパターンです。 ②隅柱型標準納まり 上部梁の端部がフロッキン狭小壁の柱直上にあり出隅形状になっているパターンです。 ③隅柱型直交梁勝ち納まり、又は通し柱納まり 出隅型直交梁勝ち納まりは、出隅型標準納まりをベースにフロッキン狭小壁柱直上の直交梁が勝って、フロッキン狭小壁直上の梁が負