24/02/17 ダイヤモンドs/京都牝馬s

東京と京都は開催最終週。気持ちいい的中で締めたい。

東京の芝は開催を通じてパワー寄りの馬場。キレ味のある馬には厳しい開催になっている。先週はイン前が粘り込み辛くなってきていたが、差し追い込みが決まりまくる馬場ではない。狙いは変わらず、穴はパワーあるイン前の馬。
ダートは持続力馬場が継続すると思われる。フェブラリーsで狙う馬が変わってくるので、好走する馬の傾向には敏感になっておきたい。

京都の芝はDコース代わり。コース代わりとはいえ直線で走るコースはラチから相当離れた位置で変わらず、その位置に出しやすくなる。コース代わりでは前が来ると思われがちだが、今回は外差しが台頭すると予想する。

小倉は内が荒れてきて博打要素が大きく手を出しづらい。ただ、クッション値が小倉にしては高く、馬場が少し早くなっている可能性があることに注意したい。

前置きが長くなったが、基本的に予想しやすい東京で稼ぐ。


東京8
◎ 2 マルチャン
◯ 5 オクタヴィアヌス

素直に内枠から力の足りるマルチャンを本命に。前走はこのクラスのなかでレベルの高いメンツと戦って4着と健闘。それもイン有利の馬場で外を回してのものであり、3着のアヴニールドブリエとはコース取りの差。あれだけやれれば現級上位。

対抗は素直にオクタヴィアヌス。基礎スピード・ギアチェンジともに申し分なく、状態さえまともなら馬券内は硬い。

メンバー構成的にスロー瞬発戦が想定され、持続質が得意な7枠の2頭は軽視。


東京9
◎1 キャントウェイト
◯ 9 マーシャルポイント
▲ 4, 7, 10

好メンバーが揃ったなかで妙味のありそうなキャントウェイトから買いたい。
2走前の中山では大外を回す形。コーナリングは得意ではなさそうで、ラップの早い区間でコーナーを回るのは難しそうだった。そのなか勝馬のシリウスコルトと0.3秒差は評価を下げる内容ではない。シリウスコルトはホープフルsで6着に入れる馬であり、その馬に得意ではないレース質で2馬身差に詰めたのはむしろ評価。東京代わり、良馬場代わりでの一変に期待。

相手はマーシャルポイント。新馬戦は不利がなければ差していたかもと思わせる内容。前走も直線に入り外に出してから軽く追うだけで悠々と突き抜け、ポテンシャルの高さを示した。2, 3着馬が後のレースでワンツーフィニッシュを決めているように、レースレベルも悪いものではない。外枠は不安だが馬自身の自力を信じる。

キレで勝負したいアドマイヤベルを嫌って、距離伸びて良さそうなニシノティアモ、前走力を見せたブライトマン、3走前の未勝利戦が凄まじいアバンデルを紐に。


東京10
◎ 8 クールミラボー
◯ 5 ラヴォラーレ

脳死で持続力。クールミラボーはまともなら。ラヴォラーレも打点は足りる。


東京11
◎ 9 テーオーロイヤル
◯ 1 ワンダフルタウン

実績上位、不安要素の少ないテーオーロイヤルを本命に。
前走ステイヤーズsは完全に仕掛け遅れ。3000m走った後に上がり3ハロン33.9というのが全て。陣営も怒ってステイヤーズs→有馬記念の鬼ローテを敢行しようとしたレベル。トップハンデだが、これまでの実績を考えれば妥当。菱田騎手に戻り、2021~2022年の夢の続きを見せてほしい。

対抗はワンダフルタウン。後半の持続力勝負ではまだ戦える下地はある。距離が伸びて極端な決め手比べにならなければ、このメンツでは足りて良い。

持続力勝負になればサリエラではとなるが、距離持つかわからない&仕掛け遅れたら差しきれない可能性を考えるとこの人気で買えない。
ワープスピードはきて良いが、東京では決め手にかけるので素直には買いたくない。
ハーツイストワールはキレで勝負したい馬。馬場が合わない。


京都11
◎ 13 メイケイエール
◯ 15 ソーダズリング
▲ 11 モズゴールドバレル

ペースはミドル~ハイを予想。とすると長く脚を使えることが必要。今の馬場は時計が出るので、基礎スピードは重視。
本命はメイケイエール。スプリンターズsが優秀。イン有利のなか外外を回る厳しい競馬ながら0.4秒差の5着は好内容。ママコチャやナムラクレアとは機動力の分で無理をしたことから差がついたが、今回は一定のペースで走るだけ。ペースが流れそうなことから折り合いの不安も少ない。実績を考えればここで無様な姿は見せられない。

ソーダズリングは足がそこまで長くない分、京都外回りはベストコース。ある程度グリップできる馬場のほうがいいが、馬場の良いところを走れる枠に入れたのはプラス。鞍上も今の馬場では信頼のおける騎手。ただ売れ過ぎではある。

3番手は基礎スピード&パワーといえばのモズゴールドバレル。馬場はぴったりだと思うが、団野騎手&いきなりの重賞なのにこの人気なので強気には買いたくない。7, 8番人気で本命予定だったが仕方ない。ただこの3頭以外に買いたい馬がいないため、印は回さざるを得ない。

ナムラクレアはギアチェンジの馬だと思っているので、短距離の外回りは合わない。


小倉8
◎ 9 ディープグラビティ
◯ 4 ヴェルテンベルク

小回りの持続力では打点のあるディープグラビティから。鷲頭騎手が素直に回ってこれればこのメンツでは上位。

ヴェルテンベルクは小回り1800が合うとは思えないが、戦ってきた相手を考えると流石に実力上位。仕掛けさえ遅れなければ馬券は外さない。


小倉10
◎ 15 ジューンレインボー
◯ 8 ジェンヌ

ここはホームラン狙いの2頭。
ジューンレインボーは距離を伸ばしてようやく本来の力を示せるようになった。道中息が入る展開になれば強く、今回はそれが叶いそうなメンバー。今の小倉は時計が出そうなのも追い風。気持ちよく逃げ切りを期待。

ジェンヌもスローのロンスパ戦なら見直せる。近走成績でここまで嫌われるなら。

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