24/02/10 クイーンC

週初めの雪の影響がどこまであるか不透明な東京競馬場。先週までは芝コースはパワー優位の馬場であったが、水分を含んだことでどのようになるか注視したい。ダートは水分量が多い中、木曜日に凍結防止剤を散布。今週は差し・追い込みが台頭すると予想される。先週土曜までの機動力タイプよりは府中らしく持続力のある馬を中心に馬券を組みたい。

京都はあまり変わらず。ただ、荒れている芝状態であり、クッション値も下がっていく中、馬場のスピードがあまり遅くないことは頭に入れておきたい(シルクロードSの時から思っていたが先週は忘れていた)。

小倉はBコース代わりだが、外を回す馬の方が有利なのは変わらないのでは。ダートは水分を含んでおり、スピードのある先行馬がそのまま押し切る形が多いと予想。


東京8
◎ 3 オーラビルス
◯ 12 ロードブライト
▲ 7 ユイノマチブセ

このメンバーでは持続力一枚上手のオーラビルスを素直に本命に。内枠でポジション取りに不安はあるが、差し追い込み前提なので問題ない。

相手はロードブライト。前走は積極的に運び伸び脚を欠いてしまったが、3走前の中山では外ぶんまわしの0.3秒差、4走前はホワイトクロウと一緒に伸びてきて0.4秒差の4着と脚を貯めたときの持続力はメンバー上位。馬場が早かったら厳しいが、枠もよくオッズもつくのでここは狙いたい。

持続差し展開では無難に走るユイノマチブセは無難に買っておきたい。

連系でだいぶオッズがつくのでワイド馬連で手堅く増やしたい。


東京9
◎ 1 マッハモンルード
◯ 2 エクランドール
▲ 4 メイテソーロ
△ 11 モネータドーロ

何もなければマッハモンルードのドスロー逃げが叶いそう。馬場の速さは4走前に好走したときとほぼ同じ水準で、今回もハンデを活かした逃げ込みを期待。

マッハモンルードが粘り込むタイプではないので対抗も自分でしっかりと脚を使える馬を選ぶ。ルメールが空いているのに乗っていないことは不安だが、エクランドールを対抗に据える。道中息を入れることができれば鋭い上がりを使える本馬。今回まくる可能性がある馬としてダノンターキッシュがいるが、鞍上のキング騎手は先行意識は強いが馬を折り合わすことに重点を置いており、わざわざまくることはしてこないはず。
休み明けや鞍上不安など様々不安点はあるが、ハンデを考慮しても舐められすぎ。引退前に輝いている姿をもう一度見せてもらいたい。

メイテソーロは青葉賞を見てもわかる通り、素直に能力上位。アームブランシュよりも2キロ軽い斤量も魅力的。

2,3走前に能力を見せているにも関わらず、相変わらず人気しないモネータドーロも紐に入れておきたい。ピーヒュレク騎手込みでトップハンデなのは間違い無いが、10番人気は流石に不当。


東京11
◎ 1 サクセスカラー
◯ 12 テリオスサラ
▲ 13 クイーンズウォーク
△ 3 アルセナール

人気の取捨含め非常に難解なレース。馬場状態の良さから1分33秒前半での決着を想定。時計対応をベースに、位置取り、決め手から予想を組み立てていきたい。

本命は悩んだ末にサクセスカラーに。前走新馬戦は時計の出る馬場のラチ沿いを回ってくる経済的な競馬ぶりではあったが、余力を残して突き抜け、1.33.9は充分に評価に値する内容。終いまで脚色が衰えることなく、東京代わりでも大丈夫そう。頭の沈み込みが強く最高速度に難はあるが、スタートもすんなり出て行き足もつくので、間違いなくいいポジションにつけれるのは安心ポイント。中山よりも時計の出る東京代わりで素直に回ってこれれば馬券は外さないか。

対抗はテリオスサラ。赤松賞の2着を素直に評価。勝馬のステレンボッシュはハイレベル阪神JFで2着。3着だったオメガウインクも記事で本命にしたが、春菜賞で勝利とレベル、内容共に高いレースであった。前走は大出遅れが響いたものの、0.4秒差まで追い込む脚力を見せており、評価を下げる内容ではなかった。ただ決め手には欠ける点や、時計対応、鞍上の戸崎騎手が謎に控えて3列目になる可能性を考慮すると本命には推しづらい。

3番手は陣営の気合いも加味してクイーンズウォーク。新馬戦は明らかに勝った逃げ馬に展開が向いてのもので、この馬自身の限界の脚は使っているので度外視。前走もしっかり緩んでラストは加速ラップになる逃げ馬に有利な展開の中、少し促すだけで悠々と突き抜けた。馬格のあるキズナ産駒なので今のパワー寄りの馬場も歓迎。時計対応や、インチー馬場だった場合の外を回ることへの不安はあるが、今年の中内田厩舎の3歳馬にクラシック路線に進めそうな馬が見当たらず、陣営の期待は大きいはず。

最後に保険でアルセナール。新馬戦は残り200を切ってからようやくエンジンが入り、最後はあっさりと差し切り。時計面や反応の鈍さは疑問も、最後だけ見るとやはり爆発力は感じざるを得ない。もっとペースが上がり流れに乗せるとそのまま突き抜ける可能性も加味し、紐には入れておく。

消す人気馬2頭について。
サフィラは基礎スピード不足で軽視。前走阪神JFは進路どりの差があったとはいえ上位3頭とはかなり離されての敗戦。3着のコラソンビートとそこまで進路に大きな差があったとは思えず、負けすぎ感は否めない。アルテミスSでは4コーナーから進出していく形で直線ではチェルヴィニアに完全にキレ負け。楽に加速ラップが刻まれていることからチェルヴィニアはまだ相当余力が残されていることは想像に難くなく、サフィラの末脚の限界を感じる内容。兄弟を見ても持続力よりであると考えられ、その中で基礎スピード不足は致命的。インをうまく立ち回って来ないこともないが、連系はサフィラからしっかり売れていることを考えると馬券的には嫌いたい。

ルージュスエルテはオッズにも現れているがピンパー。逃げずに馬群に入ることになれば、新馬戦のようにガイガイし、能力を発揮できない可能性が高い。国枝調教師は逃げたく無いといったようなコメントを出しており、教育レースになる可能性が高い。仮に逃げれたとしても前走のようなペースになることはあり得ず、そうなった時に1600m持つかは疑問。枠は外を引けたので控えて馬群にもまれないようにすることもできるが、その場合にこのメンツを外からなぎ倒すだけの脚力があるとも思えず。特に買う理由もないので消し。

馬券はサクセスカラーから12, 13にワイド馬連で合成6, 7倍くらいを想定。
この4頭決着だと考えているので、3連複Box4点も抑えておく。



京都9
◎ 6 ナムラフッカー
◯ 8 ポエットリー



京都11
◎ 7 エンペザー
◯ 17 アナゴサン
▲ 1 ワールドウインズ
△ 16 アサヒ

Boxで


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