PAWABACS & eドラフト旅 激闘編

こちらの記事の続きです。

スンスケさんの挨拶により一礼した両チームは攻撃と守備にわかれた。

チームメイト達が守備位置へと駆けていく中、
DHの僕は3塁側ベンチへと全速力で駆けて行った。

こちらのチーム(ミラクルズ)の先発は角頭歩(かくとうふ)さん。
技巧派の右投げだ。

一方相手チーム(PW☆モンスターズ)は快速左腕のひらD。
投球練習を見て皆諦めた。


4回表、2点ビハインドの場面で、マウンドにはイッキーさんが上がった。直前までマスクを被っていたイッキーさんのスタミナは、
投球練習をした時点で底を尽きていた。

1失点こそしたものの、根性〇で抑えたイッキーさんに応えようと、
4回裏を迎えた。

ここまで初回の角頭歩さんの四球でしか出塁のなかったミラクルズは、
打順よく1番打者である、その角頭歩さんからの攻撃となった。


​相手チームのマウンドには「兄 弟」と書かれたユニフォームを着た
めし原さんがマウンドに上がっていた。

なんと、ノーアウトで満塁のチャンスを作ったミラクルズは、
4番のS(エース)さんを迎える。

第1打席にアウトになりながらも外野まで飛ばしていたエースさんに
チームメイトの期待がかかる・・・。

次の打者の私は「なんとか1点を・・・。」と思っていたその時!!

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金属音が鳴り響いた。

グングンノビテイクー打球は、外野手の頭を超え右中間を転々とする!!

なんと走者一掃となるタイムリー3ベースに!
ありがとう・・・!ありがとう・・・!

ここから相手ピッチャーが拳王さんに。

投球練習中、味方ベンチにとあるポーズを見せた所、
監督に「ご自由にどうぞ!」と言われたので必殺技をやる事に。
初球を平然と見送った私は、2球目についに秘儀を繰り出した。





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これがァ・・・俺の必殺技だァ・・・!(これしかできない)

その後も打線がつながり、結果6-3で勝利した!!!
このバント、終わってみれば実は決勝点だったのである。

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実は、草野球をやる事、多くのパワプラーに会うこと初めてで、
正直不安な気持ちも少なからずあった。

しかし、その不安な気持ちは楽しさへと変わっていった。

これは皆とパワプロという共通の繋がりがあったからなのか?
それだけでは無かったように思う。

それは、パワプラーの「来るもの拒まず」という気持ちだと思う。
(※心を寄せて近づいて来る者は、どんな者でも受け入れるという意。)

パワプロがesportsとしての顔を持つようになって以降、
様々な大会や、オフライン交流が増えた。
そうなると、初めて交流の場に来る人達が増えてくる。

そうした中で、初めてそのような場に行ったときに、
優しく一言声をかけてもらえるだけで、一気に親近感が湧き、
「また来てみたい」「この楽しさをもっと知ってほしい」
思えるのだと思う。

実際に、今回初めて会う方も多かったが、試合外では皆優しく、
和気藹々としていてとても溶け込みやすかった。
こういった事が、人から人へと繋がり続けていっているからこそ、
交流の場は続き、少しずつ競技人口が増えていっているのだと思う。

だからこそ、今回草野球をできる人数が集まれたのだ。

皆さんの優しさを感じ、よりパワプロというコンテンツに魅力を感じた。

今度は自分が、その魅力を伝え広げていく番だ!!!

                          

                       eドラフト編につづく




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